136 / 198
123話.嫉妬
しおりを挟む
ドワルドがいる鍛冶屋を出ると辺りが暗くなっていた。
とりあえず、お屋敷で一度リリスに会ってから自宅へ帰るとしよう。
お屋敷の前に移動すると、建物に灯りがついているのが見えた。
建物に灯りがついているので人がいる事は確認できた。
私がお屋敷に入ると、リリスが私を出迎えてくれた。
「お兄ちゃん、おかえりー!!
今日はネ、お屋敷のお掃除を沢山したんだよー!!」
「そっか、ありがとね」
「それで、今日はお兄ちゃんすごく美味しそうな匂いしてるから。
二時間程、夢の中でイイコトしてほしいなぁ」
「二時間かかるとなると結構遅くなるね……
フローラさん達に伝える事もあるし」
「私も頑張ったし。
お兄ちゃんからご褒美が欲しいなぁ」
……と言って、リリスは何かを期待するような目で上目遣いでみてきた。
「ぐぬぬ……」
文字通り小悪魔っ子め……
何故か? 厳しくできない自分が辛い。
彼女の提案を断ろうと思うのだが、脳裏に彼女が悲しむ姿が浮かんできて提案を断れないのだ。
「ちなみに、前回がエミリーさんだったんで……
今日はシェリーちゃんだよ。
二時間経ったら起こしてあげるから、いいでしょ?」
[クリア]の魔法を再度掛け直して、寝室の布団に入る決意をした。
「よし、ご褒美を与えるのも大切だよな」
「ちょろいなぁ……このご主人様。
毎日、私の相手してくれるんじゃ?」と、リリスは小さく呟いた。
私は寝室の布団に入り強制的に眠る為に[スリープ]の魔法を使い強引に眠りについた。
……
…………
急に目が覚めたような感覚だ……
屋敷の寝室に赤いドレスを着たシェリーがいる。
彼女はドレスを着たまま私に飛び込んで着た。
彼女を撫でていたら気分が少しヘンな感じになっていってる。
父性はこの前捨ててしまったので軽くマズイ状況なのは解っていた。
……
…………
「お兄ちゃん、起きて」と、リリスの声が聞こえた所で目が覚めた。
やけにスッキリしているが、異常なまでの倦怠感を感じていた。
コレがサキュバスのお仕事をしてもらった成果なのだろうか?
目を開くと、リリスが私の隣で寝ていた。
「おはよう、お兄ちゃん。
時間だよ~」
「あぁ、わかった」
「お兄ちゃんに、サキュバスについて良い事を教えてあげるね。
単一の人物から食事を貰い続けたサキュバスは、その主人の好みに成長するんだよ。
お兄ちゃん、頑張ってね♡」
へぇー、俺の好みかぁどうなるんだろうな?
それじゃ行くかと、思って立ち上がると……リリスから静止を受けた。
「お兄ちゃん、ちゃんと服きてから帰ってね捕まっちゃうよー」
おっと、寝ている間私の本体をイタズラされていたようだ。
夢の中の出来事だから、本体をイタズラせずともいいだろうに……
前回、リリスの件を隠して怒られたので今回は堂々と家に帰る事にした。
結果、怒られはしなかったが女性陣は少し不機嫌だった。
「エミリー、ゴメン。
フローラさんとドワルドさんの奥さんに伝えたい事があるからさ、道案内してくれないかな」
「まぁ、いいですけど」と、エミリーが素っ気なく答えた。
注意はされなかったけど、完全に怒っているよなぁ……
辺りが暗い中、[ライト]の魔法を使いエミリーの案内でドワルドの家に移動する。
うぐぐ……話ができない。
その後、彼女と何も話さずにドワルドの家に着いた。
「ドワルドさんの家に着きましたよ」と、エミリーが言った。
「ああ、ありがとう」
ドワルドの家の扉を、ドアノッカーでドアをノックした。
コン、コンコン!! と、音を立てて扉をノックする。
しばらくして、聞き覚えのある声が聞こえた。
「どちら様ですか?」
「夜分失礼します」と、私が言った所で……
「社長!?」という声が扉越しに聞こえた。
声だけで私の事が解ったのか?
