陽のあたる場所２

涙の披瀝

涙の披瀝21

「結局東京戻ったの意味ないじゃん！？（笑）」


「うん（笑）

だからさ、カラ泊まりしたホテル代も勿体無いし、新幹線の往復代も勿体無いって感じだよ（笑）」


「わ～ダブルで勿体無いっ！ww」


「しかも新幹線は指定席のグリーン車で2人で往復したから更に勿体無いっ！w しかも喫煙席を選んでさw

正直1人で熱海で待とうか本当に迷ったけど、普段一緒にいれる時間も限られてるし結局一緒に戻ったけどさ（笑）」


「熱海で待ちたい気持ちわかるわ～w

そんな交通費こそ勿体無いから、その交通費分を他に使いたいよね！？（笑）」


「そうそう（笑）

その辺が男女のお金の価値感の違いなのかもねw


ま、でもさ、いろいろあったけど旅行自体は楽しかったよ♪

熱海のスナックとか行ってめっちゃ楽しかったし（笑）

今回私が予約した旅館や民宿に対して篤史が『今回泊まったとこ全部良かった！』って言ってくれたのが何より嬉しくてさ…


旅館や民宿ってマニュアル的なホテルと違ってアットホームだからさ、従業員の人とも話す機会も多いし、篤史も楽しんでくれたみたいでさ♪


だからさ、『別にもうホテルの最上階とかいいからっ！！w

たまにはそうゆうのもいいけど、普段はこうゆうとこの方がよくない！？』って言ったら同感してくれたよ♪」


「え、その泊まった旅館や民宿教えて欲し～っ！」


「いいよ♪マジで全部良かったしオススメっ！

口コミ評価もめっちゃいいからっ♪」



それから私は真央に旅館と民宿を教えて、その後真央の部屋の中でお互いいつの間にか寝ていた（笑）



それから1週間後……


『ボスと話そうとしても、今日も無視ですわ(笑)

どうも俺に処分があるみたい。

降格になるのか、減給なのかはわからないけど、何かしらの処分があるみたいだよ(￣▽￣;)

取締役の連中から聞いたからさ！驚いてたけどね（笑）専務が何をしたんだろうとね(^_^;)』