陽のあたる場所

復興のキーマン

復興のキーマン31

今日、真央に会ったらちゃんと謝ろう…



…そして


自分の思ってる事を正直に話そう－－。





「「カンパ～イっ♪」」


仕事が終わって時刻は22時、俺は真央と新宿の居酒屋に入った－－。



「フクお疲れ～♪

こんな時間なんてやっぱ忙しいんだねぇ。」


「まぁ今日はまだ早く終わった方だよｗ」


「とは言っても、朝７時前に出勤してこの時間とか私には考えらんないっ!!


しかもフク…



なんかこないだよりも更にやつれてるけど大丈夫!?」


「…うん、

俺は大丈夫…。



それよりこないだはごめん…。



タケシの事…



よく知らないのに悪く言ってしまって……。」



「…。

…ううん。



私の話し方も悪かったからさ…。」



「真央!!


でもホントはまだ好きなんだろ!?

別に別れなくても…っ!?」

「…いいの。


なんか違うな…って思ったからさｗ」



「…ホントに？」


「ホントだよ？ｗ」



「……。


ホントはさ…



今日、俺は真央に会ってもいいのか悩んでたんだよね…。」


「…は？なんでよ？ｗ」




「なんか俺がタケシを嫌がってるせいで

真央の事追い込んじゃったんじゃないか…って。」


「…そうゆうワケじゃ…」

「コワいんだ…。

ホントは俺、真央のそばにいない方がいいのかと思うと…」


「…は？

何言ってんの!?」




「真央とメールした次の日、母ちゃんと電話してたら…

母ちゃんがさ、俺が真央に付きまとっていると真央が結婚できないって言われて…。



思い出しちゃったんだ…

去年、真央が心理学の先生に言われた事…



『その人は心の病です

真央の人生を不幸にする…』って話…。」