「ちょっと社長。待ってください……」と、フローラが言って扉の前から離れたのが解った。
建物内で、ドタバタと音がしている。
「ねぇ、エミリーさん。これどういうこと?」
「ホント、ハジメさんって鈍感な時ありますよね」
「ぐぬぬ……。
自分でもわかってるから言い返せない」
しばらく待つと、いつもの状態のフローラが私を出迎えてくれた。
「えっ、エミリーさんも一緒なんですか……」と、エミリーの顔を見て少しフローラは残念そうにしていた。
その後、私達は家に上がらせてもらってお茶をご馳走してもらった。
その後に、ドワルドさんが私の武器を作る為に実家に帰って、一週間の間実家で過ごす旨を奥さんとフローラさんに伝えた。
「へぇ、ウチの旦那がそこまで熱を入れるなんて、社長さんは本当に凄い人なんですねぇ」
「そりゃそうだよ!! 私達の社長だもの」
「なんか、過大評価されまくってて少し恥ずかしいですね」と、私は言った。
私は照れて顔に出てしまっているのは間違いないだろう。
「社長さん。今後ともウチの旦那と娘をよろしくお願いしますね。
社長さんのお酒のお陰でココに定住できましたし。本当に感謝してます」
「いえ、こちらこそドワルドさんと、フローラさんには助けられてばかりですよ。
建築班のみんなには、感謝を込めて一回長期休暇でも与えようかと思ってます。
当然、休暇中も給料出しますよ」
「あのぉー、社長。
長期休暇は要りません。今の仕事楽しいですし」
「それは今度、みんなで相談しましょう。
それでは、また明日もお願いしますね」と言って、私達はドワルド邸を後にした。
「エミリーさん、ありがとう。
機嫌悪かったのに付き合ってくれて」
「いえ、私達も解ってるんですよ。
ただ、私達がどうする事もできない所で、ハジメさんとリリスさんがいると考えるとどうしようもなくて」
「それでも、その相手をしてるのは君達なんだけどね」
「それでもです!!」
「それなら、どうやったら納得できるかな?」
「そうですね。
みんなと相談してみます」と言って、意味ありげにエミリーが笑顔になった。
それから後、とある決まり事が我が家に出来た。
・一週間のウチ、四日間は[セカンタの町]で日替わりで嫁さんと一緒に寝る事。
・残り三日は、転送の魔道具が完成したらお屋敷で全員で寝る事になった。
「本番したら魔王にぃーー」と、嫁達に反対意見を言うと、皆から「我慢してください」と怒られました。
これで、今回の件は軽く収まりした。
めでたしめでたし……じゃないよ!!
絶対にキツくなる展開が目に見えている何かしら対策を取らねば……
とりあえず、お屋敷で一度リリスに会ってから自宅へ帰るとしよう。
お屋敷の前に移動すると、建物に灯りがついているのが見えた。
建物に灯りがついているので人がいる事は確認できた。
私がお屋敷に入ると、リリスが私を出迎えてくれた。
「お兄ちゃん、おかえりー!!
今日はネ、お屋敷のお掃除を沢山したんだよー!!」
「そっか、ありがとね」
「それで、今日はお兄ちゃんすごく美味しそうな匂いしてるから。
二時間程、夢の中でイイコトしてほしいなぁ」
「二時間かかるとなると結構遅くなるね……
フローラさん達に伝える事もあるし」
「私も頑張ったし。
お兄ちゃんからご褒美が欲しいなぁ」
……と言って、リリスは何かを期待するような目で上目遣いでみてきた。
「ぐぬぬ……」
文字通り小悪魔っ子め……
何故か? 厳しくできない自分が辛い。
彼女の提案を断ろうと思うのだが、脳裏に彼女が悲しむ姿が浮かんできて提案を断れないのだ。
「ちなみに、前回がエミリーさんだったんで……
今日はシェリーちゃんだよ。
二時間経ったら起こしてあげるから、いいでしょ?」
[クリア]の魔法を再度掛け直して、寝室の布団に入る決意をした。
「よし、ご褒美を与えるのも大切だよな」
「ちょろいなぁ……このご主人様。
毎日、私の相手してくれるんじゃ?」と、リリスは小さく呟いた。
私は寝室の布団に入り強制的に眠る為に[スリープ]の魔法を使い強引に眠りについた。
……
…………
急に目が覚めたような感覚だ……
屋敷の寝室に赤いドレスを着たシェリーがいる。
彼女はドレスを着たまま私に飛び込んで着た。
彼女を撫でていたら気分が少しヘンな感じになっていってる。
父性はこの前捨ててしまったので軽くマズイ状況なのは解っていた。
……
…………
「お兄ちゃん、起きて」と、リリスの声が聞こえた所で目が覚めた。
やけにスッキリしているが、異常なまでの倦怠感を感じていた。
コレがサキュバスのお仕事をしてもらった成果なのだろうか?
目を開くと、リリスが私の隣で寝ていた。
「おはよう、お兄ちゃん。
時間だよ~」
「あぁ、わかった」
「お兄ちゃんに、サキュバスについて良い事を教えてあげるね。
単一の人物から食事を貰い続けたサキュバスは、その主人の好みに成長するんだよ。
お兄ちゃん、頑張ってね♡」
へぇー、俺の好みかぁどうなるんだろうな?
