陽のあたる場所２

不実な策略

不実な策略31

「ぁあ！！確かにそうだな！？

確かにちょうどクリスマスか！？


…仕事忙しくてそんなことすっかり忘れてたわ（笑）」


「もしクリスマスに篤史に会えたら超嬉しいっ！

今年はもう鳥取と熊本の仕事で会えないと思ってたからさ…。

もし篤史に会えたら、神様からの最高のプレゼントだよっ！♪」


「アハハっ！w

俺もクリスマスになんとかお前に会いたいわっ！！

クリスマスにお前に会えるよう、ちょっと先方と話詰めてみるわ（笑）」


「まぁ無理はしないでねw

こっちの都合で振り回すワケにもいかないしさw

あまり期待し過ぎず『もし会えたらラッキー♪』くらいに考えておくよ（笑）」


私はそう言ったものの、篤史は本気でクリスマスに会おうと計画し出してw

自ら先方に打ち合わせを24日に指定したようだった（笑）


「篤史、嬉しいけどあんま公私混同しないでよ（笑）」


「大丈夫さ♪ 先方は昔からの付き合いで仲良いからさ♪

打ち合わせの後用事がある事まで伝えておいたわ（笑）」


「ぇえ！？そこまで話したの！？」


「言っとかねぇと、その後も付き合わされちまうかもしんねぇからさ（笑）

『その後大事な用事が…w』っつったら向こうも察してくれたわ（笑）

んで、ホテルもちゃんと２人でとって貰うことになったわ（笑）」


「…え、私は嬉しい限りだけど、大丈夫なの！？w」


「大丈夫さ♪

むしろ向こうもそうゆう話、喜んでくれる人だからさ♪」



篤史が社長になる話といい、クリスマスに会えるという話といい、

今までトラブル続きの篤史が、最近は珍しく良い方向へと流れていった（笑）



更に２日後には……


「幸子っ！

DNA鑑定の書類、昨日見つかったわっ！！」