陽のあたる場所２

永遠の白線

永遠の白線20

私は迷っていた…。


浩志さんに篤史……


更には新たに"一也さん"……。



３人もの男性を天秤に掛ける私は、世間一般的に言えば"魔性の女"だろうかーーー？



だけど……


"9月までには自然と結論が出ますよ"



それなら…一也さんとこのまま付き合うのも悪くないかもしれないーー。



何事も、人生経験。

それは一也さん自身にとってもそうだろうし……。



「で、フクちゃん

占いで相談したっていう、その男性とはその後も会ったりしてるの？」



2018年6月26日ーーー


私は昔の職場の先輩"町田さん"（旧作『新宿アゲハ』参照）と飲みに行ったーー。


町田さんとは割と家も近いこともあって、最近ちょくちょく飲みに行く関係だったから

篤史の話もよくしていたし、心配もしてくれていたからーーー


「はい♪会ってはいますよ！

でもちゃんと事情も話して、その上でまだ正式にはお付き合いはできないと言ってはあります。」


「ま、その上で会ってるなら別にいいんじゃない？

その彼は今いくつなの？」



「44歳ですよ♪

今年45になるから私の8歳年上です♪」


「8個上かぁ……

またずいぶんと年上いったよね？w

フクちゃんも年上好きだねぇ？ww」



「まぁ、自然と自分より人生経験豊富な年上に惹かれるんですかね（笑）」


「ま、フクちゃんも大分変わった人生だしw

北海道の彼との付き合いなんかも聞いてたら、まるでドラマや映画みたいな経験だしww

ある意味人より人生経験豊富だもんね（笑）


だからそうゆう年上に惹かれるのも分からなくもないよ♪」