108 / 198
96話.セバスチャン
しおりを挟む
夜中に執事風の男を自宅へと招き入れた。
「どうぞ、お入りください」
「はい、ありがとうございます。ハジメ様。
一刻も早くこの手紙に目を通して下さい」と言って、私に手紙を渡してきた。
様呼びは、止めてくれと言おうと思ったが、この状況なので注意しなかった。
手紙は、私の予想通り貴族の息子ボルグからの手紙だった。
手紙の主な内容は、あのクソ貴族に対して意見を言ったら投獄された。
ボルグが投獄された以上、アレを止めれる者がいない。
ギルドの依頼での約束通りに、父を討伐した責任は息子ボルグが責任を負うという旨の内容が書かれていた。
私は手紙を読み終わり、男に質問した。
「ボルグ様が投獄されたのは、いつですか?」
「ハジメ様が、当家に挨拶に来られて3日目の事でした。
坊ちゃんは、貴方が寄越した高額の贈り物は注意を呼びかけているモノだ。
……と、旦那様に意見をされまして」
「それが通じなかったみたいですね」
「はい、このような高額のモノを贈り物として出せる商人ならば……
金はいくらでも持っているから施設の建設を急がせる。
更に脅して娘三人も奪うと宣言されまして」
「うわっ、酷いな……
それで、どうなりました?」
「坊ちゃんは、あの贈り物は我々に対する脅しだと、旦那様に意見された後に投獄をされました」
「という事は……
ボルグ様が投獄される前から、こっちに嫌がらせに来た兵士達は先に[サドタの街]を出てたんですね」
「ハイ。ソレに気づいて坊ちゃんも考え直すよう動かれておりました」
「えっと、貴方はボルグ様の執事なのかな?」
「はい。私はボルグ様の執事を務めるセバスチャンと申します。セバスとお呼び下さい」
「セバスさんね、これが本題なんだけど。
セバスさんが、こちらに来るときにリストア様は、どれくらいの兵を用意してました?」
「城にもともと配備している兵2000と、外部から3000を用意している様子ですね」
「外部ってのは、ギルド?」「いいえ、街の警備兵とかそういう連中です」
「そっか、なら仕方ないね……
セバスさんがコッチに来る時は、リストア様は兵士は動かしてない状態だよね」
「ハイ。ボルグ様二度目の投獄で、コレは危ういと思いましたので手紙を持ってまいりました」
「セバスさん、良いタイミングで来てくれたと思うよ。
リストア様が出立した、その夜にボルグ様を救出する予定だ。協力してもらえるかな?」
「はい、喜んで協力させていただきます」
「そこまで状況が進んでるなら。
明日か明後日には、リストア様は大軍を率いて私を脅しに来るんじゃないかな?
そこから、この町の到着までに5日~6日かかるって所かな?」
「セバスさん、長旅でお疲れでしょうし。
お風呂にでも入って今日はゆっくりやすんで下さい」
「ありがとうございます」
「アリア。
セバスさんを風呂に案内して、風呂を沸かしてきてくれ」
「はい、ご主人様」
アリアが、セバスを案内して風呂に連れて行った。
「さて、みんなも状況を聞いたと思うけど……
現状はこんな感じだ」
「何か質問ある人いるかい?」
「あの? お兄さん、一つ聞いて良いですか?」
「どうぞ」「貴族の息子さんを助けにいく理由は?」
「それは、簡単な事だよ。
役に立たない貴族をソレを見かねた有能な息子が処罰したという形にしたいだけさ。
彼がコッチ側にいてくれるだけで立場が変わるさ」
「ハジメさん。気になったんですけど……どうやって? サドタの街から兵が出た事を確認するんですか?」
「それね、最初は私が様子を見ようと思ってたけど、ギルドに協力してもらう事にしたんだ。
だから兵が動けば、ギルド長のマルコさんが扉のノックもなしに、この部屋に飛び込んで来るさ」
「そうなんですね……」
「お兄ちゃん。この前、高台を作るって言ってたけど? どういう事?」
「うん、この町は防壁がないからね。
