473 / 771
魔女の条件
魔女の条件30
しおりを挟む
「…っ!
…………そりゃそうだよね…?
とりあえず今日はもうゆっくり休んで……。」
篤史は今、喉頭癌のせいで完全に戦意を喪失している……。
普段の強気な篤史とは別人だ……。
喉頭癌……
初期の初期とはいえ血を吐くだなんて、本当に大丈夫なのだろうか……?
それから3日後、私はまた篤史とお昼休憩に電話をしたーー
「篤史、電話しちゃっていいの?喉は大丈夫なの?」
「こんなのどうってことねぇ!大丈夫さ!
気にすんなっ!!
俺はお前の声聞いた方が元気でるからよっ!!」
「あははw 篤史ありがと♪
それにしても病院も入院とかじゃなくて通いで大丈夫なんだね!?」
「あぁ、そうさ!だから喉頭癌っつっても大したことねぇって!!
それより部下達の方が心配さ…。
俺の側近っつーか、俺の可愛がってる俺派の部下が7人いるんだけどよ…
7人ともボスに意地悪されて全員遠いトコにたった1人で出張させられたりして可哀想なんだわ…。
それも内容がとても1人じゃ出来ねぇような案件よ。」
「マジかぁ……。
社長も敢えて篤史派を狙って嫌がらせしてるのかな!?」
「それは間違いねぇっ!
ったく、俺の可愛い可愛い部下達を……
ぜってぇ許さねぇっ!!!」
「篤史、気持ちは分かるけど落ち着いて……!?」
「今日よ、実はまた夜にボスに呼ばれてるんだわw
俺は会いたくもねぇし、何の用だか知んねぇけどよ!?ww」
…………そりゃそうだよね…?
とりあえず今日はもうゆっくり休んで……。」
篤史は今、喉頭癌のせいで完全に戦意を喪失している……。
普段の強気な篤史とは別人だ……。
喉頭癌……
初期の初期とはいえ血を吐くだなんて、本当に大丈夫なのだろうか……?
それから3日後、私はまた篤史とお昼休憩に電話をしたーー
「篤史、電話しちゃっていいの?喉は大丈夫なの?」
「こんなのどうってことねぇ!大丈夫さ!
気にすんなっ!!
俺はお前の声聞いた方が元気でるからよっ!!」
「あははw 篤史ありがと♪
それにしても病院も入院とかじゃなくて通いで大丈夫なんだね!?」
「あぁ、そうさ!だから喉頭癌っつっても大したことねぇって!!
それより部下達の方が心配さ…。
俺の側近っつーか、俺の可愛がってる俺派の部下が7人いるんだけどよ…
7人ともボスに意地悪されて全員遠いトコにたった1人で出張させられたりして可哀想なんだわ…。
それも内容がとても1人じゃ出来ねぇような案件よ。」
「マジかぁ……。
社長も敢えて篤史派を狙って嫌がらせしてるのかな!?」
「それは間違いねぇっ!
ったく、俺の可愛い可愛い部下達を……
ぜってぇ許さねぇっ!!!」
「篤史、気持ちは分かるけど落ち着いて……!?」
「今日よ、実はまた夜にボスに呼ばれてるんだわw
俺は会いたくもねぇし、何の用だか知んねぇけどよ!?ww」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
夫の不貞現場を目撃してしまいました
秋月乃衣
恋愛
伯爵夫人ミレーユは、夫との間に子供が授からないまま、閨を共にしなくなって一年。
何故か夫から閨を拒否されてしまっているが、理由が分からない。
そんな時に夜会中の庭園で、夫と未亡人のマデリーンが、情事に耽っている場面を目撃してしまう。
なろう様でも掲載しております。
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
家に帰ると夫が不倫していたので、両家の家族を呼んで大復讐をしたいと思います。
春木ハル
恋愛
私は夫と共働きで生活している人間なのですが、出張から帰ると夫が不倫の痕跡を残したまま寝ていました。
それに腹が立った私は法律で定められている罰なんかじゃ物足りず、自分自身でも復讐をすることにしました。その結果、思っていた通りの修羅場に…。その時のお話を聞いてください。
にちゃんねる風創作小説をお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる