陽のあたる場所２

不実な策略

不実な策略17

篤史は７月にポケモンGOをしていたドライバーのトラックに後ろから追突され

篤史が乗っていたヴェルファイアは大破していた…。


それからというもの、新しい車を探しながら篤史はずっとレンタカーで生活をしていて、ようやく気に入った車が見つかったようだ。



「またヴェルファイアにしたんだ！？

ヴェルファイアの新しい型は嫌って言ってたけど、いいのあったの！？」


「あぁ、今回は”白”にしたけどな♪」


「白にしたんだ！？

で、また改造するの？（笑）」


「いやぁ…多少はイジるけど、歳も歳だしw もう派手には改造しねぇわ！（笑）」


「アハハっw

篤史も落ち着いてきちゃったね（笑）」


「もうおじさんだからな（笑）」


「アハハっ！w 篤史おじさんっ♪」


「笑ったな！？この”スーパーのおばちゃん”がっ！（笑）」


「はぁ！？レディに向かって失礼ねっ！w」


「お前いっつもスーパーで買い物ばっか行ってるじゃねぇかよ（笑）

そんなスーパーばっか行くならコンビニで働くより…

ホントのスーパーのおばちゃんになった方がいいんじゃないかい？（笑）」


「ったく、失敬だなっ！！（笑）」


「おいっ！俺の真似したな！？（笑）」


「アハハハハハっ！（笑）」


「でも…

幸子と暮らしたら、夫婦で仲良くでスーパーで買い物するのもいいなぁ…！


あ～、早く幸子と一緒に暮らしてぇわぁぁっ！！！」


 篤史と私は新車に…新居探しに…と、着々と新たな生活に向けて動き出していたーー


2人で幸せを掴むために、一歩一歩進み出していたのだ…….。




だけど…私達にはまだまだ乗り越えなきゃならない障害が多発中で……


『ところで幸子、結論はでたの？』