守るとすると色々と大変なんだ、なんで魔法で壁を作るついでに高台を作って、相手の様子を盗み見てやる訳、見える範囲なら魔法を打ち込めるし」
「「「あっ」」」
三人ともに、何かに気づいたみたいだ。
「三人とも、砂漠でのシェリーのアレを思い出したみたいだね。
そう高い所が、先も見通せて有利なんだよ。
だから、相手が見えてなくてもコチラは状況が見えている、まず戦闘になる訳がない」
……と、3人の質問に答えた。
「他に質問はあるかい? 」
3人からの質問を待ったが、質問は来なかったので話を続けた。
「ないみたいだね。
私としても、人を殺める事は、したくない。
貴族の私兵に関しては、ある意味仕方ないかもしれないけど、一般の警備の人達とかは出来れば見逃したいんだよね。
それに、貴族の私兵でも逃げてくれれば追うことはしないから。
ソレを説得する人間として、ボルグ様には利用する価値がある」
「物凄い大事になってきましたね。ハジメさん」
「貴族と対峙するという事はこういう事だからね。
民心も人心も掌握してこそ、一般人が勝てるってわけさ!!」
「「一般人の考える事ではないと思います」」と、2名にツッコミを入れられた。
「エミリー。
申し訳ないんだけど、セバスさんの為に夜食を作ってあげてくれないかな」
「ハイ、いいですよ。胃に優しいモノが良いですよね」
「うん、そうしてあげて。
きっと、彼は疲れてるハズだから」
……
…………
それから2日後の朝‥‥…
案の定、朝から騒がしい声が部屋に響いていた。
「ハジメ君!! ハジメ君!! 緊急事態なんだ」
……と言って、ノックもせずに食事中のセバスさんを含めて6人がテーブルについている時に、ギルド長のマルコが血相を変えて部屋に入ってきた。
「あー、マルコさん。
おはようございます」
予想通りの反応だったので……
皆、落ちついていた。
「貴族の兵士達が動き出しましたか?」
「なんでソレを? まだ伝えてないのに」
「そこに居る、ボルグ様の執事さんが手紙を届けてくれたので、そろそろ動くだろうと予想してました。
一つ確認したいのですけど、リストア様が指揮を執ってる形です?」
「あぁ、そうだ……」
ウンウンと私は頷いた。
「だそうですよ、セバスさん。
今日の夜にでも、ボルグ様を迎えにいきましょうか?」
「ハジメ君。キミは一体ナニを考えているんだい?」
「囚われの貴族様の救出作戦ですよ。
囚われのお姫様じゃないのが、少し残念ですけどね」
先日エミリー達と話をした作戦を、ギルド長に簡潔に説明をしてあげた。
「ハジメ君が、城壁を作ってくれるのか。
それは安心だな!! ギルドで集めている人員は、どう配置しようか?」
「んー、そしたら1枚目の壁は薄めに作って、簡単に突破させて2枚目の壁との間にでも濠を掘って水を入れときましょう。
それで、内側の壁の城壁から弓を打ってもらえれば勝てるかなと……
あと、そこまでは破らせるつもりはありません、その手前で終わらせますよ」
「いいね。君は本当に商人にしておくのが勿体ないよ」
「いいえ、商人が性に合ってるんで……
そしたら、今日は壁を作り始めますね。
[ファービレジ]の方面には通路開けてますけど、[サドタの街]への移動は控えるようギルドから呼びかけてください。
それと、副町長のミルコさんにも、同様に伝えておいて下さい」
「ギルドに何かできる事はないか?」
「そしたら、城壁と濠が完成したら、濠に水の魔道具を使って水を入れといて下さい」
「セバスさん、今日の夜に作戦決行ですよ。
準備しておいて下さいね」
「はい……」と、セバスと最後に話をして話し合いは終了した。
朝方は、いつも通り色々と回ってから、昼過ぎに三号店の施設へ移動した。
プリン作りの際に、金物屋に注文していた金樽をまず屋上に設置した。
