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24話-2.異世界でサウナを作る。
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え? やっぱり洞穴か……
ここで火を炊くのは、色々と危険じゃないかと考えた。
まぁ、入り口を塞ぐわけじゃないから大丈夫かな。
――と楽観して、エミリーさんを信じる事にした。
「着きましたね」
「それでこれから、何をしましょうか」と言って、エミリーに彼女の荷物を返した。
「ハジメさん。
[ライト]の魔法で、洞窟の中を照らしてもらっていいですか?」
「いいですよ」と言って、[ライト]の魔法を使った。
エミリーと共に洞窟の中に入って行く。
「誰も、いないんですね」
「ホントの物好きしか、やらないらしいですから」
「あはは、なんかすいません」
「いえ、いいんですよ。
私もやってみたかったですし」
洞窟はそれほど深くなく一直線だった。
洞窟の最奥を確認し終わったら。
「それなら……この辺りかな」と、彼女が言った。
それから、彼女は風の魔道具を洞窟の途中に設置していた。
風の魔道具に魔石を入れて風の薄い壁を作って、風の壁を抜けたところに水の魔道具を設置して、水を浴びれるようにしていた。
バケツに水を汲んで、柄杓を用意してた。
洞窟の奥のほうで、火の魔道具で彼女が薪を燃やそうとしていた。
「薪を燃やすのは、私がやりましょうか?
ほら、魔法もありますし。それと、薪を燃やすと煙が出すぎるから、魔法で直接石を焼くのは?」
「それは魔力的にもキツイので――
火の魔道具と薪の火で石を焼くんですよ」と、彼女から返答が来た。
「一度、試してもいいです?」と、彼女に[ファイア]の魔法を試す了承を取った。
「はい。いいですよ」
一度、薪を片付けて貰って、そのまま石を[ファイア]の魔法で焼いた。
いい具合に石が焼けたので、柄杓で水をかける。
――と、いい具合に蒸気が上がっていく。
[ファイア]の魔法をかける→水をかけるの作業を繰り返すと洞窟内の温度が上がっていった。
あぁ、ここから先の温度維持に火の魔道具がいるのか、風呂に入って休憩するどころじゃなくなるから。
洞窟内がいい感じの温度になってきたので、石の温度を上げるのは火の魔道具に任せた。
よし、これでいい感じに入れるぞ。
蒸気で先が見えない状態になったので、風の壁の先に脱いだ服を置き彼女に話かけた。
「いい感じになったんで、先に入りますね」
減った分のバケツに水を足して、水を焼けた石にかけて蒸気を増やし続けた。
暖かくて気持ちいい。
蒸気で、いい具合に先が見えなくなっていた時。
「ハジメさん、失礼しますね」と、エミリーから声をかけられた。
「ふぇっ!? 混浴じゃなかったんでは?」
「それ以前に個人で作ったものなんで、混浴って関係あるんですかね?」と、エミリーがとぼけてきた。
蒸気で見にくくはあるが、タオルで色々と隠してはいるみたいだ。
けど、うっすらと彼女の体のラインは見えてしまっている。
ぐぬぬ……平常心、平常心。
……
…………
しばらく、時間が経ち。
洞窟内の熱気により汗をかき、体が温まっていた。
しかし、蒸気はだいぶ落ち着いて来ていて、洞窟内の様子が薄っすらと見え始める。
ちなみに、エミリーの身体に、汗で濡れたタオルが張り付いていた。
こういう混浴の場では異性を見過ぎてはいけないのが、ルールなのだが彼女の身体から視線を動かせない。
余計な事を考えていたら、下半身がヤバい事になった。
もう、我慢できねぇッス!!
「エミリーさん」と言って 、抱きつこうとしたが彼女に回避された。
「ハジメさん、聞いてもらっていいですか?」
「あっ、はい」
「私は、ハジメさんの事が好きです」
「俺も、エミリーさんの事が……」と言おうとしたら、次の言葉を被せられた。
「けど、体の関係を持つことができません」
「えっ!? どういう事?
両想いだし、問題ないのでは?」
「私は、セカンタの町のシスターです。
あなたの加護の確認に付き添い、勇者になり得る素質を一時的な感情で潰す事は、神への冒涜であるとスミス神父を通じ教会の組織から注意が来ています。
ただし、貴方と付き合う事については容認していただいてます」
「つまり、俺はまだ[魔法使い]は捨てられない……と」
なんか、軽く変な気分になった。
意識を軽く失いそうになり、そのまま倒れそうになった所をエミリーが支えてくれた。
そして、そのまま膝を枕にしてくれた。
胸をタオルで隠しただけの状態で、膝枕って……ただただ、エロい。
下から覗く、二つの双丘越しのエミリー見てたら。
顔は赤くなってたけど――彼女は何故か泣いていた。
もしかして、この件はエミリーも完全には納得してない?
