陽のあたる場所2

こたろ

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悲歎の果て

悲歎の果て12

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「…え、いいんですか?」


「別に通り道だからええねんて!w」


「マジっすか!?

あざーっすっ!!」


帰りは一緒に来ていた浩志さんが慎二郎を新宿まで送ってくれることになった。


こうゆう浩志さんの優しさも今の私には複雑だ…。

どうせなら心底嫌いになって、心置きなく離婚できればいいのに……。





「浩志さん、ありがとうございます♪

慎二郎の終電の時間まであまり余裕もないですし、そろそろ向かいましょうか。」



それから浩志さんと慎二郎と私の3人で新宿へ向かった。


新宿までの道のりは豪雨に見舞われ、浩志さんは慎重に運転をしていた…。



「慎二郎くんは明日から仕事なん?」


「いえ、明後日からですけど明日はゆっくりしたいんで、出来たら今日のうちに帰りたいなと思って…。」


「その気持ち分かんねんっ!w俺もやっぱり連休明けの前日はゆっくりしたいわ!」


それから、しばらくたわいもない世間話をしていたら、私は眠気が襲ってきていた…。


「それにしても今日はこの雨でワイパーが大活躍やなっ!!(笑)」


「確かにwでも私今眠すぎてこのワイパーの動きさえ眠気を誘う…(笑)」



「こらwさっちゃん寝たらあかんでっ!!w

ワイパーで寝るなんて”ジミー大西”かいな!?(笑)」


「え、”ジミー大西”ってどうゆうことですか!?(笑)」


「ジミーちゃんはワイパーの動きで催眠術に掛かったように寝ちゃったってゆう都市伝説があんねん!!(笑)」


「え!?ホントですか!?ww

じゃあ一緒にされたくないからちゃんと起きてますっ!!(笑)」


「アハハハハっ!

さっちゃん酒はいっとるからどうせ寝ると思うねんけどっ(笑)」


「悔しいから起きてますっ!w

確かに私はお酒飲んでますけど、ジミーちゃんはシラフでぶっ飛んでますからね(笑)

なんかジミー大西は障害持ってるだとか病気だとか、ネット上ではいろいろ憶測があって※アスペルガーなんじゃないかって載ってましたよ!」


「え!?

幸子、多分ジミー大西はアスペルガーとは違うと思うけどな?」



「あ、確かに違ったかも!

でもイチローとかアスペルガーの疑いあるんだよね!w

ジミーちゃんは確かアスペルガーと似た…


え~っと、なんだっけ……


え~っと…名前がでてこない……




あっ!そうだっ!

※”サヴァン症候群”じゃないかって言われてたっ!!」
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