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嵐の危疑
嵐の危疑10
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そういえば元々お父さんみたいに亭主関白で束縛する男性が嫌だから、全く真逆な浩志さんと結婚したんだっけ…。
浩志さんとの結婚生活は自由そのもので、浩志さんが仕事を辞めるまでは何も不満はなかった。
浩志さんがどんなに家事が出来なくても、お金で解決できてたし…。
それほどお金って重要かもしれない…。
だからと言って、決して玉の輿に乗りたいとかゆう願望もあるわけではないし…。
別に収入なんていくらでもいい、その人に見合った生活ができているのならーーー。
「…え?
友達なのにいつも奢ってんの!?」
2016年7月16日ーー
私は篤史と横浜でお泊りデートをしながら、篤史の親友の”加藤さん”の話をしていた…。
「だって、しょうがねぇべさぁ!
俺が上司で加藤の給料は俺の給料の半分しかないべ?
そりゃ俺が出すしかねぇべさっ!!」
篤史の親友の加藤さんは、幼馴染みでヤクザ時代も一緒でw、更には今の建設会社も一緒に働いている(笑)
真央と私も親友だけど、親友って本来対等な立場だから上手くいくと思うんだけど……
「まぁ、確かに篤史が上司だから、加藤さんに奢るのも当たり前か…。」
「んだぁ!俺上司なのに割り勘なんていかねぇべや!?」
「だけど親友なのに不思議な関係(笑)」
「ま、でも気にすんな幸子!
俺はアイツにゃもう言ってやったからよっ!
俺にはもう幸子がいるから…
おめぇの事いつまでも面倒みれねぇ!って(笑)」
加藤さんは篤史の部下で妻子持ちで篤史と同じく今年38歳だ。
そんな部下である加藤さんに散々奢り続けてきたのにもワケがあるーー
「あのバカタレ、4人も子供いて給料俺の半分しかねぇのに”ベンツ”なんて乗ってんのさぁ(笑)
ったくアホだわ(笑)しかも小遣いが食費込みで月に1万5000円ってw
可哀想だけどもう幸子と一緒になるから、俺だけの金じゃねぇしよ、
おめぇが困っても助けてやれねぇかもしれねぇ!ってな。」
篤史は加藤さんの上司だし、金銭的にも余裕があるからこそ、加藤さんの金銭事情にいつも助け舟を出してあげていたようだった…。
「……で、幸子
”加藤”と2人で何話したんだい!?」
「別に?w
とくに何も話してないよっ!!」
「な~に、おめぇ
2人して何隠すのさぁ!?
俺に言えねぇ事でもあるのかい?
まさか、俺に隠れて2人共デキてるんじゃねぇべや!?」
浩志さんとの結婚生活は自由そのもので、浩志さんが仕事を辞めるまでは何も不満はなかった。
浩志さんがどんなに家事が出来なくても、お金で解決できてたし…。
それほどお金って重要かもしれない…。
だからと言って、決して玉の輿に乗りたいとかゆう願望もあるわけではないし…。
別に収入なんていくらでもいい、その人に見合った生活ができているのならーーー。
「…え?
友達なのにいつも奢ってんの!?」
2016年7月16日ーー
私は篤史と横浜でお泊りデートをしながら、篤史の親友の”加藤さん”の話をしていた…。
「だって、しょうがねぇべさぁ!
俺が上司で加藤の給料は俺の給料の半分しかないべ?
そりゃ俺が出すしかねぇべさっ!!」
篤史の親友の加藤さんは、幼馴染みでヤクザ時代も一緒でw、更には今の建設会社も一緒に働いている(笑)
真央と私も親友だけど、親友って本来対等な立場だから上手くいくと思うんだけど……
「まぁ、確かに篤史が上司だから、加藤さんに奢るのも当たり前か…。」
「んだぁ!俺上司なのに割り勘なんていかねぇべや!?」
「だけど親友なのに不思議な関係(笑)」
「ま、でも気にすんな幸子!
俺はアイツにゃもう言ってやったからよっ!
俺にはもう幸子がいるから…
おめぇの事いつまでも面倒みれねぇ!って(笑)」
加藤さんは篤史の部下で妻子持ちで篤史と同じく今年38歳だ。
そんな部下である加藤さんに散々奢り続けてきたのにもワケがあるーー
「あのバカタレ、4人も子供いて給料俺の半分しかねぇのに”ベンツ”なんて乗ってんのさぁ(笑)
ったくアホだわ(笑)しかも小遣いが食費込みで月に1万5000円ってw
可哀想だけどもう幸子と一緒になるから、俺だけの金じゃねぇしよ、
おめぇが困っても助けてやれねぇかもしれねぇ!ってな。」
篤史は加藤さんの上司だし、金銭的にも余裕があるからこそ、加藤さんの金銭事情にいつも助け舟を出してあげていたようだった…。
「……で、幸子
”加藤”と2人で何話したんだい!?」
「別に?w
とくに何も話してないよっ!!」
「な~に、おめぇ
2人して何隠すのさぁ!?
俺に言えねぇ事でもあるのかい?
まさか、俺に隠れて2人共デキてるんじゃねぇべや!?」
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