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第ニ章の話
北の森へ出発
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次の日の朝、しばらく食べれない宿での朝食を味わい、海を眺めた。
今日は良い天気みたい。
これなら移動もしやすいだろう。
スックもよく寝て良好のようだ。
部屋に戻り、身支度を済ませる。
宿の部屋はしばらく私専用にしてくれるらしくそのまま継続してくれるそう。
宿泊の時だけ宿代を支払えばいいようにしてくれた。
ケイさんすごく親切だ。
だいたいのものは持っていくんだけれど。
調合で作った薬類、回復薬も結構あるから大丈夫だろう。
今日は黒いトップスにベージュのショートパンツ、そして買ったローブを羽織る。
髪はひとつ結びで準備はできたので、部屋を出た。
受付前にいるとレンさんがきた。
「おはよう、早いな」
「おはようございます!はい、早めに準備できたので。昨日も早めに寝たから早起きできました。」
「そっか、スックも宜しくな!」
「スック!」
「レン、モエさんおはようございます。出発ですね!」
「おはようケイ」
「おはようございます。ケイさん。出発です!お部屋もありがとうございます。助かります!」
「いえいえ、いいのですよ、長期滞在ですしね!お気をつけて行ってきてくださいね!」
「はい!ありがとうございます。」
「レンも無理しすぎないで危険だと思ったら終了してくださいね。」
「あぁ、行ってくる。」
「ケイさん、行ってきます!」
「いってらっしゃい!」
ケイさんに見送られながら出発だ。
「モエ、一度ギルドに行ってとくに北の森に変わりないか聞いてから行こう。」
「はい!」
ギルドに行って今の現状を聞いておくらしい。
状況の把握が大切とのこと。
「おぉ、レン!今からか?」
ギルマスがレンさんのところに来た。
「あぁ、今から出る。北の森の状況は?特に変わりなしか?」
「あぁ、結構な人数が行ってるけど帰ってきている。奥まで行く奴もいるが途中で帰ってくる。寒さもまだやわらいではない。」
「そうか。また門を出る前に北のギルドでも聞いてみるよ。」
「あぁ、頼んだぞ。モエちゃんは無理しないようにな。」
「はい!ありがとうございます!」
挨拶をして出発した。
ギルドのそばから出てる馬車に乗り込み出発した。
馬車には数人人が乗っていた。
「なぁ、大丈夫かな?北の森。」
「大丈夫だ。奥まで行きたいけどな。」
「でも結構帰ってきた奴多いらしいよ。ケガ人もたくさんでてる。」
「まぁな、でも危険だと思ったら帰ろう。」
2人組の若い男の子2人の冒険者がいた。
北の森に行くようだ。
1人は少し不安そうだけど。
「でも帰ってくる人やケガ人が多いってことはそれだけ困ってるってことだ。少しでも魔物減らそうぜ。」
「うん、そうだね。門を出る前に最終の準備をしてから行こう。」
この子たち良い子だ。でも本当無事帰還してほしいな。
私もなんだけど。
そんなことを思いながら馬車に揺られていた。
外を見てると建物がたくさんあった街並みを通り過ぎると長閑な風景に変わっていく。上の方にはお城だ。
お城も結構遠いところにあるんだな。
どんどん田園風景になっていった。
凄いな、同じ街でも雰囲気が違う。
道沿いにはお花が咲いていたり、畑仕事をしている人もたくさんいる。
外を見ているとレンさんが話しかけてきた。
「さっきとは違うだろ?東の方には民家が並んでるんだ。この畑で農作業してる人たちの家だ。」
みてみると東の方には民家が建ち並んでいた。
「本当だ。農家の人たちですね!動物たちもいますね!モーウ。牧場もあるんですね!」
「あぁ、海沿いの街だからいい風が吹いて動物たちも過ごしやすいんだよ。マリンは漁業だけでなく酪農も盛んだ。」
