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はじまりの話
2日目の夜
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今日は依頼もこなして、初めてのことばかりで疲れてしまった。
でも収入がたくさんだったので、嬉しい。
足りない物を購入できる。
自分へのご褒美に宿の隣のカフェでデザートでも買って帰ろうと立ち寄った。
「いらっしゃいませー」
「こんばんは、今日は持ち帰りしようと思って。」
「あら、ありがとう!肩に乗ってるのはリス?可愛い!!」
肩に乗ってるリスちゃんをみてニッコリとするお姉さん。
リスちゃんも尻尾をフリフリとしている。
「なんか美味しいデザートはありますか?」
「えぇ、いちごのタルトと紅茶のクッキーがオススメよ♪」
「美味しそう、ならその2つください♪」
「はい、今持ち帰りの支度するわね!」
食後の夜のデザートが楽しみになった。
購入して宿に戻った。
「戻りましたー。」
「あら、おかえり!今日は朝からいなかったね。疲れてるね。」
女将さんが迎えてくれた。
「はい、図書館とかも行ったあとに依頼をこなすのに街の外に出てました。すぐそばですけど。初めてのことなので疲れちゃいました。」
「あらあら、お疲れ様♪外も暗くなってるしね、疲れただろう。すぐ夕食にするかい?」
「はい、一度部屋に戻ってすぐ来ます!!お腹空きました!」
「ワハハッ!わかったよ、ゆっくりおいで!」
女将さんは豪快に笑っていた。
「女将さん、それと相談なのですが、この子森で助けたら着いてきちゃって、仲間になってるのですが宿は連れてきて大丈夫ですか?」
女将さんはリスちゃんをみてニッコリ笑った。
「可愛いリスじゃないか!大丈夫だよ、食堂にも連れてきて大丈夫だ。小さくて可愛いねぇ。」
女将さんはリスちゃんを撫でてくれた。
リスちゃんも尻尾を振って嬉しそうだ。
優しい人がわかるんだろうな♪
部屋に戻り荷物を取り出して置いておけるものはクローゼットにしまった。
手を洗い、顔の汚れを拭き食堂に行く。
リスちゃんは肩の上だ。
昨日と同じくガヤガヤと食事やお酒を楽しむ声が聞こえる。
「お疲れ様、今日もカウンターでいいかい?」
女将さんが声をかけてくれた。
「はい、お願いします!」
カウンターに座ってやっとホッとできた。
「お腹すいただろう。今日はメインがお肉ならモーウのステーキ、魚なら青魚の煮込みだよ♪」
「お肉で!ステーキ美味しそう!!あとビールもお願いします!小さめのサイズで。」
「肉だね!ビールは先に持ってきていいかい?」
「はい!喉カラカラです!」
「ワハハッすぐ持ってくるよ!」
女将さんはすぐ持ってきてくれた。
「おまちどう!ビールとナッツだよ、ナッツならリスも食べられるだろう。」
女将さんが気を利かせてくれてお通しをナッツにしてくれた。
ナッツをあげてみるとリスちゃんは肩から降りてきてテーブルにちょこんとのり、ポリポリ食べ始めた。可愛い!
「食べてるね、良かった!」
女将さんもニッコリ笑って去っていった。
私はビールをグビっと飲む。
はぁー、やっぱり働いた後のビールって最高!
今日は頑張ったし、収入も入ったから自分にご褒美だ。
しばらくするとステーキとサラダ、ライス、スープが運ばれてきた。
お肉を口に入れると柔らかくてジューシー。
サラダやスープの野菜も美味しくて幸せだ。
ゆっくりとリスちゃんとご飯を食べた。
今日はもう一杯飲もうとブドウ酒の赤を頼むとフェルトちゃんが持ってきてくれた。
「お待たせしました、ブドウ酒の赤です。お疲れ様です。わぁ可愛いリス!」
フェルトちゃんがリスちゃんを見てニコニコしている。
「スック」
またフリフリの尻尾。
「今日森のところで仲間になったの」
「可愛いですね!お名前は?」
そういえばまだ名前がない。
「スック」
スックって鳴くからスックちゃんにしようかな、そのまんまだけど。
「名前まだつけてなかったけど、スックにする。」
「スックちゃん。可愛いです!鳴き方がスックって言いますよね♪リスを連れてる冒険者さんはなかなかいませんよ。みんな馬とか大きいのが多いかも。リスなら小さいしどこでも一緒に入れますね!そして可愛くて癒される♪」
フェルトちゃんは動物好きらしい。
「ありがとう、新しい仲間ができたから嬉しい!」
ワイワイしながら食事時間は過ぎて行った。
部屋に戻り、お風呂に入ってさっぱりしてからデザートを食べながら今日借りてきた本を読んだ。
まずは歴史の本だ。
ただ、今日は疲れてしまって途中で寝落ちしてしまった。
でも収入がたくさんだったので、嬉しい。
足りない物を購入できる。
自分へのご褒美に宿の隣のカフェでデザートでも買って帰ろうと立ち寄った。
「いらっしゃいませー」
「こんばんは、今日は持ち帰りしようと思って。」
「あら、ありがとう!肩に乗ってるのはリス?可愛い!!」
肩に乗ってるリスちゃんをみてニッコリとするお姉さん。
リスちゃんも尻尾をフリフリとしている。
「なんか美味しいデザートはありますか?」
「えぇ、いちごのタルトと紅茶のクッキーがオススメよ♪」
「美味しそう、ならその2つください♪」
「はい、今持ち帰りの支度するわね!」
食後の夜のデザートが楽しみになった。
購入して宿に戻った。
「戻りましたー。」
「あら、おかえり!今日は朝からいなかったね。疲れてるね。」
女将さんが迎えてくれた。
「はい、図書館とかも行ったあとに依頼をこなすのに街の外に出てました。すぐそばですけど。初めてのことなので疲れちゃいました。」
「あらあら、お疲れ様♪外も暗くなってるしね、疲れただろう。すぐ夕食にするかい?」
「はい、一度部屋に戻ってすぐ来ます!!お腹空きました!」
「ワハハッ!わかったよ、ゆっくりおいで!」
女将さんは豪快に笑っていた。
「女将さん、それと相談なのですが、この子森で助けたら着いてきちゃって、仲間になってるのですが宿は連れてきて大丈夫ですか?」
女将さんはリスちゃんをみてニッコリ笑った。
「可愛いリスじゃないか!大丈夫だよ、食堂にも連れてきて大丈夫だ。小さくて可愛いねぇ。」
女将さんはリスちゃんを撫でてくれた。
リスちゃんも尻尾を振って嬉しそうだ。
優しい人がわかるんだろうな♪
部屋に戻り荷物を取り出して置いておけるものはクローゼットにしまった。
手を洗い、顔の汚れを拭き食堂に行く。
リスちゃんは肩の上だ。
昨日と同じくガヤガヤと食事やお酒を楽しむ声が聞こえる。
「お疲れ様、今日もカウンターでいいかい?」
女将さんが声をかけてくれた。
「はい、お願いします!」
カウンターに座ってやっとホッとできた。
「お腹すいただろう。今日はメインがお肉ならモーウのステーキ、魚なら青魚の煮込みだよ♪」
「お肉で!ステーキ美味しそう!!あとビールもお願いします!小さめのサイズで。」
「肉だね!ビールは先に持ってきていいかい?」
「はい!喉カラカラです!」
「ワハハッすぐ持ってくるよ!」
女将さんはすぐ持ってきてくれた。
「おまちどう!ビールとナッツだよ、ナッツならリスも食べられるだろう。」
女将さんが気を利かせてくれてお通しをナッツにしてくれた。
ナッツをあげてみるとリスちゃんは肩から降りてきてテーブルにちょこんとのり、ポリポリ食べ始めた。可愛い!
「食べてるね、良かった!」
女将さんもニッコリ笑って去っていった。
私はビールをグビっと飲む。
はぁー、やっぱり働いた後のビールって最高!
今日は頑張ったし、収入も入ったから自分にご褒美だ。
しばらくするとステーキとサラダ、ライス、スープが運ばれてきた。
お肉を口に入れると柔らかくてジューシー。
サラダやスープの野菜も美味しくて幸せだ。
ゆっくりとリスちゃんとご飯を食べた。
今日はもう一杯飲もうとブドウ酒の赤を頼むとフェルトちゃんが持ってきてくれた。
「お待たせしました、ブドウ酒の赤です。お疲れ様です。わぁ可愛いリス!」
フェルトちゃんがリスちゃんを見てニコニコしている。
「スック」
またフリフリの尻尾。
「今日森のところで仲間になったの」
「可愛いですね!お名前は?」
そういえばまだ名前がない。
「スック」
スックって鳴くからスックちゃんにしようかな、そのまんまだけど。
「名前まだつけてなかったけど、スックにする。」
「スックちゃん。可愛いです!鳴き方がスックって言いますよね♪リスを連れてる冒険者さんはなかなかいませんよ。みんな馬とか大きいのが多いかも。リスなら小さいしどこでも一緒に入れますね!そして可愛くて癒される♪」
フェルトちゃんは動物好きらしい。
「ありがとう、新しい仲間ができたから嬉しい!」
ワイワイしながら食事時間は過ぎて行った。
部屋に戻り、お風呂に入ってさっぱりしてからデザートを食べながら今日借りてきた本を読んだ。
まずは歴史の本だ。
ただ、今日は疲れてしまって途中で寝落ちしてしまった。
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