なら、仕方ねーな。
俺が惚れた女性なんだ、俺も納得するしかないか――
よくよく考えてたら、彼女まだ15歳(未成人)じゃないか。
踏み止まれて、正解だったと強引に自分を納得させた。
あと、エミリーの涙の意味を考えてしまい。
「大丈夫、それでもエミリーが好きだよ」と言って、膝枕から起き上がりエミリーにキスした。
前回と違い、俺からエミリーに求めているキス。
いかん、下半身が暴走……しそうな時に、エミリーの胸を隠していたタオルが取れた。
ひと悶着があって時間が経ち、蒸気もほぼなくなった為、隠されていた双丘がはっきりと見えてしまった。
暴走しかけのところにトドメを刺された。
「もう、無理!!
俺、ちょっと外に出る」と言って、俺は外へ走り出していった。
外に出て先程の双丘を思い出し、賢者モードに至った。
一度、己の欲望を吐き出してしまえば素に戻る――それが男というモノだ。
素に戻った俺は再び洞窟の奥に入っていった。
エミリーが、え? なんなの? ……っと、いう感じに呆然としていた。
「エミリー。
胸を隠して、ソレ見てたら次は理性保てる自身ない」
彼女は地面に落ちたタオルを拾って胸を隠した。
「お風呂も冷えちゃったし。
帰ろうか……」
「…………」
帰って来たのは沈黙、無言の返答だ。
沈黙の後、先に口を開いたのは、エミリーだった。
「ハジメさんが出て行ったら洞窟が真っ暗になって――
そして、戻ってきたと思えばスッキリとしてて、ハジメさんは何やってきたの?」
「ナニと、言われてもですね……」
「教えてください!!」
強く言われてしまったので、つい返答してしまった。
「エミリーさんで、エロい想像して自分で熱りを抑えました!!」
俺にセクハラ発言を言わせておきながら、タオルだけの状態で顔を真っ赤にしながら彼女は俯いている。
何かと失態だらけの告白になってしまったが、お互いの気持ちは分かったから良しとしよう。
[魔法使い]の件は、時が来れば解決出来るさ。
それから、お互いに服を着替えて来た道を二人で帰った。
ここで火を炊くのは、色々と危険じゃないかと考えた。
まぁ、入り口を塞ぐわけじゃないから大丈夫かな。
――と楽観して、エミリーさんを信じる事にした。
「着きましたね」
「それでこれから、何をしましょうか」と言って、エミリーに彼女の荷物を返した。
「ハジメさん。
[ライト]の魔法で、洞窟の中を照らしてもらっていいですか?」
「いいですよ」と言って、[ライト]の魔法を使った。
エミリーと共に洞窟の中に入って行く。
「誰も、いないんですね」
「ホントの物好きしか、やらないらしいですから」
「あはは、なんかすいません」
「いえ、いいんですよ。
私もやってみたかったですし」
洞窟はそれほど深くなく一直線だった。
洞窟の最奥を確認し終わったら。
「それなら……この辺りかな」と、彼女が言った。
それから、彼女は風の魔道具を洞窟の途中に設置していた。
風の魔道具に魔石を入れて風の薄い壁を作って、風の壁を抜けたところに水の魔道具を設置して、水を浴びれるようにしていた。
バケツに水を汲んで、柄杓を用意してた。
洞窟の奥のほうで、火の魔道具で彼女が薪を燃やそうとしていた。
「薪を燃やすのは、私がやりましょうか?