その次に、配管室に配管と新しい金樽を置いて、配管室の野外側の壁を壊して[アースウォール]の魔法で、地面を底上げして高さを確保しつつ配管室の金樽置き場の広さを広げた。
壁は後でつけるからとりあえずは、解放しとこう。
最後に、男湯と女湯に人が入れるサイズの壺を三つずつ置いといた。
道具さえ揃えとけば――設計図はあるし、ドワルド達なら仕上げてくれるだろう。
さて、余った時間は壁作りだ。
まずは、内側の頑丈な壁を作ろう……
上に登りやすいように、階段も内側に作っておこう。
町を囲むように、丈夫な外壁が出来上がった。
(一箇所は、通路を開けている、魔力視もあるし北の森の抜け道の兼ね合いもあるので問題ない)
しかも、四方に四箇所階段付きである。
次は、濠を掘る……
城壁を囲むように、地面を「アースウォール」の魔法で削っていく。
ぐるっと、城壁の周りを回ってきた。
いつものお約束で閉じ込められた……
階段を片方くらいは作っておくか? この場所は、ファービレジ方面の出口付近だし問題ないだろう。
残りは、外壁のハリボテ壁だ。
自分が立つ場所だけは、頑丈にして置いてあとは脆くしておこう。
狩りにも行かず夕方まで作業をした成果もあり、アッサりと2重の城壁を完成させた。
濠の水はギルドの人達に任せるとしよう。
それじゃ、いい時間になってきた事だし。
少し休憩して、セバスさんと一緒に貴族の息子の救出に向かいますかね。
「どうぞ、お入りください」
「はい、ありがとうございます。ハジメ様。
一刻も早くこの手紙に目を通して下さい」と言って、私に手紙を渡してきた。
様呼びは、止めてくれと言おうと思ったが、この状況なので注意しなかった。
手紙は、私の予想通り貴族の息子ボルグからの手紙だった。
手紙の主な内容は、あのクソ貴族に対して意見を言ったら投獄された。
ボルグが投獄された以上、アレを止めれる者がいない。
ギルドの依頼での約束通りに、父を討伐した責任は息子ボルグが責任を負うという旨の内容が書かれていた。
私は手紙を読み終わり、男に質問した。
「ボルグ様が投獄されたのは、いつですか?」
「ハジメ様が、当家に挨拶に来られて3日目の事でした。
坊ちゃんは、貴方が寄越した高額の贈り物は注意を呼びかけているモノだ。
……と、旦那様に意見をされまして」
「それが通じなかったみたいですね」
「はい、このような高額のモノを贈り物として出せる商人ならば……
金はいくらでも持っているから施設の建設を急がせる。
更に脅して娘三人も奪うと宣言されまして」
「うわっ、酷いな……
それで、どうなりました?」
「坊ちゃんは、あの贈り物は我々に対する脅しだと、旦那様に意見された後に投獄をされました」
「という事は……
ボルグ様が投獄される前から、こっちに嫌がらせに来た兵士達は先に[サドタの街]を出てたんですね」
「ハイ。ソレに気づいて坊ちゃんも考え直すよう動かれておりました」
「えっと、貴方はボルグ様の執事なのかな?」
「はい。私はボルグ様の執事を務めるセバスチャンと申します。セバスとお呼び下さい」
「セバスさんね、これが本題なんだけど。
セバスさんが、こちらに来るときにリストア様は、どれくらいの兵を用意してました?」
「城にもともと配備している兵2000と、外部から3000を用意している様子ですね」
「外部ってのは、ギルド?」「いいえ、街の警備兵とかそういう連中です」
「そっか、なら仕方ないね……
セバスさんがコッチに来る時は、リストア様は兵士は動かしてない状態だよね」
「ハイ。ボルグ様二度目の投獄で、コレは危ういと思いましたので手紙を持ってまいりました」
「セバスさん、良いタイミングで来てくれたと思うよ。
リストア様が出立した、その夜にボルグ様を救出する予定だ。協力してもらえるかな?」
「はい、喜んで協力させていただきます」
「そこまで状況が進んでるなら。
明日か明後日には、リストア様は大軍を率いて私を脅しに来るんじゃないかな?
