陽のあたる場所２

勇者の逆襲

勇者の逆襲13

「それは分かってますw だから東京戻って再び生活をしてみたら、冷静になって…

『やっぱこの人と再婚はないな（笑）』って……（笑）」


「そうですよ！？

桜庭さんも以前言ってたじゃないですか！？

例えば、旦那さんが痩せただとか『何か結果や変化がでない限り戻る気はない』って！

私もそう思いますし、今また元旦那さんと戻っても同じことの繰り返しですよっ！？」


「アハハっw 分かってますってww

だからこそ、それなのに一緒に住んでいることが申し訳ないんですけど…

その代わり料理も家事もやっているし、食費も負担しているし

私がいることで損はさせていないのでなんとか割り切ってます（笑）」


「ならいいじゃないですか！w

割り切って居させてもらった方がいいですよ♪

でも凄く不思議だったんですけど……

元旦那さんとそれだけ普通に仲良くしていて、本当に夜の方はずっと"レス"なんですか！？」


「そうですよ（笑）本当にレスですね！

でも今回東京に戻ってきて、私も元夫に会ったらホッとして…

帰ってきたその夜は、元夫とそうゆう雰囲気になってベッドで抱き合ってしまったんですけど…w

 結局ヤリませんでしたけどね（笑）」


「…え？なんでですか！？」


「私もその時はヤってもいいかも…って思って『ゴムつけてくださいっ！』って言ったら

『さっちゃんとやるならゴムはつけへんっ！生でしかせぇへんっ！』とか言われて…w

元夫はもし私が妊娠したら絶対に産むって性格も分かっているし

そしたら私が自分の元から離れないだろうとでも思ってるんでしょうね…（笑）」


「え？そうゆうことなんですか！？（笑）」


「はいw 元夫も今回がラストチャンスだと思ってるでしょうし、向こうも向こうである意味心理戦というか…必死なワケですよ（笑）

だけど元々経済的にやっていけないから離婚を考えたのに元夫は『子供が出来たら出来たでなんとかなる！』って楽観的な考えなんでやっぱり無理だなと（笑）」


「そりゃそうですよね！？w でも桜庭さん、よくその時冷静になって断れましたね！？」


「この状況で子供出来たら自分の方が苦労するの分かってますし、子供が可哀想ですから…。


でも……

元夫に『さっちゃん、もう何処にも行かんといてっ！！』って言いながら抱きつかれた瞬間…

なんとも言えない気分になって、言葉を返すことさえできませんでしたよ……。」