ほら、魔法もありますし。それと、薪を燃やすと煙が出すぎるから、魔法で直接石を焼くのは?」
「それは魔力的にもキツイので――
火の魔道具と薪の火で石を焼くんですよ」と、彼女から返答が来た。
「一度、試してもいいです?」と、彼女に[ファイア]の魔法を試す了承を取った。
「はい。いいですよ」
一度、薪を片付けて貰って、そのまま石を[ファイア]の魔法で焼いた。
いい具合に石が焼けたので、柄杓で水をかける。
――と、いい具合に蒸気が上がっていく。
[ファイア]の魔法をかける→水をかけるの作業を繰り返すと洞窟内の温度が上がっていった。
あぁ、ここから先の温度維持に火の魔道具がいるのか、風呂に入って休憩するどころじゃなくなるから。
洞窟内がいい感じの温度になってきたので、石の温度を上げるのは火の魔道具に任せた。
よし、これでいい感じに入れるぞ。
蒸気で先が見えない状態になったので、風の壁の先に脱いだ服を置き彼女に話かけた。
「いい感じになったんで、先に入りますね」
減った分のバケツに水を足して、水を焼けた石にかけて蒸気を増やし続けた。
暖かくて気持ちいい。
蒸気で、いい具合に先が見えなくなっていた時。
「ハジメさん、失礼しますね」と、エミリーから声をかけられた。
「ふぇっ!? 混浴じゃなかったんでは?」
「それ以前に個人で作ったものなんで、混浴って関係あるんですかね?」と、エミリーがとぼけてきた。
蒸気で見にくくはあるが、タオルで色々と隠してはいるみたいだ。
けど、うっすらと彼女の体のラインは見えてしまっている。
ぐぬぬ……平常心、平常心。
……
…………
しばらく、時間が経ち。
洞窟内の熱気により汗をかき、体が温まっていた。
しかし、蒸気はだいぶ落ち着いて来ていて、洞窟内の様子が薄っすらと見え始める。
ちなみに、エミリーの身体に、汗で濡れたタオルが張り付いていた。
こういう混浴の場では異性を見過ぎてはいけないのが、ルールなのだが彼女の身体から視線を動かせない。
余計な事を考えていたら、下半身がヤバい事になった。
もう、我慢できねぇッス!!
「エミリーさん」と言って 、抱きつこうとしたが彼女に回避された。
「ハジメさん、聞いてもらっていいですか?」
「あっ、はい」
「私は、ハジメさんの事が好きです」
「俺も、エミリーさんの事が……」と言おうとしたら、次の言葉を被せられた。
「けど、体の関係を持つことができません」
「えっ!? どういう事?
両想いだし、問題ないのでは?」
「私は、セカンタの町のシスターです。
あなたの加護の確認に付き添い、勇者になり得る素質を一時的な感情で潰す事は、神への冒涜であるとスミス神父を通じ教会の組織から注意が来ています。
ただし、貴方と付き合う事については容認していただいてます」
「つまり、俺はまだ[魔法使い]は捨てられない……と」
なんか、軽く変な気分になった。
意識を軽く失いそうになり、そのまま倒れそうになった所をエミリーが支えてくれた。
そして、そのまま膝を枕にしてくれた。
胸をタオルで隠しただけの状態で、膝枕って……ただただ、エロい。
下から覗く、二つの双丘越しのエミリー見てたら。
顔は赤くなってたけど――彼女は何故か泣いていた。
もしかして、この件はエミリーも完全には納得してない?
なら、仕方ねーな。
俺が惚れた女性なんだ、俺も納得するしかないか――
よくよく考えてたら、彼女まだ15歳(未成人)じゃないか。
踏み止まれて、正解だったと強引に自分を納得させた。
あと、エミリーの涙の意味を考えてしまい。
「大丈夫、それでもエミリーが好きだよ」と言って、膝枕から起き上がりエミリーにキスした。
前回と違い、俺からエミリーに求めているキス。
いかん、下半身が暴走……しそうな時に、エミリーの胸を隠していたタオルが取れた。
ひと悶着があって時間が経ち、蒸気もほぼなくなった為、隠されていた双丘がはっきりと見えてしまった。
暴走しかけのところにトドメを刺された。
「もう、無理!!
俺、ちょっと外に出る」と言って、俺は外へ走り出していった。
外に出て先程の双丘を思い出し、賢者モードに至った。
一度、己の欲望を吐き出してしまえば素に戻る――それが男というモノだ。
素に戻った俺は再び洞窟の奥に入っていった。
エミリーが、え? なんなの? ……っと、いう感じに呆然としていた。
「エミリー。
胸を隠して、ソレ見てたら次は理性保てる自身ない」
彼女は地面に落ちたタオルを拾って胸を隠した。
「お風呂も冷えちゃったし。
帰ろうか……」
「…………」
帰って来たのは沈黙、無言の返答だ。
沈黙の後、先に口を開いたのは、エミリーだった。
「ハジメさんが出て行ったら洞窟が真っ暗になって――
そして、戻ってきたと思えばスッキリとしてて、ハジメさんは何やってきたの?」
「ナニと、言われてもですね……」
「教えてください!!」
強く言われてしまったので、つい返答してしまった。
「エミリーさんで、エロい想像して自分で熱りを抑えました!!」
俺にセクハラ発言を言わせておきながら、タオルだけの状態で顔を真っ赤にしながら彼女は俯いている。
何かと失態だらけの告白になってしまったが、お互いの気持ちは分かったから良しとしよう。
[魔法使い]の件は、時が来れば解決出来るさ。
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