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107話.リニューアルオープン前日の出来事。
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【前書き】
どこまで、シェリーに手を出さないか迷ってましたが……
合法ロリ(キャリー)に続いて、シェリーとほぼ同じ年齢のアリアに手を出した時点で、騙し通すのもソロソロ辛いなと思い。
シェリーに、ご奉仕させてしまいました。
◇◆◇◆
新しく町を発展させる為に――
ドクタージッパー氏と町の協力体制を作り、それからも色々とやっていたら……
三号店のリニューアルオープンまで、残すところ後2日となった。
結局、私は長期休暇の間に休みを取らなかったのである。
そうなると、嫁さん達の機嫌が悪い悪い……
嫁達には、無理をするなと言われてるのに休みなしで動いてしまう。これぞ、近代日本の結晶だ!!(社畜的な意味で)
……と、冗談は置いといて――嫁達の機嫌がすこぶる悪いので、どうするか悩んだ。
エミリーは元々から心配してくれていた事もあるが、いつもなら私の味方になってくれるシェリーとメイドのアリアさえも、おかんむりだ。
「お兄さん!! なんで、お休みを取らないんですか?」と、キャリーに怒られた。
「いや、色々と忙しくてだな」
「ハジメさんが忙しくしてるんですよね?」と、エミリーが笑顔で言ってきた。
うぅ、エミリーの笑顔が逆に怖い……
シェリー、助けて!! と、私は救いの目を向けるがソッポを向かれた。
私のメイドのアリアなら……きっと助言を出してくれるハズと期待を込めて視線を向けたが、お辞儀をされて躱された。
「ぐぬぬぬ……
それじゃ、私はどうすればいいんだい!!」
「「「お休みを取ってください」」」と、3名から即答された。
「お兄ちゃん。
残りの二日間はシェリー達と過ごすの、お仕事しちゃダメ」
ぐぬぬ、味方がいない。
この前、2日程倒れてたのが尾を引いてるのか? それなら仕方ないか……
「わかりました。今日と明日は休みます」
「お兄さんが、そう言ってくれると信じてました。
明日は三号店にはスタッフやテナントの方は来られません。全スタッフに施設の使用禁止を伝えておきました。
これで、三号店を使えるのは私達だけです」
「こうなることが、想定内みたいな手腕だね」と、私はキャリーに言った。
「私は三号店の店長ですし。
お兄さんの事ですから、こうなるのは解りきってましたよ」
「心配させたのは反省してるし……
いつもの砂漠への狩りには行かせてくれ」
「ダメです」と、全員から即答された。
「わかったよ。今日と明日の狩りは諦めるよ」
一同、ホッとしている様子だった。
しかし、仕事をしないとなると裏庭で農作業位しかやる事ないしなぁ。
その日は、裏庭の畑で軽く農作業をして、皆とノンビリと過ごし1日を終えた。
そして、その翌日の朝から私を含めて5名で三号店に向かった。
三号店までは徒歩で移動して施設に着いた。
キャリーが施設の扉の鍵を手慣れた手付きで開けていた。
施設の扉が開いたので全員で施設に入る。
施設内に灯りがついていないので、施設が全体的に暗いというより真っ暗だ。
カウンターに置いてある灯りの魔道具の灯りが視線の先を照らしていた。
「私が施設の灯りをつけてきますんで、お兄さんは施設の扉の鍵を締めてきてね。
今日は私達の貸し切りですから」
貸し切りって事は、みんなでお風呂入るつもりなのか?