「そうなんですね!住みやすい街ですね。」
マリンが食べ物が美味しいのがわかる。
「そろそろ北の方に着く」
パッと見ると街が見えてきた。南の方ほどではないが長閑な風景とは違う。
「こっちは北門近くだからな。宿屋が結構ある。」
確かにたくさんあった。北門から入ってくる人たちの停留所になってるみたい。
しばらくして北のギルドの前で降りた。
「まずギルドにいって情報収集だ。」
「はい!」
初めての北ギルドだが、南と同じ感じだ。
レンさんが受付で話してる間依頼版を見た。
やはり北の森の依頼が多い。
あと調合依頼とかポーション、消毒液などの薬品依頼もある。
入手と運送。
そんなのもあるのか。
「モエ」
レンさんに呼ばれてそばに行く。
「モエ、紹介するよ。北ギルドのギルマスのジャンだ。」
「モエさん、よろしく。ヴァルさんからも話は聞いているよ。」
ジャンさんはスッとしたサラリーマン風。
ヴァルさんたちみたいなガッチリ系ではなくどちらかというとケイさんみたいな感じだな。
「よろしくお願いします。モエです。」
「確かに美人な女性だね。腕も良いと聞いているよ。」
なんか色んな人に噂をされているな。
「ジャンさん、それで北の森の様子は?」
「あぁ、状況は変わらないよ、帰還者とケガ人が増えるばかりだ。病院も逼迫してきている。ギルドの医務室も忙しくてね。医薬品も南の方からもらってるんだから厳しくてな。」
なるほど、だから依頼が。
「あの、ジャンさん。私少しなら持ってますからあの依頼受けて良いですか?すぐ達成できますし。」
「持ってる?君のはいいのかい?今から必要になると思うが。」
「たくさん作ってあります。私調合スキル持ってるので。」
「なるほど、それは素晴らしいね。もし余裕あるならお願いしたい。高値で買取しているから。」
「もちろんです。また合間に作成しますね!」
「ありがとう、助かるよ。」
私は受付でポーション、消毒液を買取してもらった。
今日は良い天気みたい。
これなら移動もしやすいだろう。
スックもよく寝て良好のようだ。
部屋に戻り、身支度を済ませる。
宿の部屋はしばらく私専用にしてくれるらしくそのまま継続してくれるそう。
宿泊の時だけ宿代を支払えばいいようにしてくれた。
ケイさんすごく親切だ。
だいたいのものは持っていくんだけれど。
調合で作った薬類、回復薬も結構あるから大丈夫だろう。
今日は黒いトップスにベージュのショートパンツ、そして買ったローブを羽織る。
髪はひとつ結びで準備はできたので、部屋を出た。
受付前にいるとレンさんがきた。
「おはよう、早いな」
「おはようございます!はい、早めに準備できたので。昨日も早めに寝たから早起きできました。」
「そっか、スックも宜しくな!」
「スック!」
「レン、モエさんおはようございます。出発ですね!」
「おはようケイ」
「おはようございます。ケイさん。出発です!お部屋もありがとうございます。助かります!」
「いえいえ、いいのですよ、長期滞在ですしね!お気をつけて行ってきてくださいね!」
「はい!ありがとうございます。」
「レンも無理しすぎないで危険だと思ったら終了してくださいね。」
「あぁ、行ってくる。」
「ケイさん、行ってきます!」
「いってらっしゃい!」
ケイさんに見送られながら出発だ。
「モエ、一度ギルドに行ってとくに北の森に変わりないか聞いてから行こう。」
「はい!」
ギルドに行って今の現状を聞いておくらしい。
状況の把握が大切とのこと。
「おぉ、レン!今からか?」
ギルマスがレンさんのところに来た。
「あぁ、今から出る。北の森の状況は?特に変わりなしか?」
「あぁ、結構な人数が行ってるけど帰ってきている。奥まで行く奴もいるが途中で帰ってくる。寒さもまだやわらいではない。」
「そうか。また門を出る前に北のギルドでも聞いてみるよ。」
「あぁ、頼んだぞ。モエちゃんは無理しないようにな。」
「はい!ありがとうございます!」
挨拶をして出発した。
ギルドのそばから出てる馬車に乗り込み出発した。
馬車には数人人が乗っていた。
「なぁ、大丈夫かな?北の森。」
「大丈夫だ。奥まで行きたいけどな。」
「でも結構帰ってきた奴多いらしいよ。ケガ人もたくさんでてる。」
「まぁな、でも危険だと思ったら帰ろう。」
2人組の若い男の子2人の冒険者がいた。
北の森に行くようだ。
1人は少し不安そうだけど。
「でも帰ってくる人やケガ人が多いってことはそれだけ困ってるってことだ。少しでも魔物減らそうぜ。」
「うん、そうだね。門を出る前に最終の準備をしてから行こう。」
この子たち良い子だ。でも本当無事帰還してほしいな。
私もなんだけど。
そんなことを思いながら馬車に揺られていた。
外を見てると建物がたくさんあった街並みを通り過ぎると長閑な風景に変わっていく。上の方にはお城だ。
お城も結構遠いところにあるんだな。
どんどん田園風景になっていった。
凄いな、同じ街でも雰囲気が違う。
道沿いにはお花が咲いていたり、畑仕事をしている人もたくさんいる。
外を見ているとレンさんが話しかけてきた。
「さっきとは違うだろ?東の方には民家が並んでるんだ。この畑で農作業してる人たちの家だ。」
みてみると東の方には民家が建ち並んでいた。
「本当だ。農家の人たちですね!動物たちもいますね!モーウ。牧場もあるんですね!」
「あぁ、海沿いの街だからいい風が吹いて動物たちも過ごしやすいんだよ。マリンは漁業だけでなく酪農も盛んだ。」
「そうなんですね!住みやすい街ですね。」
マリンが食べ物が美味しいのがわかる。
「そろそろ北の方に着く」
パッと見ると街が見えてきた。南の方ほどではないが長閑な風景とは違う。
「こっちは北門近くだからな。宿屋が結構ある。」
確かにたくさんあった。北門から入ってくる人たちの停留所になってるみたい。
しばらくして北のギルドの前で降りた。
「まずギルドにいって情報収集だ。」
「はい!」
初めての北ギルドだが、南と同じ感じだ。
レンさんが受付で話してる間依頼版を見た。
やはり北の森の依頼が多い。
あと調合依頼とかポーション、消毒液などの薬品依頼もある。
入手と運送。
そんなのもあるのか。
「モエ」
レンさんに呼ばれてそばに行く。
「モエ、紹介するよ。北ギルドのギルマスのジャンだ。」
「モエさん、よろしく。ヴァルさんからも話は聞いているよ。」
ジャンさんはスッとしたサラリーマン風。
ヴァルさんたちみたいなガッチリ系ではなくどちらかというとケイさんみたいな感じだな。
「よろしくお願いします。モエです。」
「確かに美人な女性だね。腕も良いと聞いているよ。」
なんか色んな人に噂をされているな。
「ジャンさん、それで北の森の様子は?」
「あぁ、状況は変わらないよ、帰還者とケガ人が増えるばかりだ。病院も逼迫してきている。ギルドの医務室も忙しくてね。医薬品も南の方からもらってるんだから厳しくてな。」
なるほど、だから依頼が。
「あの、ジャンさん。私少しなら持ってますからあの依頼受けて良いですか?すぐ達成できますし。」
「持ってる?君のはいいのかい?今から必要になると思うが。」
「たくさん作ってあります。私調合スキル持ってるので。」
「なるほど、それは素晴らしいね。もし余裕あるならお願いしたい。高値で買取しているから。」
「もちろんです。また合間に作成しますね!」
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私は受付でポーション、消毒液を買取してもらった。
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