陽のあたる場所２

真実の扉

真実の扉5

「あらw お姉さんとは嬉しいね♪

”スーパーのおばちゃん”呼ばわりする篤史と違ってw 嬉しい限りだわ♪」


「失敬だなっ！！（笑）」


「失敬なのはどっちよ！？ww

って、冗談だけどさ（笑）

でも鳥取組のみんながそう言ってくれるだなんて有難いね♪」


「あぁw ホント有難てぇわ。

アイツらの為にも、俺も頑張んねぇとな！

そしておまえの為にもいろんな問題さっさとケリつけねぇとなっ！！」


「私は急いでないからゆっくりでいいよ。

とにかく今は社長の問題もあるし、元奥さんとの調停のこともあるし、更には新しい家探さなきゃなんないしさ。

篤史はとにかく仕事優先で頑張ってね！」


篤史はそれから翌日、先日売った家の引き渡しをして、

結局新しい引っ越し先を見つける暇もなく荷物は全てトランクルームを借りて保管することにしたようだ…。


そんな中、篤史はてっきり実家で暮らしてるのかと思ったら……


「幸子、実は俺、今職人の家に居候してんだわ（笑）

うちのお袋はハワイに永住するだの言って、今ハワイに行っててよ

その間に実家借りようと思ったら…

『アンタはもういい大人なんだから、実家に頼らず自分のことは自分でしなさいっ！』

とか言ってきてよw  ったく、自分はハワイで優雅に遊びほうけてるクセにケチくせぇこと言いやがってっ！！（笑）」


「アハハっw そうだったんだ！？

てっきり実家にいるのかと思ってたよ（笑）」


「なんかよ、お袋はさ

『私が居ない間にアンタが住み着いたら、どうせアンタは幸子さん連れ込むでしょ！？』

とか言ってきてよww


『そして２人で住み着いて、いずれ実家を貰おうとか企み出すんじゃないの！？（笑）』

とか言われてよ、お袋は冗談のつもりだったのか知らねぇけどよ、俺頭来てよ『幸子はそんな事考える奴じゃねぇっ！！』って言い返してやったよ！！


したら…

『あら、幸子さんは前の奥さんとは違うみたいね（笑）』

とか言ってきたわ（笑）」


「…え、前の奥さん、お母さんとは上手くいってたって言わなかった！？」


「いや…俺が結婚しちまったから上部では上手くやるしかないってだけで、いろいろ我慢していたらしい。

だからお袋は元カミさんのこと大嫌いだったらしいんだわ。」