いやいや、ソレはソレで疲れるだろう……
「それで、ハジメさん。お風呂は一人で入りますか?」
「いえ、全員でお願いします」と、エミリーの問いに即答していた。
複数人いるので、いろんな事は出来ないが眼福ではあるし……
ソレを断って一人で風呂に入るのも寂しいしな。
「みんなは、男湯と女湯どっちに入りたい?」
「「「「 女湯です 」」」」と、皆に即答された。
4:1の勢力では多数決ではかないません。
「それじゃ、女湯にしよっか。
私がお湯沸かしてくるから、みんなはお風呂に入る準備してていいよ」と言って、私は屋上へ向かった。
屋上で、全ての魔道具に魔石を補充した後に魔道具を起動させて、お湯と水を作り始めた。
しばらくして、湯気がお湯からではじめたので、薬湯用の金樽にハーブを詰め込んだ紐付きの袋を水面に浮くように取っ手の部分に吊り下げた。
初期案では、薬湯のハーブ袋をそのまま沈めていたが――
袋が沈んだ際に水の排出口を塞いでしまうトラブルがあった為、袋を吊り下げるように仕様を変更した。
屋上の準備はこれでよし、次は配管室へ向かおう。
屋上から配管室へ移動して、大浴場にお湯を流す金樽の水温をチェックし、水量などを調整して温度調整を済ませた。
次に新しい壺風呂と薬湯の為の金樽だ。この新しい金樽のお湯からハーブの匂いがしてくる。
新旧の金樽も水温調節をした後、浴場に繋がる配管のバルブを解放して浴場へお湯を送り出した。
よし、お風呂に向かおう。
男湯にこっそり行ったら行ったで怒られそうだし――私は指定の場所へ向かう事にした。
女湯の脱衣所には彼女達の姿はなく、脱衣所のカゴには脱がれた衣服がまとめられていた。
流石にコレを見続けるのも不粋なので、そのカゴから少し離れた場所で服を脱いだ。
私は服を脱ぎ終わり、タオルを腰に巻いて浴場へ入る。
浴場の入り口で、先に浴場に来ていた彼女達が私が来るのを待っていた。
彼女達はタオルで身体を隠してはいるが、普段以上に肌がさらけ出されていて、それだけでも十分にエロい気がした。
見るなと言われても、視線がつい彼女達の身体にいってしまうのは悲しい男のサガである。
私のそういう状況を察して「ハジメさん。それじゃ身体を洗いましょう」と、初手からエミリーがブッ込んで来た。
「お兄さんの身体は、私達が洗いますからね」
アリアは、こくこくと頷きこちらを見ている。シェリーは、この状況を楽しんでいた。
逃げ道はない――完全に退路は断たれた。
私は状況を理解して「あぁ、お願いするよ」と、言った。
彼女達の三人には既にご奉仕されているのだ。
この場にシェリーもいるし、他人に見られながらご奉仕をするような事はないだろう。
そんな紳士な事を考えを持ちつつも下半身が元気になっていくのを私は気づいていた。
彼女達に洗い場に誘われるがまま、私は洗い場の前に座った。
「先にお湯をかけますね」とエミリーが言って、桶を使いお湯を身体にかけてくれた。
「シェリーも、お兄ちゃんを洗う~」と言って、私の背中を洗ってくれた。
「それじゃ、お兄さん。
洗い場から少し離れて立ってくださいね」と言われ、キャリーの指示に従った。
キャリーが私の身体の前半分を洗い、アリアが身体の後半分を洗ってくれた。
その時、キャリーに「ソレ、大きくなってますね」と、こっそり耳打ちされた。
私の身体を洗う為にキャリーの持ち込んだタオルを使ってるので、彼女の身体を隠すモノがないので否が応にも彼女の身体が視線に入って仕方がない、下半身を反応させるなというのが無理な話である。
最後に、エミリーが頭を洗ってくれた。
誰かに頭を洗ってもらうのって、なんでこんなに気持ちいいんだろう……
そんな感じで、私の身体は洗い終わった。
「みんなも身体を洗ったら?」
「みんな身体は洗い終わってるよー」と、シェリーが教えてくれた。
ん? という事は、彼女達が使ったタオルで私の身体は洗われたのか?
