陽のあたる場所２

永遠の白線

永遠の白線2

なんで……っ？

私は篤史と幸せになりたいんだよっ！？


別に婚活パーティーでお酒なんて呑んでないしっ！！


篤史とこの先一緒に居れるなら、お酒なんて呑まなくても大丈夫だからっ！！！


お願いだからっ！もう何処にも行かないでよっ！？


せっかく会えたのにサヨナラなんて嫌だよっっ！！？？



「俺、もうそろそろ行かなきゃ……（笑）」


何処へ…！？


北海道の病院に帰るの！？



私を置いて帰るのっ！？



「はは…w

どした……？


幸子は何も言ってくれないんだな……？


もうとっくに俺に愛想尽かしたか……？（笑）



悪りぃな…。

お前の事散々待たせて、酒呑み過ぎて…終いにゃ末期ガンだなんて……



俺が全て悪いのさ……。」



違うっ！！


篤史が悪いだなんて思っていないよっ！？


篤史の事待たずに婚活パーティーなんて行った私も悪いっ！！


篤史に愛想尽かしたわけじゃないよっ！？



篤史っ！？


篤史っ！！？？



篤史にちゃんと気持ちを伝えたいのにっ！！



……なんで…？


なんで？私の方が喋れないのっ！！？？



「でも幸子……

お前が俺のことどう思っていようが、俺はお前を一番愛してるから…。」



篤史！？お願いだから聞いてっ！？

私も篤史を一番愛してるよっ！！！



篤史にちゃんと伝えたいのにっ！！

なんで…？

なんで私、喋れないの……？





もしかして……


ビョーキなのは篤史じゃなくて私の方……っ？




「もう時間さ……。


幸子、元気でな……。」




嫌だっ！！！


行かないでよっ！？


お願いだからもう独りにしないでよっ！！？？



篤史っ……


お願いだからずっと側にいさせてよっ！！？？



お願いだから……………っ








「ゴホッっ！！


ゴ…っゴホッっゴホッっっ…ゴホっゴホっっ…っ！！！」