陽のあたる場所2

こたろ

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激震のキバ

激震のキバ13

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「そうよね?ww

北海道の彼は私も一度会ってるし、私も気になっていたわ(笑)

2人ともお似合いだったのに、彼とはどうしちゃったのかしら?」


それから私は今の状況を話し、病状を占ってもらった…。


「そうねぇ…。彼をこのまま放っておくと、確かに
危険かもしれないわね…。

しかも彼はね、喉だけじゃなくて…胃も悪そうだし、腰も悪そうよ?」


「ホントですかっ!?

でも…確かにそうかもしれません…。腰は前から痛いと話してましたし…

いつも無茶ばかりするので、多分カラダはボロボロだと思います……。」


「元々カラダが強い方じゃないみたいだしねぇ…。」


「そうなんですよっ!だから心配なんです。


…そもそも、今どこで何してるのか……。」


それから、占い師さんはまた無言でタロットカードを混ぜてからめくりだした…。


「どうもね、今逃げてるのは彼の方じゃなくて、前の会社の社長さんの方みたいよ?(笑)」


「…え?どうゆう事ですか!?」


「彼はね、どうもその前の会社の社長さんとまた一緒に会社を経営しましょうと持ちかけているようなのよね?」


「…え?本当ですか!?それならそれで良かったです。

元々お世話になってきた人だし、恩もあるでしょうし!」


「そうね(笑)彼は"情で生きている"人だものね(笑)

だけどこの社長さん、お金も無ければ人望もないわ…。

そうゆう意味でもこの人だけじゃ会社は持たないし彼が必要だとは思うんだけど……

逃げてしまってるのは、どうもプライドがあるのかしらね…?」


「え、じゃあ彼の元奥さんは今どうしてるんですかね!?」


「彼の元奥さんと社長さんはとっくに関係は終わってるわね(笑)

でもまだ元奥さんは会社にいるみたいよ?ww

どうもそこの専務らしき男性とデキてるみたい(笑)」


「…ぇえ!?専務って、彼の後釜になった人ってことですよね!?

そうなるとその専務と元奥さんに会社乗っ取られちゃうんじゃ…っ!?」



「それは大丈夫よ(笑)

その専務、別に会社を自分で立ち上げるみたいよ?」


「良かったぁ……。それにしても、社長の次は専務って…w 元奥さんも凄い人ですね(笑)」



「そうね(笑)

どうもねぇ、この専務も元奥さんも元々付き合ってたみたいでね……


そもそも…その為(専務になって、それを踏み台に経営者になる為)に彼女(篤史の元奥さん)を社長に近づかせたようなのよね(笑)」
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