ついつい、自分の体の匂いを嗅いでしまった。
うむ、石鹸の匂いしかしないな……少し残念だ。
おっと、いかんいかん。これ以上変な事を考えると今以上にマズイ事になる。
「最初は、どのお風呂から入ります?」と、皆に聞いてみた。
「最初は普通に大浴場でいいんじゃないですか?」と、エミリーが答えてくれた。
「そうだね。そうしようか」と言って、全員で大浴場に入った。
彼女達四人が並んで、私がその反対側にいる形だ。
湯舟に入る際にタオルも取られているので、ハッキリと身体のラインや凹凸なんかも見えている。
あまり見過ぎないようにしないと拙いけど見えてしまう。
微、貧、無、無といったところだろうか……
何の順とは言わないが――エミリー、キャリー、アリアとシェリーの順だろう。
シェリーとキャリーは、肌が白いのでピンク色が白い肌に綺麗に浮かんでいるように見える。
アリアの場合は、肌が暗めの色合いをしている為、ピンク色との繋ぎが薄い感じに見える。
エミリーは、彼女達の中では胸が成長している。彼女の胸は何度か見た事があるが、前見た時よりも成長している気がする。
……
…………
私達の身体も温まったので、次のお風呂に移動することにした。
次は薬湯だ。薬湯の隣に壺風呂も設置されている。
お湯自体は、薬湯と同じなのでどちらに入っても同じである。
ただ対面に座られると気恥ずかしいので、私は壺風呂に入ることにした。
三つある壺風呂に私が入って、エミリーと、キャリーも壺風呂に入ることになった。
「アリアは壺風呂じゃなくてよかった?」
「大丈夫ですよ。お二人にお譲りします」
各自、配置についた感じだ。
いや、一人配置に付いてない子がいる。
シェリーが壺風呂も薬湯も選んでいない……
「シェリーは、お兄ちゃんと入る」と言って、自分の入ってる壺風呂に一緒に入った。
私は、壺に掛けていたタオルを慌てて手に取り腰に巻いた。
壺風呂の中で、シェリーが私の膝の上に乗ってる状態だ。
1人用の壺風呂で、こんなに身体が密着すると下半身に悪い。
父性だ……。父性だ……。しかし、父性ごときでこの状況をを耐えれる訳がない。
何度か彼女の身体にタオル越しに大きくなったブツが当たっていたが、シェリーはその件について言及してこなかった。
壺風呂から出て、最後はサウナに入ることにした。
サウナに入ると視界の先は凄く曇っていて、先が見えない程だった。
サウナに設置している椅子に各自座り、サウナの熱さを各々が堪能していた。
……
…………
「あついー、もう無理ー」と言って、シェリーが我慢できずサウナから出ていった。
私の隣座っていた三人が立ち上がり、三人とも雰囲気が変わった。
「えっ、三人とも何をするつもりなの?」
「お兄さん。ずっと大きいままでしたよね」と、キャリーが耳打ちしてきた。
そのあと三人からご奉仕をされた。
「お兄さん。大きい声出さないでくださいね。
シェリーに聞かれますよ」
終始大きくなりっぱなしのモノが、小さくなるまで奉仕され続けられ――
最後に、濡れた生暖かいモノに包まれながら、私の欲望を吐き出した。
「三人とも、暑くてこれ以上は無理だサウナから出よう……」
「んぐぐ……」一人、口に何かを含んだような声を出している。
「お兄さん、仕方ないですね。
それじゃ、そろそろ出ましょうか」
「ご主人様満足いただけましたか?」
二人の声が聴こえて、納得した。
あぁ、エミリーが最後の処理をしてくれたんだな。
三人とも、サウナから出て私に話しかけてきた。
「ハジメさん。ちょっと口を注いできますね」と言って、エミリーはこの場を離れていった。
それで、全てを察する事ができた。
「エミリー、やる時はやるねぇ。
あっ、後でサウナの掃除しなきゃ。社長の匂いがついちゃったかも」
「ご主人様。次は私にお願いしますね」
彼女達の言葉に気恥ずかしくなり、頭を冷やす為に水風呂に私は飛び込んだ。
「冷たっ!!」
水風呂から出て顔をブルブルさせながら、周りを見渡したがシェリーがいない。
「あれ? シェリーがいない?
お風呂から上がったのかな?」
脱衣所に戻って見ると服は残っていたので、着替えてはいないみたいだ。
そうなると、サウナかな? もしかして、入れ替わりで入った?
