陽のあたる場所２

恩讐の乱

恩讐の乱5

それから篤史とは1時間以上話して、私は家まで自転車を引きながら歩いて帰った。

その後、会社の車を破損した篤史は専務からこっ酷く怒られたようだった（笑）


そして私は翌々日にまた篤史とお昼休憩電話をしていた。


そこで、気になっていた事を再び聞くことにした…。



「あのさ、毎日来てた車はまだ来てるの？」


「あぁ、まだ毎日車は来てるさ。

隣の家のおばさんも見かけてるから、俺に教えてくれたのさ。

おばさん曰く、30代くらいの男性2人が来てたってさ

もしかしたら同じ車で、人は交代制なのかもな…。」


「何者なんだろうね…。」


「とりあえず隣のおばさんには謝っておいたさ。

『お騒がせしてすみません』ってさ。

そしたら『気にしないで、 お兄ちゃんにはいつも除雪してもらって助かってるんだから（笑）』

って言ってくれたさw 」



それからその日の夕方、私は再び前回行った占い師のところに行っていた…。


いよいよ9月をむかえ、篤史との未来のことが気になっていたから……。



それから翌朝、また篤史からLINEがきていた…。


『おはよう幸子！

昨日やらかしちゃったよ』


『今度は何を！？∑(ﾟДﾟ)』



『喧嘩乱闘だ！』


『なんで！？（ ;  ; ）』



『昨日帰ったら、毎日来るやつらと鉢合わせになって言い合いになったのさ！』