陽のあたる場所2

こたろ

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嵐の危疑

嵐の危疑19

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そんな真央も出会いは探しているようで、最近は友達を通してよく紹介してもらっていた。

この日は珍しく紹介してもらった男性と再び会うことにしたようでLINEで知らせてくれた(笑)

『マジで!?会ったらどうだったか感想聞かせて(笑)』


『了解(笑)じゃあまた月曜日ね!』


『了解!

でもなんかさ、胸騒ぎがしていてさ、もし月曜日状況変わってたらごめんね(笑)』


『え?何それw

ちょっと怖いんだけど(笑)』


『ま、多分大丈夫(笑)気のせいだと思うしww』


そんなLINEのやり取りをした3日後には胸騒ぎだけでなく、今度は胃が痛くなってきていた…。




『ん?この感覚は…!?』



それから私はフと5年前のことを思い出し、スマホを取り出して、5年前に連載していた『陽のあたる場所』を開いてみていた。


『そうだ。5年前も胸騒ぎがした後に、胃が痛くなって……。

5年前とまるで同じ症状になってる……。』



更には勢いだけで書き出した『陽のあたる場所2』を開くと、たったの6ページ目で更新がストップしたままだった(笑)


それから自分の小説を再び読みながら、私はなんだかウズウズしてきていた……。




そしてこの日、2016年7月24日ーー


私はなんだかこれから大事件が起きそうな予感がして、全く先の見えないこの物語を書き始めていたのだーーー。
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