私はサウナに戻り「シェリーいるかい?」と、声をかけた。
「うん……いるよ。
お兄ちゃん。お姉ちゃん達とココで何をしてたの?
前、ココのお風呂に来た時も、お姉ちゃんと何かしてたよね」
ゲェッ!! 二回も目撃されてた。(実際は、何度も目撃されてます)
この子も私の嫁だし、本当の事を言うべきだろうか?
このまま嘘をついてもシェリーを傷つけるよなぁ、仲間外れにされてると……
私は覚悟を決めて言う事にした。
「壺風呂に一緒入ってた時、シェリーに大きくなってたのが当たってたでしょ」
「うん、私にドキドキしてたんだよね」
「そこまで、解っててあんな事したのか……
簡単に言うとコレが大きくなったままだと辛いから、エミリー達にソレを治めてもらってたんだよ」
「お兄ちゃん。次は私にやらせてね」
「すでに治めてもらってるから、今はしなくて大丈夫だよ」と、答えた。
なんて事を言うんだこの子は、さっき言葉だけで下半身が熱くなるのを感じた。
蒸気で見えていないはずなのに――それに気づいたのか、シェリーは手で探るようにして触ってきた。
「お兄ちゃん、コレ小さくなってないよ。
コレを、どうするの?」
私は色々と教えながら……彼女に満足してもらうまで、ご奉仕をしてもらった。
色々と、スッキリした状態で2人でサウナから出てきたら、エミリーとキャリーに呆れられた表情を向けられた。
「ハジメさん。とうとう、シェリーにも手を出したんですね」
「やっぱり、お兄さんはシェリー相手でも大丈夫だったでしょう」
「むしろ……
ご主人様は、シェリーさんにあれだけ好き好きオーラ出しながら手を出してなかったんですね」
シェリーが私にべったりと引っ付き「お兄ちゃん♡大好き」と、言ってきた。
「私も大好きだよ」と言ったら。
「「私は私は?」」の大攻勢がやってきた。
「みんな、大好きだよ」
……と、皆の前で告白する羽目になった。
どこまで、シェリーに手を出さないか迷ってましたが……
合法ロリ(キャリー)に続いて、シェリーとほぼ同じ年齢のアリアに手を出した時点で、騙し通すのもソロソロ辛いなと思い。
シェリーに、ご奉仕させてしまいました。
◇◆◇◆
新しく町を発展させる為に――
ドクタージッパー氏と町の協力体制を作り、それからも色々とやっていたら……
三号店のリニューアルオープンまで、残すところ後2日となった。
結局、私は長期休暇の間に休みを取らなかったのである。
そうなると、嫁さん達の機嫌が悪い悪い……
嫁達には、無理をするなと言われてるのに休みなしで動いてしまう。これぞ、近代日本の結晶だ!!(社畜的な意味で)
……と、冗談は置いといて――嫁達の機嫌がすこぶる悪いので、どうするか悩んだ。
エミリーは元々から心配してくれていた事もあるが、いつもなら私の味方になってくれるシェリーとメイドのアリアさえも、おかんむりだ。
「お兄さん!! なんで、お休みを取らないんですか?」と、キャリーに怒られた。
「いや、色々と忙しくてだな」
「ハジメさんが忙しくしてるんですよね?」と、エミリーが笑顔で言ってきた。
うぅ、エミリーの笑顔が逆に怖い……
シェリー、助けて!! と、私は救いの目を向けるがソッポを向かれた。
私のメイドのアリアなら……きっと助言を出してくれるハズと期待を込めて視線を向けたが、お辞儀をされて躱された。
「ぐぬぬぬ……
それじゃ、私はどうすればいいんだい!!」
「「「お休みを取ってください」」」と、3名から即答された。
「お兄ちゃん。
残りの二日間はシェリー達と過ごすの、お仕事しちゃダメ」
ぐぬぬ、味方がいない。
この前、2日程倒れてたのが尾を引いてるのか? それなら仕方ないか……
「わかりました。今日と明日は休みます」
「お兄さんが、そう言ってくれると信じてました。
明日は三号店にはスタッフやテナントの方は来られません。全スタッフに施設の使用禁止を伝えておきました。
これで、三号店を使えるのは私達だけです」
「こうなることが、想定内みたいな手腕だね」と、私はキャリーに言った。
「私は三号店の店長ですし。
お兄さんの事ですから、こうなるのは解りきってましたよ」
「心配させたのは反省してるし……
いつもの砂漠への狩りには行かせてくれ」
「ダメです」と、全員から即答された。
「わかったよ。今日と明日の狩りは諦めるよ」
一同、ホッとしている様子だった。
しかし、仕事をしないとなると裏庭で農作業位しかやる事ないしなぁ。
その日は、裏庭の畑で軽く農作業をして、皆とノンビリと過ごし1日を終えた。
そして、その翌日の朝から私を含めて5名で三号店に向かった。
三号店までは徒歩で移動して施設に着いた。
キャリーが施設の扉の鍵を手慣れた手付きで開けていた。
施設の扉が開いたので全員で施設に入る。
施設内に灯りがついていないので、施設が全体的に暗いというより真っ暗だ。
カウンターに置いてある灯りの魔道具の灯りが視線の先を照らしていた。
「私が施設の灯りをつけてきますんで、お兄さんは施設の扉の鍵を締めてきてね。
今日は私達の貸し切りですから」
貸し切りって事は、みんなでお風呂入るつもりなのか?
いやいや、ソレはソレで疲れるだろう……
「それで、ハジメさん。お風呂は一人で入りますか?」
「いえ、全員でお願いします」と、エミリーの問いに即答していた。
複数人いるので、いろんな事は出来ないが眼福ではあるし……
ソレを断って一人で風呂に入るのも寂しいしな。
「みんなは、男湯と女湯どっちに入りたい?」
「「「「 女湯です 」」」」と、皆に即答された。
4:1の勢力では多数決ではかないません。
「それじゃ、女湯にしよっか。
私がお湯沸かしてくるから、みんなはお風呂に入る準備してていいよ」と言って、私は屋上へ向かった。
屋上で、全ての魔道具に魔石を補充した後に魔道具を起動させて、お湯と水を作り始めた。
しばらくして、湯気がお湯からではじめたので、薬湯用の金樽にハーブを詰め込んだ紐付きの袋を水面に浮くように取っ手の部分に吊り下げた。
初期案では、薬湯のハーブ袋をそのまま沈めていたが――
袋が沈んだ際に水の排出口を塞いでしまうトラブルがあった為、袋を吊り下げるように仕様を変更した。
屋上の準備はこれでよし、次は配管室へ向かおう。
屋上から配管室へ移動して、大浴場にお湯を流す金樽の水温をチェックし、水量などを調整して温度調整を済ませた。
次に新しい壺風呂と薬湯の為の金樽だ。この新しい金樽のお湯からハーブの匂いがしてくる。
新旧の金樽も水温調節をした後、浴場に繋がる配管のバルブを解放して浴場へお湯を送り出した。
よし、お風呂に向かおう。
男湯にこっそり行ったら行ったで怒られそうだし――私は指定の場所へ向かう事にした。
女湯の脱衣所には彼女達の姿はなく、脱衣所のカゴには脱がれた衣服がまとめられていた。
流石にコレを見続けるのも不粋なので、そのカゴから少し離れた場所で服を脱いだ。
私は服を脱ぎ終わり、タオルを腰に巻いて浴場へ入る。
浴場の入り口で、先に浴場に来ていた彼女達が私が来るのを待っていた。
彼女達はタオルで身体を隠してはいるが、普段以上に肌がさらけ出されていて、それだけでも十分にエロい気がした。
見るなと言われても、視線がつい彼女達の身体にいってしまうのは悲しい男のサガである。
私のそういう状況を察して「ハジメさん。それじゃ身体を洗いましょう」と、初手からエミリーがブッ込んで来た。
「お兄さんの身体は、私達が洗いますからね」
アリアは、こくこくと頷きこちらを見ている。シェリーは、この状況を楽しんでいた。
逃げ道はない――完全に退路は断たれた。
私は状況を理解して「あぁ、お願いするよ」と、言った。
彼女達の三人には既にご奉仕されているのだ。
この場にシェリーもいるし、他人に見られながらご奉仕をするような事はないだろう。
そんな紳士な事を考えを持ちつつも下半身が元気になっていくのを私は気づいていた。
彼女達に洗い場に誘われるがまま、私は洗い場の前に座った。
「先にお湯をかけますね」とエミリーが言って、桶を使いお湯を身体にかけてくれた。
「シェリーも、お兄ちゃんを洗う~」と言って、私の背中を洗ってくれた。
「それじゃ、お兄さん。
洗い場から少し離れて立ってくださいね」と言われ、キャリーの指示に従った。
キャリーが私の身体の前半分を洗い、アリアが身体の後半分を洗ってくれた。
その時、キャリーに「ソレ、大きくなってますね」と、こっそり耳打ちされた。
私の身体を洗う為にキャリーの持ち込んだタオルを使ってるので、彼女の身体を隠すモノがないので否が応にも彼女の身体が視線に入って仕方がない、下半身を反応させるなというのが無理な話である。
最後に、エミリーが頭を洗ってくれた。
誰かに頭を洗ってもらうのって、なんでこんなに気持ちいいんだろう……
そんな感じで、私の身体は洗い終わった。
「みんなも身体を洗ったら?」
「みんな身体は洗い終わってるよー」と、シェリーが教えてくれた。
ん? という事は、彼女達が使ったタオルで私の身体は洗われたのか?
ついつい、自分の体の匂いを嗅いでしまった。
うむ、石鹸の匂いしかしないな……少し残念だ。
おっと、いかんいかん。これ以上変な事を考えると今以上にマズイ事になる。
「最初は、どのお風呂から入ります?」と、皆に聞いてみた。
「最初は普通に大浴場でいいんじゃないですか?」と、エミリーが答えてくれた。
「そうだね。そうしようか」と言って、全員で大浴場に入った。
彼女達四人が並んで、私がその反対側にいる形だ。
湯舟に入る際にタオルも取られているので、ハッキリと身体のラインや凹凸なんかも見えている。
あまり見過ぎないようにしないと拙いけど見えてしまう。
微、貧、無、無といったところだろうか……
何の順とは言わないが――エミリー、キャリー、アリアとシェリーの順だろう。
シェリーとキャリーは、肌が白いのでピンク色が白い肌に綺麗に浮かんでいるように見える。
アリアの場合は、肌が暗めの色合いをしている為、ピンク色との繋ぎが薄い感じに見える。
エミリーは、彼女達の中では胸が成長している。彼女の胸は何度か見た事があるが、前見た時よりも成長している気がする。
……
…………
私達の身体も温まったので、次のお風呂に移動することにした。
次は薬湯だ。薬湯の隣に壺風呂も設置されている。
お湯自体は、薬湯と同じなのでどちらに入っても同じである。
ただ対面に座られると気恥ずかしいので、私は壺風呂に入ることにした。
三つある壺風呂に私が入って、エミリーと、キャリーも壺風呂に入ることになった。
「アリアは壺風呂じゃなくてよかった?」
「大丈夫ですよ。お二人にお譲りします」
各自、配置についた感じだ。
いや、一人配置に付いてない子がいる。
シェリーが壺風呂も薬湯も選んでいない……
「シェリーは、お兄ちゃんと入る」と言って、自分の入ってる壺風呂に一緒に入った。
私は、壺に掛けていたタオルを慌てて手に取り腰に巻いた。
壺風呂の中で、シェリーが私の膝の上に乗ってる状態だ。
1人用の壺風呂で、こんなに身体が密着すると下半身に悪い。
父性だ……。父性だ……。しかし、父性ごときでこの状況をを耐えれる訳がない。
何度か彼女の身体にタオル越しに大きくなったブツが当たっていたが、シェリーはその件について言及してこなかった。
壺風呂から出て、最後はサウナに入ることにした。
サウナに入ると視界の先は凄く曇っていて、先が見えない程だった。
サウナに設置している椅子に各自座り、サウナの熱さを各々が堪能していた。
……
…………
「あついー、もう無理ー」と言って、シェリーが我慢できずサウナから出ていった。
私の隣座っていた三人が立ち上がり、三人とも雰囲気が変わった。
「えっ、三人とも何をするつもりなの?」
「お兄さん。ずっと大きいままでしたよね」と、キャリーが耳打ちしてきた。
そのあと三人からご奉仕をされた。
「お兄さん。大きい声出さないでくださいね。
シェリーに聞かれますよ」
終始大きくなりっぱなしのモノが、小さくなるまで奉仕され続けられ――
最後に、濡れた生暖かいモノに包まれながら、私の欲望を吐き出した。
