陽のあたる場所2

こたろ

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不実な策略

不実な策略9

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「確かにっ!w

それは間違いないっスね!!(笑)」


「でしょ!?w

私もさ、マツコ程じゃないけど同じようにデブで性別不詳なオナベだったからさw

時々人の真意を突くような名言や毒舌言っても嫌われずに一目置かれたりしたけど…w

今や普通の女子になっちゃったからなぁ……。」


「…え? デブって…男の時は太ってたんスか!?」



「…あ、上野くんは知らなかったっけ!?w

私オナベ時代はデブキャラだったんだよねw

だから女に戻ってから一番痩せた時期と、オナベ時代にMAXで太ってた時と20㎏も差があるからね(笑)」


「ぇえっ!?

そんなにっ!?w

…え、オナベの時は何でそんなに太ってしまったんですか!?

なんかこう…精神的になんかあったり理由でもあるんスか!?」


「う~ん…なんだろね?w

特に自分でも深く考えてなかったけどさw


敢えて言うなら…

高校時代にさ、初めて付き合った男性は周りから”イケメン”とか言われてるスラっとした先輩だったんだけどさ…

その後好きになった男性は同級生で太っていて…w

でも、私にとってはそのイケメンな先輩より、その太ってた同級生の方が魅力的でさ

自分が太ってることなんて気にしてなくて、一匹狼で自分持っていてカッコ良くて…


気がついたら、それからなぜか完全に”デブ専”になっちゃってさww


…そして

自ら男になった時、気がついたら自ら”デブな男”になってしまっていたんだよね(笑)」



「あ~!なるほどぉっ!

確かにそうゆう思考になってしまってたなら、太ってる男性がカッコイイって基準になるのも納得っスね!!

あ~、そうゆうことかぁ!!ww」


「でもさw

面白いもんでw 今度は女に戻ると決めたら『デブな女とか絶対ムリっ!!』

って、なっちゃってさww

女に戻ると決めたらすぐにダイエットに明け暮れてたけどね(笑)」


「まぁ確かに…w

俺も彼女が太ってたら嫌ですからね(笑)」


「やっぱり?w

まぁその辺は個人的な好みの問題だけどさ(笑)

ってかさぁ、上野くんてさ…


周りは結構悪い友達多いしさw

いつも結構私とエグい話してるのに…


その割には彼女は”純粋無垢”な子だよね?(笑)」
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