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勇者の逆襲
勇者の逆襲2
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あれから篤史に代わって、今度は黒田さんとほぼ毎日、頻繁にメールするようになっていた(笑)
篤史のお義父さんが亡くなった翌日の夜、私はすぐに飛行機を予約した。
それから黒田さんに連絡すると……
『幸子さん、東京に戻ったとしても、専務を憎まないで下さい!
専務も苦渋の判断だと思います!』
『憎んだりしませんよ!私も専務の状況ならどうにもならないですから(>_<)
ただただ今は専務が可哀想でしょうがないです(ノ_<)』
篤史は去年親友を亡くし、今は社長と元奥さんに追い込まれ、社長から部下を必死に守り
更には弟には責められ、更には恩師の死……
極め付けには会社の会長だった義理の父親の死………。
こんな不幸が続いたら、普通なら黒田さんの言うように自殺レベルだ……。
私は支えたくても連絡も取れないし、篤史は長男だから葬儀で忙しいのが目に見えているし…
どう考えてももうしばらくは会えないだろう……。
私は孤独に耐えられる自信もなかったし、札幌で働らくお給料を考えても、
あのままでは自分が精神的に持ちそうにないと即座に判断し、東京へ戻ることにしたーー。
『専務はわざと、何人から、会長の死に連絡来ると思って、スマホを忘れたと思わさせていたのかもしれません!
迷惑かけたくないと思って。嘘までついて!』
篤史はスマホを2つ持っているから、もう1つのスマホで本当は黒田さんにも、私にも連絡が取れるのかもしれないけど……
『そうかもしれませんね!(>_<)
更には社長を欺くためにもわざと忘れてきたのかもしれません!』
社長は黒田さんと私が繋がっていることを知っているからこそ、篤史は敢えて私たちと連絡を避けている可能性も大だ…。
黒田さんは決して専務を裏切るような性格ではないけれど、念には念を…この状況下だからこそミスはできない!
『あり得ますね!
多分、恩師の通夜の話、既に会長の死が分かっていたから、話したのかもしれません!』
黒田さんのメールを読む限り、恩師の死は嘘だった可能性もあるけれど…
お義父さんが亡くなったのは紛れもない事実だーーー。
だけど、こんな時に不謹慎だけど私は心の中で密かに期待をしていた……
あれだけ人情深い篤史だ……
きっと遺言書に書いてある会長の意思を継ぎ、アクションを起こす筈だ……
"ピンチこそチャンス"
篤史なら、きっと逆境を乗り越えてくれるだろうーーー。
篤史のお義父さんが亡くなった翌日の夜、私はすぐに飛行機を予約した。
それから黒田さんに連絡すると……
『幸子さん、東京に戻ったとしても、専務を憎まないで下さい!
専務も苦渋の判断だと思います!』
『憎んだりしませんよ!私も専務の状況ならどうにもならないですから(>_<)
ただただ今は専務が可哀想でしょうがないです(ノ_<)』
篤史は去年親友を亡くし、今は社長と元奥さんに追い込まれ、社長から部下を必死に守り
更には弟には責められ、更には恩師の死……
極め付けには会社の会長だった義理の父親の死………。
こんな不幸が続いたら、普通なら黒田さんの言うように自殺レベルだ……。
私は支えたくても連絡も取れないし、篤史は長男だから葬儀で忙しいのが目に見えているし…
どう考えてももうしばらくは会えないだろう……。
私は孤独に耐えられる自信もなかったし、札幌で働らくお給料を考えても、
あのままでは自分が精神的に持ちそうにないと即座に判断し、東京へ戻ることにしたーー。
『専務はわざと、何人から、会長の死に連絡来ると思って、スマホを忘れたと思わさせていたのかもしれません!
迷惑かけたくないと思って。嘘までついて!』
篤史はスマホを2つ持っているから、もう1つのスマホで本当は黒田さんにも、私にも連絡が取れるのかもしれないけど……
『そうかもしれませんね!(>_<)
更には社長を欺くためにもわざと忘れてきたのかもしれません!』
社長は黒田さんと私が繋がっていることを知っているからこそ、篤史は敢えて私たちと連絡を避けている可能性も大だ…。
黒田さんは決して専務を裏切るような性格ではないけれど、念には念を…この状況下だからこそミスはできない!
『あり得ますね!
多分、恩師の通夜の話、既に会長の死が分かっていたから、話したのかもしれません!』
黒田さんのメールを読む限り、恩師の死は嘘だった可能性もあるけれど…
お義父さんが亡くなったのは紛れもない事実だーーー。
だけど、こんな時に不謹慎だけど私は心の中で密かに期待をしていた……
あれだけ人情深い篤史だ……
きっと遺言書に書いてある会長の意思を継ぎ、アクションを起こす筈だ……
"ピンチこそチャンス"
篤史なら、きっと逆境を乗り越えてくれるだろうーーー。
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