「三人とも、暑くてこれ以上は無理だサウナから出よう……」
「んぐぐ……」一人、口に何かを含んだような声を出している。
「お兄さん、仕方ないですね。
それじゃ、そろそろ出ましょうか」
「ご主人様満足いただけましたか?」
二人の声が聴こえて、納得した。
あぁ、エミリーが最後の処理をしてくれたんだな。
三人とも、サウナから出て私に話しかけてきた。
「ハジメさん。ちょっと口を注いできますね」と言って、エミリーはこの場を離れていった。
それで、全てを察する事ができた。
「エミリー、やる時はやるねぇ。
あっ、後でサウナの掃除しなきゃ。社長の匂いがついちゃったかも」
「ご主人様。次は私にお願いしますね」
彼女達の言葉に気恥ずかしくなり、頭を冷やす為に水風呂に私は飛び込んだ。
「冷たっ!!」
水風呂から出て顔をブルブルさせながら、周りを見渡したがシェリーがいない。
「あれ? シェリーがいない?
お風呂から上がったのかな?」
脱衣所に戻って見ると服は残っていたので、着替えてはいないみたいだ。
そうなると、サウナかな? もしかして、入れ替わりで入った?
私はサウナに戻り「シェリーいるかい?」と、声をかけた。
「うん……いるよ。
お兄ちゃん。お姉ちゃん達とココで何をしてたの?
前、ココのお風呂に来た時も、お姉ちゃんと何かしてたよね」
ゲェッ!! 二回も目撃されてた。(実際は、何度も目撃されてます)
この子も私の嫁だし、本当の事を言うべきだろうか?
このまま嘘をついてもシェリーを傷つけるよなぁ、仲間外れにされてると……
私は覚悟を決めて言う事にした。
「壺風呂に一緒入ってた時、シェリーに大きくなってたのが当たってたでしょ」
「うん、私にドキドキしてたんだよね」
「そこまで、解っててあんな事したのか……
簡単に言うとコレが大きくなったままだと辛いから、エミリー達にソレを治めてもらってたんだよ」
「お兄ちゃん。次は私にやらせてね」
「すでに治めてもらってるから、今はしなくて大丈夫だよ」と、答えた。
なんて事を言うんだこの子は、さっき言葉だけで下半身が熱くなるのを感じた。
蒸気で見えていないはずなのに――それに気づいたのか、シェリーは手で探るようにして触ってきた。
「お兄ちゃん、コレ小さくなってないよ。
コレを、どうするの?」
私は色々と教えながら……彼女に満足してもらうまで、ご奉仕をしてもらった。
色々と、スッキリした状態で2人でサウナから出てきたら、エミリーとキャリーに呆れられた表情を向けられた。
「ハジメさん。とうとう、シェリーにも手を出したんですね」
「やっぱり、お兄さんはシェリー相手でも大丈夫だったでしょう」
「むしろ……
ご主人様は、シェリーさんにあれだけ好き好きオーラ出しながら手を出してなかったんですね」
シェリーが私にべったりと引っ付き「お兄ちゃん♡大好き」と、言ってきた。
「私も大好きだよ」と言ったら。
「「私は私は?」」の大攻勢がやってきた。
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斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。
異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。
そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。
異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。
龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。
現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
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