そこから、この町の到着までに5日~6日かかるって所かな?」
「セバスさん、長旅でお疲れでしょうし。
お風呂にでも入って今日はゆっくりやすんで下さい」
「ありがとうございます」
「アリア。
セバスさんを風呂に案内して、風呂を沸かしてきてくれ」
「はい、ご主人様」
アリアが、セバスを案内して風呂に連れて行った。
「さて、みんなも状況を聞いたと思うけど……
現状はこんな感じだ」
「何か質問ある人いるかい?」
「あの? お兄さん、一つ聞いて良いですか?」
「どうぞ」「貴族の息子さんを助けにいく理由は?」
「それは、簡単な事だよ。
役に立たない貴族をソレを見かねた有能な息子が処罰したという形にしたいだけさ。
彼がコッチ側にいてくれるだけで立場が変わるさ」
「ハジメさん。気になったんですけど……どうやって? サドタの街から兵が出た事を確認するんですか?」
「それね、最初は私が様子を見ようと思ってたけど、ギルドに協力してもらう事にしたんだ。
だから兵が動けば、ギルド長のマルコさんが扉のノックもなしに、この部屋に飛び込んで来るさ」
「そうなんですね……」
「お兄ちゃん。この前、高台を作るって言ってたけど? どういう事?」
「うん、この町は防壁がないからね。
守るとすると色々と大変なんだ、なんで魔法で壁を作るついでに高台を作って、相手の様子を盗み見てやる訳、見える範囲なら魔法を打ち込めるし」
「「「あっ」」」
三人ともに、何かに気づいたみたいだ。
「三人とも、砂漠でのシェリーのアレを思い出したみたいだね。
そう高い所が、先も見通せて有利なんだよ。
だから、相手が見えてなくてもコチラは状況が見えている、まず戦闘になる訳がない」
……と、3人の質問に答えた。
「他に質問はあるかい? 」
3人からの質問を待ったが、質問は来なかったので話を続けた。
「ないみたいだね。
私としても、人を殺める事は、したくない。
貴族の私兵に関しては、ある意味仕方ないかもしれないけど、一般の警備の人達とかは出来れば見逃したいんだよね。
それに、貴族の私兵でも逃げてくれれば追うことはしないから。
ソレを説得する人間として、ボルグ様には利用する価値がある」
「物凄い大事になってきましたね。ハジメさん」
「貴族と対峙するという事はこういう事だからね。
民心も人心も掌握してこそ、一般人が勝てるってわけさ!!」
「「一般人の考える事ではないと思います」」と、2名にツッコミを入れられた。
「エミリー。
申し訳ないんだけど、セバスさんの為に夜食を作ってあげてくれないかな」
「ハイ、いいですよ。胃に優しいモノが良いですよね」
「うん、そうしてあげて。
きっと、彼は疲れてるハズだから」
……
…………
それから2日後の朝‥‥…
案の定、朝から騒がしい声が部屋に響いていた。
「ハジメ君!! ハジメ君!! 緊急事態なんだ」
……と言って、ノックもせずに食事中のセバスさんを含めて6人がテーブルについている時に、ギルド長のマルコが血相を変えて部屋に入ってきた。
「あー、マルコさん。
おはようございます」
予想通りの反応だったので……
皆、落ちついていた。
「貴族の兵士達が動き出しましたか?」
「なんでソレを? まだ伝えてないのに」
「そこに居る、ボルグ様の執事さんが手紙を届けてくれたので、そろそろ動くだろうと予想してました。
一つ確認したいのですけど、リストア様が指揮を執ってる形です?」
「あぁ、そうだ……」
ウンウンと私は頷いた。
「だそうですよ、セバスさん。
今日の夜にでも、ボルグ様を迎えにいきましょうか?」
「ハジメ君。キミは一体ナニを考えているんだい?」
「囚われの貴族様の救出作戦ですよ。
囚われのお姫様じゃないのが、少し残念ですけどね」
先日エミリー達と話をした作戦を、ギルド長に簡潔に説明をしてあげた。
「ハジメ君が、城壁を作ってくれるのか。
それは安心だな!! ギルドで集めている人員は、どう配置しようか?」
