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第ニ章の話
2日目の野営は4人で
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しばらく歩くとザーッと音が聞こえる。
滝があった。
そして、滝の側にちょっとした洞穴。
「ここだ。今日は4人でだからな広めの結界を張る。ついでに周辺を見るからモエは少し野営準備を頼む。力仕事は俺がやる。」
「はい。よろしくお願いします。」
レンさんは周辺を見てくれている。
ケニー君は洞穴のところにレンさんが寝袋を出してくれたのでそこに寝ている。
様子を見ると顔色は良くなったみたい。
でもまだ身体を休めた方がいい。
「ライ君もまだ怪我してる状態だから少し座っててくれる?」
「いや、俺もなんか手伝いますよ、お世話になりっぱなしですから。」
「でも、怪我してるから。あっスックに木の実をあげてくれるかな?」
「スック!」
ひょっこりと顔を出してライ君のそばに行った。
「リス?ペットですか?」
「んー、ペットというか友達!木の実はこの袋に入ってるからあげてくれる?あとお水。ライ君のお水も置いておくから水分補給してね。肌寒いね。すぐにあたたかい飲み物支度するから待っててね!」
そう言うと私も急いで準備を始める。
まずはバックから薪を取り出して焚き火の火おこしをしておく。
あとは魔法でキッチンとテーブル、椅子を作る。
テーブルと椅子は4人用。
キッチンの釜戸も火おこしをしておく。
少しあったまってきたところでレンさんが戻ってきた。
「おかえりなさい、レンさん。大丈夫でした?」
「あぁ、少ししゅうへに魔物がいたから倒してきた。この辺は安全みたいだな。結界も張ってるから安心して休める。テントを組み立てるよ。今日は俺大きめのテントあるからそれを出して男3人で休むよ、状態も心配だからな。モエはいつも通り1人でテントで休んでくれ。今日も風呂とか作成するか?」
「ありがとうございます!あっ、はい!お風呂はきっとライ君は入れるなら入った方が疲れが取れると思うし。ケニー君は体調的に無理だろうからレンさんがよければあとで身体を拭いてあげてください。」
「あぁ、わかった。お風呂とか用のテントも立てるからかしてもらえるか?」
「はい!お願いします。きっと2人ともお腹すいてますよね。スープをとりあえずあたためて渡しますね!」
「あぁ、頼むよ。」
焚き火ではお湯を釜戸で作り置きのスープを温めた。
あとでごはんを食べるからスープで少し満たしてもらおう。
「モエ、テント設営は終わったから風呂とトイレを頼む。」
「はい!ライくん。スープなんだけど。もうすぐごはんだからスープで少しお腹満たしてもらってていい?」
「食事まですみません!ありがとうございます。あの、野営ですよね?なんか風呂とかトイレとか。」
「うん!私は生活魔法使えるから野営中でもなるべくお風呂とトイレとかキッチンとか作って過ごしやすい環境作ってるの。その方が疲れも少しは取れるでしょ?」
「確かに。すごいですね!あっいただきます!」
「はい、どうぞ。」
「んっ!美味いです!それに身体もあたたまります!ありがとうございます。」
「ゆっくり食べてて。」
私はお風呂作成をして掛け流しのお風呂にした。
ついでに桶とタオルを用意して桶にお湯を入れた。
「レンさんすみません。これでケニーさんの身体を拭いてあげてください。」
「あぁ、ありがとう。」
「あっ、そんな!レンさんにしてもらうわけには。俺がやります!」
「いや、お前も怪我してるだろ?ゆっくり食っとけ。俺ももう飯を待ってるだけだからさ。」
「申し訳ないです、ありがとうございます!」
「だから、泣くなって。」
ライ君は涙もろいらしい。
さて、私は食事の支度をする。
今日は私たちもお昼を食べてないのでお腹ぺこぺこだ。
もう夕方前なので昼夜兼用。
多めに作ることにした。
お米を沢山炊いてる間にザクザク野菜を切っておく。
あとトーフと豚肉も。
そしてこの野菜、トーフ、豚肉を炒める。
少し火が通ったら出汁、水でグツグツ煮込む。
その間に味付けをしておいた鶏肉を焼く。
野菜や豚肉の鍋には最後に味噌を溶いて完成!
そして卵焼きを作る。
「わぁ、野営での飯なのに本格的ですね!」
「食事も大切だからね!もう少しでできるよ!」
「モエ、ケニーの身体は拭いた。着替え持ってたから着替えもしたよ。少し意識あったから水を飲ませて、スープを少し食べたところだ。」
「ありがとうございます!汚れた服はあとで洗浄するので置いててください。もうすぐごはんできます!」
「あぁ、ありがとう。」
ケニー君にはお粥を作ろう。
別の鍋に卵粥を作った。
よし!今日の夕飯完成!
そして2日目の夕方を迎えた。
滝があった。
そして、滝の側にちょっとした洞穴。
「ここだ。今日は4人でだからな広めの結界を張る。ついでに周辺を見るからモエは少し野営準備を頼む。力仕事は俺がやる。」
「はい。よろしくお願いします。」
レンさんは周辺を見てくれている。
ケニー君は洞穴のところにレンさんが寝袋を出してくれたのでそこに寝ている。
様子を見ると顔色は良くなったみたい。
でもまだ身体を休めた方がいい。
「ライ君もまだ怪我してる状態だから少し座っててくれる?」
「いや、俺もなんか手伝いますよ、お世話になりっぱなしですから。」
「でも、怪我してるから。あっスックに木の実をあげてくれるかな?」
「スック!」
ひょっこりと顔を出してライ君のそばに行った。
「リス?ペットですか?」
「んー、ペットというか友達!木の実はこの袋に入ってるからあげてくれる?あとお水。ライ君のお水も置いておくから水分補給してね。肌寒いね。すぐにあたたかい飲み物支度するから待っててね!」
そう言うと私も急いで準備を始める。
まずはバックから薪を取り出して焚き火の火おこしをしておく。
あとは魔法でキッチンとテーブル、椅子を作る。
テーブルと椅子は4人用。
キッチンの釜戸も火おこしをしておく。
少しあったまってきたところでレンさんが戻ってきた。
「おかえりなさい、レンさん。大丈夫でした?」
「あぁ、少ししゅうへに魔物がいたから倒してきた。この辺は安全みたいだな。結界も張ってるから安心して休める。テントを組み立てるよ。今日は俺大きめのテントあるからそれを出して男3人で休むよ、状態も心配だからな。モエはいつも通り1人でテントで休んでくれ。今日も風呂とか作成するか?」
「ありがとうございます!あっ、はい!お風呂はきっとライ君は入れるなら入った方が疲れが取れると思うし。ケニー君は体調的に無理だろうからレンさんがよければあとで身体を拭いてあげてください。」
「あぁ、わかった。お風呂とか用のテントも立てるからかしてもらえるか?」
「はい!お願いします。きっと2人ともお腹すいてますよね。スープをとりあえずあたためて渡しますね!」
「あぁ、頼むよ。」
焚き火ではお湯を釜戸で作り置きのスープを温めた。
あとでごはんを食べるからスープで少し満たしてもらおう。
「モエ、テント設営は終わったから風呂とトイレを頼む。」
「はい!ライくん。スープなんだけど。もうすぐごはんだからスープで少しお腹満たしてもらってていい?」
「食事まですみません!ありがとうございます。あの、野営ですよね?なんか風呂とかトイレとか。」
「うん!私は生活魔法使えるから野営中でもなるべくお風呂とトイレとかキッチンとか作って過ごしやすい環境作ってるの。その方が疲れも少しは取れるでしょ?」
「確かに。すごいですね!あっいただきます!」
「はい、どうぞ。」
「んっ!美味いです!それに身体もあたたまります!ありがとうございます。」
「ゆっくり食べてて。」
私はお風呂作成をして掛け流しのお風呂にした。
ついでに桶とタオルを用意して桶にお湯を入れた。
「レンさんすみません。これでケニーさんの身体を拭いてあげてください。」
「あぁ、ありがとう。」
「あっ、そんな!レンさんにしてもらうわけには。俺がやります!」
「いや、お前も怪我してるだろ?ゆっくり食っとけ。俺ももう飯を待ってるだけだからさ。」
「申し訳ないです、ありがとうございます!」
「だから、泣くなって。」
ライ君は涙もろいらしい。
さて、私は食事の支度をする。
今日は私たちもお昼を食べてないのでお腹ぺこぺこだ。
もう夕方前なので昼夜兼用。
多めに作ることにした。
お米を沢山炊いてる間にザクザク野菜を切っておく。
あとトーフと豚肉も。
そしてこの野菜、トーフ、豚肉を炒める。
少し火が通ったら出汁、水でグツグツ煮込む。
その間に味付けをしておいた鶏肉を焼く。
野菜や豚肉の鍋には最後に味噌を溶いて完成!
そして卵焼きを作る。
「わぁ、野営での飯なのに本格的ですね!」
「食事も大切だからね!もう少しでできるよ!」
「モエ、ケニーの身体は拭いた。着替え持ってたから着替えもしたよ。少し意識あったから水を飲ませて、スープを少し食べたところだ。」
「ありがとうございます!汚れた服はあとで洗浄するので置いててください。もうすぐごはんできます!」
「あぁ、ありがとう。」
ケニー君にはお粥を作ろう。
別の鍋に卵粥を作った。
よし!今日の夕飯完成!
そして2日目の夕方を迎えた。
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