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噂の真相
噂の真相6
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「見捨てるだなんで人聞きの悪いっw
そんなことするワケないでしょ!?
私は篤史の婚約者ですからっ!♪」
篤史は時々こうゆう弱気な発言をするから
私もドキっとする…。
確かに親友に先立たれたら、不安にもなるのだろうけど……。
「幸子、ありがとな……。
俺にはお前が必要なんだっ!
この先お前のいない人生なんて考えらんねぇ!!」
「…大丈夫。私はこの先ずっと篤史のそばにいるからさ…。」
私はそう言って篤史の肩をさすりながら、幼き頃を思い出していたーー。
「ねぇ順平…また教科書忘れたの…!?」
「あぁw 忘れちまったから俺に貸せよ!?」
そう言って順平は私の教科書を取り上げていた…。
「ちょ…っ、私も見るんだから取らないでよ!?」
「ぁあ!?w
うるせぇっ!!俺様のゆう事が聞けねぇのか!?」
小学校の1年~4年生まで同じクラスだった”順平”はクラスで一番の問題児で…
私はあまり関わりたくなかったのに、何故か順平と席が隣になることが多かった…。
「私の教科書だよ!?
…間に置いて、一緒にみようよ…?」
私はその日もビクビクしながら隣の席の順平との間に教科書を置き、授業に参加していた…。
「分かったよ…。
俺眠ぃからもし俺当てられたら、福永代わりに答えとけよ?(笑)」
「……。」
順平にそんなこと言われようが、先生は順平が教科書を忘れていることも、居眠りしていることも全てお見通しだ…(笑)
だから順平が当てられることもなく、順平はいつも後から先生の説教を食らっていた(笑)
だけど順平の悪事は年々酷くなり、私は相変わらず席替えのクジで順平の席の隣を引き当ててしまい…
「またお前かよ!?(笑)」
それは私のセリフだっ!と思いながらも、当時の私は特に何も口答えせずに過ごしていたーー。
そんなことするワケないでしょ!?
私は篤史の婚約者ですからっ!♪」
篤史は時々こうゆう弱気な発言をするから
私もドキっとする…。
確かに親友に先立たれたら、不安にもなるのだろうけど……。
「幸子、ありがとな……。
俺にはお前が必要なんだっ!
この先お前のいない人生なんて考えらんねぇ!!」
「…大丈夫。私はこの先ずっと篤史のそばにいるからさ…。」
私はそう言って篤史の肩をさすりながら、幼き頃を思い出していたーー。
「ねぇ順平…また教科書忘れたの…!?」
「あぁw 忘れちまったから俺に貸せよ!?」
そう言って順平は私の教科書を取り上げていた…。
「ちょ…っ、私も見るんだから取らないでよ!?」
「ぁあ!?w
うるせぇっ!!俺様のゆう事が聞けねぇのか!?」
小学校の1年~4年生まで同じクラスだった”順平”はクラスで一番の問題児で…
私はあまり関わりたくなかったのに、何故か順平と席が隣になることが多かった…。
「私の教科書だよ!?
…間に置いて、一緒にみようよ…?」
私はその日もビクビクしながら隣の席の順平との間に教科書を置き、授業に参加していた…。
「分かったよ…。
俺眠ぃからもし俺当てられたら、福永代わりに答えとけよ?(笑)」
「……。」
順平にそんなこと言われようが、先生は順平が教科書を忘れていることも、居眠りしていることも全てお見通しだ…(笑)
だから順平が当てられることもなく、順平はいつも後から先生の説教を食らっていた(笑)
だけど順平の悪事は年々酷くなり、私は相変わらず席替えのクジで順平の席の隣を引き当ててしまい…
「またお前かよ!?(笑)」
それは私のセリフだっ!と思いながらも、当時の私は特に何も口答えせずに過ごしていたーー。
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