「んー、そしたら1枚目の壁は薄めに作って、簡単に突破させて2枚目の壁との間にでも濠を掘って水を入れときましょう。
それで、内側の壁の城壁から弓を打ってもらえれば勝てるかなと……
あと、そこまでは破らせるつもりはありません、その手前で終わらせますよ」
「いいね。君は本当に商人にしておくのが勿体ないよ」
「いいえ、商人が性に合ってるんで……
そしたら、今日は壁を作り始めますね。
[ファービレジ]の方面には通路開けてますけど、[サドタの街]への移動は控えるようギルドから呼びかけてください。
それと、副町長のミルコさんにも、同様に伝えておいて下さい」
「ギルドに何かできる事はないか?」
「そしたら、城壁と濠が完成したら、濠に水の魔道具を使って水を入れといて下さい」
「セバスさん、今日の夜に作戦決行ですよ。
準備しておいて下さいね」
「はい……」と、セバスと最後に話をして話し合いは終了した。
朝方は、いつも通り色々と回ってから、昼過ぎに三号店の施設へ移動した。
プリン作りの際に、金物屋に注文していた金樽をまず屋上に設置した。
その次に、配管室に配管と新しい金樽を置いて、配管室の野外側の壁を壊して[アースウォール]の魔法で、地面を底上げして高さを確保しつつ配管室の金樽置き場の広さを広げた。
壁は後でつけるからとりあえずは、解放しとこう。
最後に、男湯と女湯に人が入れるサイズの壺を三つずつ置いといた。
道具さえ揃えとけば――設計図はあるし、ドワルド達なら仕上げてくれるだろう。
さて、余った時間は壁作りだ。
まずは、内側の頑丈な壁を作ろう……
上に登りやすいように、階段も内側に作っておこう。
町を囲むように、丈夫な外壁が出来上がった。
(一箇所は、通路を開けている、魔力視もあるし北の森の抜け道の兼ね合いもあるので問題ない)
しかも、四方に四箇所階段付きである。
次は、濠を掘る……
城壁を囲むように、地面を「アースウォール」の魔法で削っていく。
ぐるっと、城壁の周りを回ってきた。
いつものお約束で閉じ込められた……
階段を片方くらいは作っておくか? この場所は、ファービレジ方面の出口付近だし問題ないだろう。
残りは、外壁のハリボテ壁だ。
自分が立つ場所だけは、頑丈にして置いてあとは脆くしておこう。
狩りにも行かず夕方まで作業をした成果もあり、アッサりと2重の城壁を完成させた。
濠の水はギルドの人達に任せるとしよう。
それじゃ、いい時間になってきた事だし。
少し休憩して、セバスさんと一緒に貴族の息子の救出に向かいますかね。
0
お気に入りに追加
1,566
あなたにおすすめの小説
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
異世界で買った奴隷が強すぎるので説明求む!
夜間救急事務受付
ファンタジー
仕事中、気がつくと知らない世界にいた 佐藤 惣一郎(サトウ ソウイチロウ)
安く買った、視力の悪い奴隷の少女に、瓶の底の様な分厚いメガネを与えると
めちゃめちゃ強かった!
気軽に読めるので、暇つぶしに是非!
涙あり、笑いあり
シリアスなおとぼけ冒険譚!
異世界ラブ冒険ファンタジー!
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。
異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。
そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。
異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。
龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。
現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる