181 / 449
君の鼓動
君の鼓動34
しおりを挟む
「…う-ん、前の彼女はあったような気もするっけ…
でもあんま行った記憶はないですなぁ。」
……あ。
「そういや俺もカラオケはよく女友達と2人で行ってたけど、
彼女と行ったことはなかったなw」
今俺はうっかり自分は真央の事をまるで元カノかのように話しそうになっていた…。
「前の彼女はここの家住む前に、高円寺の別の家で同棲してたんよ。
3年間同棲しとって、俺はやりたい事があって…
海外を旅したくて…俺の都合で別れたんよ。
めっちゃイイ女やった…。
それで…
俺と別れた後に別の男と結婚してもうた…。」
それから、将吾くんはピンと張り詰めた糸が切れたかのように泣き出してしまった…。
俺は将吾くんのベッドの上であぐらをかきながら身を乗り出して聞いていた。
そして将吾くんは昔を思い出して泣きながら、俺に一生懸命昔の彼女の話をしてくれていた--。
話に夢中になって、当時聴いていたの音楽やら思い出の品々を
俺の座るベッドの上に持ってきて見せてくれて、
俺も夢中で話を聞いていたら、今度は家族や、荒れていた過去の思い出を語ってくれて、また泣いていた…。
彼はかなり感受性が強い。
そうなったのも過去にいろいろあったからなのだろう…。
「うぅ…うっ…でさぁ…
姉貴は血ぃ繋がっとらんのに…
俺なんかにめっちゃ優しくって……うっ…うっ…。」
でもあんま行った記憶はないですなぁ。」
……あ。
「そういや俺もカラオケはよく女友達と2人で行ってたけど、
彼女と行ったことはなかったなw」
今俺はうっかり自分は真央の事をまるで元カノかのように話しそうになっていた…。
「前の彼女はここの家住む前に、高円寺の別の家で同棲してたんよ。
3年間同棲しとって、俺はやりたい事があって…
海外を旅したくて…俺の都合で別れたんよ。
めっちゃイイ女やった…。
それで…
俺と別れた後に別の男と結婚してもうた…。」
それから、将吾くんはピンと張り詰めた糸が切れたかのように泣き出してしまった…。
俺は将吾くんのベッドの上であぐらをかきながら身を乗り出して聞いていた。
そして将吾くんは昔を思い出して泣きながら、俺に一生懸命昔の彼女の話をしてくれていた--。
話に夢中になって、当時聴いていたの音楽やら思い出の品々を
俺の座るベッドの上に持ってきて見せてくれて、
俺も夢中で話を聞いていたら、今度は家族や、荒れていた過去の思い出を語ってくれて、また泣いていた…。
彼はかなり感受性が強い。
そうなったのも過去にいろいろあったからなのだろう…。
「うぅ…うっ…でさぁ…
姉貴は血ぃ繋がっとらんのに…
俺なんかにめっちゃ優しくって……うっ…うっ…。」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
マッチングアプリの男 合唱男編
椋のひかり~むくのひかり~
エッセイ・ノンフィクション
マッチングアプリで出会った男シリーズ第3弾!今回のお相手は、自称年収200万円~400万円、食品会社の営業マン、未婚、子供なし、実家暮らし、趣味が合唱の男です。最初から最後まで彼のあまりのジョークのセンスの無さに驚愕するさちこ。ウィットにとんでいない、ただただブラックな彼のジョークにほとほと嫌気がさしたさちこ。そんな男からさちこは何を学んだのか?ウイットにとんだブラックさちこ全開の心の声をお楽しみください♡
あっぱらぱっぱ〜バナナの独り言
バナナ男さん
エッセイ・ノンフィクション
日々のどうでもいい事を呟くだけのどうでもエピソードを書いたどうでもいい独り言です♪( ᷇࿀ ᷆ و(و "
読んで不快を感じてしまった方は本当にすみませんm(__)m
10月の満月 ハンターズムーン
鏡子 (きょうこ)
エッセイ・ノンフィクション
正体は何者であるか?
だんだん全貌が見えてきました。
私のスマホのハッキングしているのは誰なのか?
どの組織に繋がるのか?謎を追いかけます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる