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176.整地厨現る。
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画家の旦那の別荘を作ると決めた日に、画家の旦那は放浪の旅に出て行った。
しかし、代金の支払いの約束はしているので建築作業はする必要がある。
いざとなれば、シズクから貰った通信機があるので、連絡に関しては何とかなるだろう。
その日の朝方、[ファービレジの村]のギルドに行き、島まで船を出してもらう手配をした。
急な依頼という事で金額を割り増しで依頼をすると、さっくりと依頼が決まった。
そんな流れで……私は今、海の上である。
海のモンスターってのがいるらしいが、この辺りの海のモンスターは比較的おとなしいらしく船を襲うことはないらしい。
しばらく、海の移動を楽しんだあと……嘘を言いました。
海の揺れとの闘い……に苦戦し、30分でダウンしていた。
そこから一時間で到着していたが、地面に足をつけるときはフラフラになっていた。
帰りは、勝手に帰るから帰宅して良いと依頼した漁師に伝えて、先に帰って貰った。
帰りまで誰が船旅をしてたまるか!! ボスモンスターとの戦闘より死の恐怖を感じたぞ!!
[ヒーリング]と[ヒール]と[クリア]の魔法三点セットを使って気持ちを立て直した。
一度、[アースウォール]の魔法を使い高台を作り島の大きさを確認した。
遠目で見た時はそれ程の広さを感じなかったが……結構、広いな。
この島を丸ごと破格の値段で買い取ったんで、島の資材は自由に使わせてもらおう。
森の木は建築をする際に邪魔なので魔法で吹き飛ばす事も考えたが、立派な木が多いので切り倒して【アイテムボックス】入れてしまう事にした。
今の私は例のアレの効果で魔法力が異常回復する状態だ。
[エアカッター]の魔法に通常より魔力を込めて魔法を放ち森林の木を倒していく……
そして、木材をひたすら【アイテムボックス】詰め込む作業を繰り返した。
途中途中で大量のゴブリンが魔法の巻き添いで倒されていたのはご愛嬌だ。
森林は木が切り倒され平地になった。
しかし、木の切株が私の理想とする整地を邪魔してくれている。
これは許せない……。
私は休憩を入れながら[エクスプロージョン]の魔法を連発し切株と地面を吹っ飛ばして整地して行った。
魔法を使いながらの島の横断が終了した時、地面には穴が空いたりしてデコボコ状態だったので、[アースウォール]の魔法で全て平らにした。
その後、あたりを見回したときに「素晴らしく平らだ……」と、私は呟いていた。
モンスターの襲撃を避ける為に女神像4つを設置して[聖域]の魔法の強化は必須だよな。
これだけ広い土地だし……城くらい建てても文句は言われないだろう?
【転送魔法】でこの島に移動できるようになったので整地作業を終えて昼過ぎたので自宅へ帰り食事をしてから私の寝室に向かった。
寝室のベッドには、二枚の絵が置かれていた。
一枚は、エミリーがシズクの服を採寸するときの絵だった。
本当に売れっ子の画家だな……いい絵だよ。
二枚目は、シズクが羽衣装備を私たちに披露した時の絵だ。
うん、これはひどい。本人が見たら泣くぞ……
単なるエロ絵だ。これは、シズクに見せずに【アイテムボックス】に封印しておこう。
昼から仕事はないし……リリスの食事はこの状態だと寝る時だし裏庭で昼寝しよう。
……
…………
相変わらず酷い臭いが辺りを充満している。
何をされているのかを知っているが、お昼寝の癒しには抗えない。
しかも、薬で色々と酷い事になってるので裏庭でお昼寝(隠語)位はしないとな。
また嫁達を死屍累々の状態にしてしまう……
お昼寝というガチ睡眠で、陽は落ちて辺りは既に暗くなっていた。
睡眠もキッチリとれたこともあり、私の身体はいろんな意味で元気になっていた。
夕食をとった後、アリアとリーネとリリスの3人がその後来てくれた。
色々と事が終わった後、まだまだ眠れないのでリリスの魅惑に堕としてもらい強引に眠りについた。
朝だ……
案の定、部屋の中は酷い臭いが充満していた。
アリア、リリス、リーネの3名もベッドの上でダウンしている。
とりあえず、ドワルドさんと副リーダーの彼には転送装置を設置する小屋を新しく作ってもらおうかな?
そんな事を考えながら、自宅で食事してると昨日に引き続きドワルドが私の前に再び現れた。
「ドワルドさん。言わなくても解るよ。
ご飯食べる終わるまで、ちょっと待ってね」
朝食をパクつくようにして一気に食べ終えた。
「そしたら、今回も移動用に転送の魔道具を設置する為の小屋を作ってもらうよ。
その後は、海に囲まれた島を丸ごと買い取ってるから、城作ろうが要塞作ろうが……
ドワルドさんの好きにしていいよ」
「画家の旦那は、そんなに大金を持ってるんか?」
「あぁ、あの人……教会のお抱え絵師さんなんだよ。
お店にノルン様の絵あるだろう、あれ書いた人が画家の旦那。
一応、身分は貴族らしいよ」
「なんじゃ、貴族が社長の家に居候しておったんか?」
「勇者も居候してたしなぁ……」
「良い!! 社長が相手なら何が起きてもおかしくないな。
そしたら、どこに立てるか教えてくれ? 後、サブリーダーの彼も作業に入れるからな」
「オッケー。んじゃ、まずは裏庭に行こうか」と言って、建築班を連れて裏庭へ移動した。
裏庭の空きスペースに座標未登録の転送の魔道具を魔石を入れてから設置した。
魔石を入れた事により魔法陣が表示されている。
「サブリーダーは、この魔道具の効果が入るようサイズで小屋を作ってね。
魔法陣が出てるから目視で解るでしょ」
「ハイ、わかりました」
島に持っていく魔道具と、既に設置された魔道具に今の座標をセットした。
「それじゃ、ドワルドさんと何名かは島に移動するよ」
……と言うと、私・ドワルド・他3名がついてくる事になった。
【転送魔法】を使い4名を連れて島へ移動した。
あたり一面を平らに整地された地面が目の前に広がっていた。
「やっぱり、建築する時は整地してないと落ち着かないよね!!」
「あぁ、既に社長が整地済みなんだな」
……と言って、ドワルドは呆れていた。
「それにしても、ココは広いな。社長」
「あー、それでもココの島は一面が森林だったから、ギルドからかなり安く買い叩けたよ」
「木がないじゃないか!! 木が!!」
「いや、整地の邪魔じゃないですか?
全部切り倒してマジックバッグ(仮)の中だよ」
「まぁ、良い。
大きい建築物を作るかもしれないから魔道具の設置は島の端がいいだろうな」
「それじゃ、端へ行こうか。
[ファービレジの村]寄りにしとこうか?」
「あぁ、それでいい」
建築スタッフを連れて、小屋の建設予定地へ移動した。
ここから反対側に陸地が見えている。
「なぁ、社長。
こんな孤島に城を作って何と戦うつもりなんだ?」
「いやいや、本当は別荘でも作ろうと思ってたけど……
画家の旦那から今回の話が舞い込んできてね。
それに大きい施設を作らないと、今の君達じゃ物足らないでしょ。
歓楽街のアレなんかも私は整地しかしてないし」と、言いながら転送の魔道具を地面に設置した。
座標のセット完了っと!! 魔道具に魔石を入れて転送の魔法陣が地面に表示されるようになった。
「それじゃ!! ココに魔道具用の小屋を建ててくださいね」
「いやいや、社長。
道具は各自持ってきてるが材料がないぞ!!」
「あー、そうだったね」
整地した際に切り倒した木材を地面いっぱいに広げた。
あと配管なんかも大量に置いておいた。
「配管を今回は用意してるから、お風呂関係も作る予定でよろしく!!」
「なぁ、社長。
ワシ達が仮住まいする建物も作っていいか?」
「どうぞ、どうぞ。
島の敷地を全て城にするのは面白くないしね。
そしたら、裏庭の魔道具も起動してくるから作業始めてていいよ。
それと、もしかするとゴブリンが出るかもだけど大丈夫かな?」
「あー、それは問題ないさ。
ワシらは常に武器を持ってるような物だしな」
「わかった。それじゃ魔道具を繋げてくるよ」と言って、【転送魔法】で裏庭に移動して裏庭の転送の魔道具に座標をセットして島と裏庭の移動手段を確保した。
テストで魔道具を利用して島へ移動し、ドワルド達に手を振ってから再び自宅へ戻った。
昼寝とリリスの能力を有効活用をして薬の効果切れを待ち、薬の効力が続く最終日を迎える事になった。
最終日は一日中、エミリーと一緒に過ごす事にした。
その日に衝動が発生したが、エミリーのおかげで正気に戻る事ができた。
しかし、代金の支払いの約束はしているので建築作業はする必要がある。
いざとなれば、シズクから貰った通信機があるので、連絡に関しては何とかなるだろう。
その日の朝方、[ファービレジの村]のギルドに行き、島まで船を出してもらう手配をした。
急な依頼という事で金額を割り増しで依頼をすると、さっくりと依頼が決まった。
そんな流れで……私は今、海の上である。
海のモンスターってのがいるらしいが、この辺りの海のモンスターは比較的おとなしいらしく船を襲うことはないらしい。
しばらく、海の移動を楽しんだあと……嘘を言いました。
海の揺れとの闘い……に苦戦し、30分でダウンしていた。
そこから一時間で到着していたが、地面に足をつけるときはフラフラになっていた。
帰りは、勝手に帰るから帰宅して良いと依頼した漁師に伝えて、先に帰って貰った。
帰りまで誰が船旅をしてたまるか!! ボスモンスターとの戦闘より死の恐怖を感じたぞ!!
[ヒーリング]と[ヒール]と[クリア]の魔法三点セットを使って気持ちを立て直した。
一度、[アースウォール]の魔法を使い高台を作り島の大きさを確認した。
遠目で見た時はそれ程の広さを感じなかったが……結構、広いな。
この島を丸ごと破格の値段で買い取ったんで、島の資材は自由に使わせてもらおう。
森の木は建築をする際に邪魔なので魔法で吹き飛ばす事も考えたが、立派な木が多いので切り倒して【アイテムボックス】入れてしまう事にした。
今の私は例のアレの効果で魔法力が異常回復する状態だ。
[エアカッター]の魔法に通常より魔力を込めて魔法を放ち森林の木を倒していく……
そして、木材をひたすら【アイテムボックス】詰め込む作業を繰り返した。
途中途中で大量のゴブリンが魔法の巻き添いで倒されていたのはご愛嬌だ。
森林は木が切り倒され平地になった。
しかし、木の切株が私の理想とする整地を邪魔してくれている。
これは許せない……。
私は休憩を入れながら[エクスプロージョン]の魔法を連発し切株と地面を吹っ飛ばして整地して行った。
魔法を使いながらの島の横断が終了した時、地面には穴が空いたりしてデコボコ状態だったので、[アースウォール]の魔法で全て平らにした。
その後、あたりを見回したときに「素晴らしく平らだ……」と、私は呟いていた。
モンスターの襲撃を避ける為に女神像4つを設置して[聖域]の魔法の強化は必須だよな。
これだけ広い土地だし……城くらい建てても文句は言われないだろう?
【転送魔法】でこの島に移動できるようになったので整地作業を終えて昼過ぎたので自宅へ帰り食事をしてから私の寝室に向かった。
寝室のベッドには、二枚の絵が置かれていた。
一枚は、エミリーがシズクの服を採寸するときの絵だった。
本当に売れっ子の画家だな……いい絵だよ。
二枚目は、シズクが羽衣装備を私たちに披露した時の絵だ。
うん、これはひどい。本人が見たら泣くぞ……
単なるエロ絵だ。これは、シズクに見せずに【アイテムボックス】に封印しておこう。
昼から仕事はないし……リリスの食事はこの状態だと寝る時だし裏庭で昼寝しよう。
……
…………
相変わらず酷い臭いが辺りを充満している。
何をされているのかを知っているが、お昼寝の癒しには抗えない。
しかも、薬で色々と酷い事になってるので裏庭でお昼寝(隠語)位はしないとな。
また嫁達を死屍累々の状態にしてしまう……
お昼寝というガチ睡眠で、陽は落ちて辺りは既に暗くなっていた。
睡眠もキッチリとれたこともあり、私の身体はいろんな意味で元気になっていた。
夕食をとった後、アリアとリーネとリリスの3人がその後来てくれた。
色々と事が終わった後、まだまだ眠れないのでリリスの魅惑に堕としてもらい強引に眠りについた。
朝だ……
案の定、部屋の中は酷い臭いが充満していた。
アリア、リリス、リーネの3名もベッドの上でダウンしている。
とりあえず、ドワルドさんと副リーダーの彼には転送装置を設置する小屋を新しく作ってもらおうかな?
そんな事を考えながら、自宅で食事してると昨日に引き続きドワルドが私の前に再び現れた。
「ドワルドさん。言わなくても解るよ。
ご飯食べる終わるまで、ちょっと待ってね」
朝食をパクつくようにして一気に食べ終えた。
「そしたら、今回も移動用に転送の魔道具を設置する為の小屋を作ってもらうよ。
その後は、海に囲まれた島を丸ごと買い取ってるから、城作ろうが要塞作ろうが……
ドワルドさんの好きにしていいよ」
「画家の旦那は、そんなに大金を持ってるんか?」
「あぁ、あの人……教会のお抱え絵師さんなんだよ。
お店にノルン様の絵あるだろう、あれ書いた人が画家の旦那。
一応、身分は貴族らしいよ」
「なんじゃ、貴族が社長の家に居候しておったんか?」
「勇者も居候してたしなぁ……」
「良い!! 社長が相手なら何が起きてもおかしくないな。
そしたら、どこに立てるか教えてくれ? 後、サブリーダーの彼も作業に入れるからな」
「オッケー。んじゃ、まずは裏庭に行こうか」と言って、建築班を連れて裏庭へ移動した。
裏庭の空きスペースに座標未登録の転送の魔道具を魔石を入れてから設置した。
魔石を入れた事により魔法陣が表示されている。
「サブリーダーは、この魔道具の効果が入るようサイズで小屋を作ってね。
魔法陣が出てるから目視で解るでしょ」
「ハイ、わかりました」
島に持っていく魔道具と、既に設置された魔道具に今の座標をセットした。
「それじゃ、ドワルドさんと何名かは島に移動するよ」
……と言うと、私・ドワルド・他3名がついてくる事になった。
【転送魔法】を使い4名を連れて島へ移動した。
あたり一面を平らに整地された地面が目の前に広がっていた。
「やっぱり、建築する時は整地してないと落ち着かないよね!!」
「あぁ、既に社長が整地済みなんだな」
……と言って、ドワルドは呆れていた。
「それにしても、ココは広いな。社長」
「あー、それでもココの島は一面が森林だったから、ギルドからかなり安く買い叩けたよ」
「木がないじゃないか!! 木が!!」
「いや、整地の邪魔じゃないですか?
全部切り倒してマジックバッグ(仮)の中だよ」
「まぁ、良い。
大きい建築物を作るかもしれないから魔道具の設置は島の端がいいだろうな」
「それじゃ、端へ行こうか。
[ファービレジの村]寄りにしとこうか?」
「あぁ、それでいい」
建築スタッフを連れて、小屋の建設予定地へ移動した。
ここから反対側に陸地が見えている。
「なぁ、社長。
こんな孤島に城を作って何と戦うつもりなんだ?」
「いやいや、本当は別荘でも作ろうと思ってたけど……
画家の旦那から今回の話が舞い込んできてね。
それに大きい施設を作らないと、今の君達じゃ物足らないでしょ。
歓楽街のアレなんかも私は整地しかしてないし」と、言いながら転送の魔道具を地面に設置した。
座標のセット完了っと!! 魔道具に魔石を入れて転送の魔法陣が地面に表示されるようになった。
「それじゃ!! ココに魔道具用の小屋を建ててくださいね」
「いやいや、社長。
道具は各自持ってきてるが材料がないぞ!!」
「あー、そうだったね」
整地した際に切り倒した木材を地面いっぱいに広げた。
あと配管なんかも大量に置いておいた。
「配管を今回は用意してるから、お風呂関係も作る予定でよろしく!!」
「なぁ、社長。
ワシ達が仮住まいする建物も作っていいか?」
「どうぞ、どうぞ。
島の敷地を全て城にするのは面白くないしね。
そしたら、裏庭の魔道具も起動してくるから作業始めてていいよ。
それと、もしかするとゴブリンが出るかもだけど大丈夫かな?」
「あー、それは問題ないさ。
ワシらは常に武器を持ってるような物だしな」
「わかった。それじゃ魔道具を繋げてくるよ」と言って、【転送魔法】で裏庭に移動して裏庭の転送の魔道具に座標をセットして島と裏庭の移動手段を確保した。
テストで魔道具を利用して島へ移動し、ドワルド達に手を振ってから再び自宅へ戻った。
昼寝とリリスの能力を有効活用をして薬の効果切れを待ち、薬の効力が続く最終日を迎える事になった。
最終日は一日中、エミリーと一緒に過ごす事にした。
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