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正義のヒーロー
正義のヒーロー1
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「フクゾウ、昨日の夜さ…
タマコちゃんから電話があったんだ…。」
「…え、そうなの?
飲みの誘いか何か?」
「いや…
それがさ…電話で泣きながら『将吾助けてーっ!!』って……」
「…え、まさか……まだあのDV彼氏と…っ!?」
「あぁ、そのまさかや(笑)
電話でそんな事…今までで初めてやしっ…
只事じゃないなって思って…聞いた瞬間に絶対ぇあのDV彼氏やな!?って思ってさ…」
2012年3月末ーーー
タマコちゃんは既に高円寺の職場を辞めてしまっていた…。
だけど、将吾くんとは相変わらず連絡を取っていたようで……
「仕事辞めてから結構経つのにまだ例の彼氏と付き合ってたの!?」
「あぁ、そうなんよ…。アホやろ?ww」
「俺はてっきり彼氏と別れる為に仕事辞めて転職するのかと思ってたよ!?」
「どうゆうつもりで辞めたのかは俺も知らんけ…。
んでさ、とりあえず泣いてるわ、取り乱してるわでさ
『とりあえず家の近くからは離れろ?
で、寒いから何処か店か何か入って隠れておけっ!?
すぐ行くから待ってろっ!』ってチャリ飛ばして向かったんよ……。」
「で、どうだった!?タマコちゃんに無事会えたの!?」
「会えたっけ…でも…会ったら……もう…俺は見てられんくらいタマコちゃん痣だらけで……っ!!」
「マジかっ…….。」
「だから『今日はもうその彼氏の元には絶対に帰るなっ!!
今から群馬の実家に帰れっ!まだ終電まで時間あるやろ!?』って…
とりあえずタマコちゃんを駅まで送ってったんよ……。」
タマコちゃんから電話があったんだ…。」
「…え、そうなの?
飲みの誘いか何か?」
「いや…
それがさ…電話で泣きながら『将吾助けてーっ!!』って……」
「…え、まさか……まだあのDV彼氏と…っ!?」
「あぁ、そのまさかや(笑)
電話でそんな事…今までで初めてやしっ…
只事じゃないなって思って…聞いた瞬間に絶対ぇあのDV彼氏やな!?って思ってさ…」
2012年3月末ーーー
タマコちゃんは既に高円寺の職場を辞めてしまっていた…。
だけど、将吾くんとは相変わらず連絡を取っていたようで……
「仕事辞めてから結構経つのにまだ例の彼氏と付き合ってたの!?」
「あぁ、そうなんよ…。アホやろ?ww」
「俺はてっきり彼氏と別れる為に仕事辞めて転職するのかと思ってたよ!?」
「どうゆうつもりで辞めたのかは俺も知らんけ…。
んでさ、とりあえず泣いてるわ、取り乱してるわでさ
『とりあえず家の近くからは離れろ?
で、寒いから何処か店か何か入って隠れておけっ!?
すぐ行くから待ってろっ!』ってチャリ飛ばして向かったんよ……。」
「で、どうだった!?タマコちゃんに無事会えたの!?」
「会えたっけ…でも…会ったら……もう…俺は見てられんくらいタマコちゃん痣だらけで……っ!!」
「マジかっ…….。」
「だから『今日はもうその彼氏の元には絶対に帰るなっ!!
今から群馬の実家に帰れっ!まだ終電まで時間あるやろ!?』って…
とりあえずタマコちゃんを駅まで送ってったんよ……。」
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