それじゃ行くかと、思って立ち上がると……リリスから静止を受けた。
「お兄ちゃん、ちゃんと服きてから帰ってね捕まっちゃうよー」
おっと、寝ている間私の本体をイタズラされていたようだ。
夢の中の出来事だから、本体をイタズラせずともいいだろうに……
前回、リリスの件を隠して怒られたので今回は堂々と家に帰る事にした。
結果、怒られはしなかったが女性陣は少し不機嫌だった。
「エミリー、ゴメン。
フローラさんとドワルドさんの奥さんに伝えたい事があるからさ、道案内してくれないかな」
「まぁ、いいですけど」と、エミリーが素っ気なく答えた。
注意はされなかったけど、完全に怒っているよなぁ……
辺りが暗い中、[ライト]の魔法を使いエミリーの案内でドワルドの家に移動する。
うぐぐ……話ができない。
その後、彼女と何も話さずにドワルドの家に着いた。
「ドワルドさんの家に着きましたよ」と、エミリーが言った。
「ああ、ありがとう」
ドワルドの家の扉を、ドアノッカーでドアをノックした。
コン、コンコン!! と、音を立てて扉をノックする。
しばらくして、聞き覚えのある声が聞こえた。
「どちら様ですか?」
「夜分失礼します」と、私が言った所で……
「社長!?」という声が扉越しに聞こえた。
声だけで私の事が解ったのか?
「ちょっと社長。待ってください……」と、フローラが言って扉の前から離れたのが解った。
建物内で、ドタバタと音がしている。
「ねぇ、エミリーさん。これどういうこと?」
「ホント、ハジメさんって鈍感な時ありますよね」
「ぐぬぬ……。
自分でもわかってるから言い返せない」
しばらく待つと、いつもの状態のフローラが私を出迎えてくれた。
「えっ、エミリーさんも一緒なんですか……」と、エミリーの顔を見て少しフローラは残念そうにしていた。
その後、私達は家に上がらせてもらってお茶をご馳走してもらった。
その後に、ドワルドさんが私の武器を作る為に実家に帰って、一週間の間実家で過ごす旨を奥さんとフローラさんに伝えた。
「へぇ、ウチの旦那がそこまで熱を入れるなんて、社長さんは本当に凄い人なんですねぇ」
「そりゃそうだよ!! 私達の社長だもの」
「なんか、過大評価されまくってて少し恥ずかしいですね」と、私は言った。
私は照れて顔に出てしまっているのは間違いないだろう。
「社長さん。今後ともウチの旦那と娘をよろしくお願いしますね。
社長さんのお酒のお陰でココに定住できましたし。本当に感謝してます」
「いえ、こちらこそドワルドさんと、フローラさんには助けられてばかりですよ。
建築班のみんなには、感謝を込めて一回長期休暇でも与えようかと思ってます。
当然、休暇中も給料出しますよ」
「あのぉー、社長。
長期休暇は要りません。今の仕事楽しいですし」
「それは今度、みんなで相談しましょう。
それでは、また明日もお願いしますね」と言って、私達はドワルド邸を後にした。
「エミリーさん、ありがとう。
機嫌悪かったのに付き合ってくれて」
「いえ、私達も解ってるんですよ。
ただ、私達がどうする事もできない所で、ハジメさんとリリスさんがいると考えるとどうしようもなくて」
「それでも、その相手をしてるのは君達なんだけどね」
「それでもです!!」
「それなら、どうやったら納得できるかな?」
「そうですね。
みんなと相談してみます」と言って、意味ありげにエミリーが笑顔になった。
それから後、とある決まり事が我が家に出来た。
・一週間のウチ、四日間は[セカンタの町]で日替わりで嫁さんと一緒に寝る事。
・残り三日は、転送の魔道具が完成したらお屋敷で全員で寝る事になった。
「本番したら魔王にぃーー」と、嫁達に反対意見を言うと、皆から「我慢してください」と怒られました。
これで、今回の件は軽く収まりした。
めでたしめでたし……じゃないよ!!
絶対にキツくなる展開が目に見えている何かしら対策を取らねば……
0
お気に入りに追加
1,564
あなたにおすすめの小説
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
えっ!?俺が神様になるの? チートで異世界修行物語。
偵察部隊 元リーコン
ファンタジー
主人公の名前は沢村尊流(さわむら たける)45歳。仕事に向かう途中にテロリストに感化された暴漢に遭遇、無差別殺人は防げたが、命を落としてしまう。
死んだ筈なのに先程とは違う場所に尊流は立って居た、知らない場所なのに何故か懐かしい感じがするその場所は、ある神様の神域だった。
そこで現れた神様によって驚愕の事実が告げられた。
沢村尊流は何度も転生して魂の位が上がり、もう少しで神と成れるというものだった。
そして神に成るべく、再度修行の為に転生することになるのであった。
とんでもチートを貰い転生した尊流ははたして神になれるのか、仲間と共に世界を旅するストーリーが始まる。
物語の進行は他の作品に比べかなり遅めかと思いますが、読んだ方が情景を思い浮かべられるように心掛けておりますので、一緒に異世界を旅して主人公の成長を見守り楽しんで頂けたらと思います。
処女作ですので、読みづらい事も有るかと思いますが、頑張って書いて行きますので宜しくお願い致します。
更新は不定期になると思います。
異世界に子供の姿で転生し初期設定でチート能力を手に入れた。
みみっく
ファンタジー
タイトルのままの紹介文です。異世界に子供の姿で転生した主人公が、初期設定でチートを手に入れる。冒険していると、気がつくと少女が大勢の大所帯になっていた。イチャイチャありのチート冒険生活が始まる。
投稿は、毎日投稿の予定です。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる