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クソゲーはクーリングオフできますか?
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あんなサイズの、デカいポイズンスライムどうすればいいんだ。
アレもサイズこそ違えど、ポイズンスライムには違いない……。
ポイズンスライム対策で、まず片手を空ける。
次に、右手に銅の剣とスモールバックラーを装備。
左手にブルーナイフを装備すれば、瞬間的な攻撃力は伸びるはず。
次にポイズンスライムの攻撃の特徴だ。
ポイズンスライムがデカくなった分、毒液攻撃の距離が長い。
まず一回目の毒液を確実に盾で回避する。
もう一度、そこから毒液を回避できれば、攻撃を入れれるハズ、そこに勝機があるはず。
初手で、ミスったら仕方ない一度街へ戻るしかないな。
装備を買いなおして、対策をしよう。
先へ進む覚悟と、戻る覚悟共に決め再び五階へ行くことにした。
勝負だ!!どデカイの!!
スライムキラー様が、お前の相手だ!!
先ほどの、入った直後の毒液攻撃を警戒しながら、五階に突入。
開始直後の、毒液攻撃を回避し、相手までの距離が、
2M
・
1M
毒液攻撃、盾による防御成功微ダメージはあるが毒は回避。
半歩進み銅の剣を相手に突き刺した。
そのまま、左手のブルーナイフで斬りかかる。
二撃目が、届いた。
二撃目入るが、相手が落ちる気配を見せず。
毒液攻撃を、食らってしまった。
あまりに近すぎて、防御する暇がなかった……。
毒消し草は、残り一つ。
こうなると、逃げるのも危険だし、攻めるのも危険だ。
この状況になってしまえば、やるか、やられるかだ!!
防御を捨て、両手の剣による多重攻撃。
毒による、ダメージでHPゲージがみるみる削られていく。
ポイズンスライム毒液攻撃が、飛んできた。
一度同じ距離で食らっていた為、なんとか防御しつつ銅の剣での攻撃に成功した。
HPゲージが危険域に……。
ぐっ、回復剤を!!
両手がふさがっていて、回復剤が使用できない。
回復を諦め、最後の力を振り絞り左手のナイフを振り下ろした。
[ボスモンスター]
デカいポイズンスライムを倒した。
180の経験値と250ゴールドを手に入れた。
五階フロアは安全圏になりました。
以後モンスターは出現しません。
ファウストは、レベル14になった。
毒だけど、HP1で生きてる。
毒では死なない仕様なのか……。
助かった。仕様に救われた。
毒消し草を直ちに使い、回復剤も一つ使う。
その場で休憩を取り、体力の回復を待つ。
これだけのレベルを上げて、なんでこんなに苦戦するんだ?
6で踏破可能?10で簡単って何だったんだ?
ここで、気づいてしまった。
冒険者は、装備は自由にできるが、魔法が使えない。
このギリギリのHP状況をあざ笑うかのように全快のMPゲージ。
パラメータALL 38、このバランス型のパラメータが、俺の首を真綿で絞めているような感覚を覚える。
今回は何とか無事だったが、次は俺は死ぬのかもしれない……。
敵に近づきたくない、離れて攻撃する手段が欲しい。
近づいても、対処できる力が欲しい。
回復できる手段が欲しい。
これができなきゃ、俺は死んでしまう……。
レベル6で踏破できるとほだされて、レベル13でも大苦戦したこの状況。
助けて……、こんな訳の解らない場所でこんな死に方したくない。
と、色々な考えをめぐらせていると、意識を失った。
一度、気を失って少しだけではあるが冷静になれた。
ログを確認した。
さっき倒したモンスターがボスで、現在このエリアは安全圏になっている。
生き残れたのは、ある意味運が良かっただけだなと反省した。
このエリアで神ゼウスからの加護が貰えるって、ギルドで言ってたな。
俺が、死なないような加護をもらいたい。
五階のフロアは、最上階という事もあり、先ほどの戦闘をしたスペースと、その先の広間スペースくらいしか場所がない。
広間には眩いくらいの光が集まっていた。
なんだ、この場所? と、光に向かって手を差し入れてみた。
どこからか、
「チュートリアル用ボスモンスターの、討伐おめでとう」と、声が聞こえた。
「今、君は冒険者だ!!
この神の加護を使い君を転職させてやろう!
100の職業からすきなものを選んでくれ。
ただし、[ジャスティス] 、[勇者]の職業以外から選んでくれ」
100の職業の特徴とパラメータの表示現在転職したら覚えれるスキル、見ることができた。
俺の、パラメータを活かす為には魔法がいる。
前線を張るためには剣がいる。
賢者:魔力に圧倒的に優れ、僧侶、魔法使いの呪文が使用可能。近接戦闘もこなせる。
違う!! こなせる程度じゃダメだ……。
あと、賢者をやれるほどINT(魔力)があるわけじゃない。
大魔導士:圧倒的に魔力に優れ僧侶、魔法使いの呪文が使用可能。
違う……。
この際は、純粋な前衛職は、全部捨ててしまえ。
生産職なんてものは、この状況だと論外だ!!
赤魔導士:剣技に優れ、攻撃魔法、回復魔法共に使用することができる。
(三次職ボーナスの為、剣技は騎士並み、魔法は攻撃、回復の一通り扱える)
現在使用可能スキル
・ファイアボルト
・サンダーボルト
・アイスボルト
・アースボルト
・ヒール
・ヒーリング
・騎士スキル
・片手剣強化
・盾騎士
・両手剣強化
三次職、何のことだ? だが、俺が生き残るためには、この職業しかないかもしれない。
魔法も使えるし、戦闘職並みに戦える。
これなら、ギリギリのラインで生き残れるかもしれない。
「決めました、赤魔導士にします」と、誰か解らない声に主に答えた。
「あい、わかった」と返答がきた。
そして、そのまま言葉が続けられた。
「おめでとう!! 君が3人目の、[リ・アース]のチュートリアルクリア者だ!!」
ファウストは、冒険者から赤魔導士に転職した。
赤魔導士の初期スキルを覚えた。
ファウストを、神の憩いの場へ転送します。
と、ログが流れた。
何だこの場所? さっきの広間とは違う場所に移動したぞ?
目の前に、羽の生えた偉そうなオッサンがういてる。
「よくきたな。田中 一(たなかはじめ)よ!!
この、[リ・アース]の世界楽しんでくれてるかな?
君が、このチュートリアル3人目のクリア者だ。
ちなみに、一人目のジョンは[ジャスティス]の職業を選んだ。
二人目はお主と同じ日本から来たタクトで、[勇者]の職業を選んだ。
三人目は、君だ。ハジメ君、君はもっと説明書を読んだほうがいいのう」
「すいません、あなたは誰ですか?」
「ワシは、神(ゼウス)じゃ、このリ・アースの製作者じゃ」
神だか、亀だかしらんが、製作者と聞いて怒りを抑えれなかった。
説明書を出し、契約書を破りそのまま神に殴りかかった。
「お前のせいで、こんな糞ゲーに付き合わせられたんだ。
こんなゲーム糞くらえだ。
クーリングオフだボケ!!」
と、言って神に一撃を与えた。
目の前が、真っ白になった。
シーン、何の音もしない。
俺は起きた……。
低い天井、狭い部屋、電気はついてるし空調もついてるみたいで快適だ。
なんだ、ここは? 何故、俺はココにいる?
通販で、ゲーム買ったら防音室を設置されて、ゲームやってたら[リ・アース]に強制転送されたんだよな?
そんな、夢みたいな事あるわけないよな。
あれは、夢だったのかな?
確か、最後に俺は魔法が使えるようになったような。
防音室の壁に向かって、[ファイアボルト]と、言って手を向けてみた。
ドン!?
火炎の矢が出て、それが防音室の壁にあたり防音室が焦げた。
「え!?」
訳が分からなくなった俺は、このゲームを購入した電話番号に全力で電凸した。
アレもサイズこそ違えど、ポイズンスライムには違いない……。
ポイズンスライム対策で、まず片手を空ける。
次に、右手に銅の剣とスモールバックラーを装備。
左手にブルーナイフを装備すれば、瞬間的な攻撃力は伸びるはず。
次にポイズンスライムの攻撃の特徴だ。
ポイズンスライムがデカくなった分、毒液攻撃の距離が長い。
まず一回目の毒液を確実に盾で回避する。
もう一度、そこから毒液を回避できれば、攻撃を入れれるハズ、そこに勝機があるはず。
初手で、ミスったら仕方ない一度街へ戻るしかないな。
装備を買いなおして、対策をしよう。
先へ進む覚悟と、戻る覚悟共に決め再び五階へ行くことにした。
勝負だ!!どデカイの!!
スライムキラー様が、お前の相手だ!!
先ほどの、入った直後の毒液攻撃を警戒しながら、五階に突入。
開始直後の、毒液攻撃を回避し、相手までの距離が、
2M
・
1M
毒液攻撃、盾による防御成功微ダメージはあるが毒は回避。
半歩進み銅の剣を相手に突き刺した。
そのまま、左手のブルーナイフで斬りかかる。
二撃目が、届いた。
二撃目入るが、相手が落ちる気配を見せず。
毒液攻撃を、食らってしまった。
あまりに近すぎて、防御する暇がなかった……。
毒消し草は、残り一つ。
こうなると、逃げるのも危険だし、攻めるのも危険だ。
この状況になってしまえば、やるか、やられるかだ!!
防御を捨て、両手の剣による多重攻撃。
毒による、ダメージでHPゲージがみるみる削られていく。
ポイズンスライム毒液攻撃が、飛んできた。
一度同じ距離で食らっていた為、なんとか防御しつつ銅の剣での攻撃に成功した。
HPゲージが危険域に……。
ぐっ、回復剤を!!
両手がふさがっていて、回復剤が使用できない。
回復を諦め、最後の力を振り絞り左手のナイフを振り下ろした。
[ボスモンスター]
デカいポイズンスライムを倒した。
180の経験値と250ゴールドを手に入れた。
五階フロアは安全圏になりました。
以後モンスターは出現しません。
ファウストは、レベル14になった。
毒だけど、HP1で生きてる。
毒では死なない仕様なのか……。
助かった。仕様に救われた。
毒消し草を直ちに使い、回復剤も一つ使う。
その場で休憩を取り、体力の回復を待つ。
これだけのレベルを上げて、なんでこんなに苦戦するんだ?
6で踏破可能?10で簡単って何だったんだ?
ここで、気づいてしまった。
冒険者は、装備は自由にできるが、魔法が使えない。
このギリギリのHP状況をあざ笑うかのように全快のMPゲージ。
パラメータALL 38、このバランス型のパラメータが、俺の首を真綿で絞めているような感覚を覚える。
今回は何とか無事だったが、次は俺は死ぬのかもしれない……。
敵に近づきたくない、離れて攻撃する手段が欲しい。
近づいても、対処できる力が欲しい。
回復できる手段が欲しい。
これができなきゃ、俺は死んでしまう……。
レベル6で踏破できるとほだされて、レベル13でも大苦戦したこの状況。
助けて……、こんな訳の解らない場所でこんな死に方したくない。
と、色々な考えをめぐらせていると、意識を失った。
一度、気を失って少しだけではあるが冷静になれた。
ログを確認した。
さっき倒したモンスターがボスで、現在このエリアは安全圏になっている。
生き残れたのは、ある意味運が良かっただけだなと反省した。
このエリアで神ゼウスからの加護が貰えるって、ギルドで言ってたな。
俺が、死なないような加護をもらいたい。
五階のフロアは、最上階という事もあり、先ほどの戦闘をしたスペースと、その先の広間スペースくらいしか場所がない。
広間には眩いくらいの光が集まっていた。
なんだ、この場所? と、光に向かって手を差し入れてみた。
どこからか、
「チュートリアル用ボスモンスターの、討伐おめでとう」と、声が聞こえた。
「今、君は冒険者だ!!
この神の加護を使い君を転職させてやろう!
100の職業からすきなものを選んでくれ。
ただし、[ジャスティス] 、[勇者]の職業以外から選んでくれ」
100の職業の特徴とパラメータの表示現在転職したら覚えれるスキル、見ることができた。
俺の、パラメータを活かす為には魔法がいる。
前線を張るためには剣がいる。
賢者:魔力に圧倒的に優れ、僧侶、魔法使いの呪文が使用可能。近接戦闘もこなせる。
違う!! こなせる程度じゃダメだ……。
あと、賢者をやれるほどINT(魔力)があるわけじゃない。
大魔導士:圧倒的に魔力に優れ僧侶、魔法使いの呪文が使用可能。
違う……。
この際は、純粋な前衛職は、全部捨ててしまえ。
生産職なんてものは、この状況だと論外だ!!
赤魔導士:剣技に優れ、攻撃魔法、回復魔法共に使用することができる。
(三次職ボーナスの為、剣技は騎士並み、魔法は攻撃、回復の一通り扱える)
現在使用可能スキル
・ファイアボルト
・サンダーボルト
・アイスボルト
・アースボルト
・ヒール
・ヒーリング
・騎士スキル
・片手剣強化
・盾騎士
・両手剣強化
三次職、何のことだ? だが、俺が生き残るためには、この職業しかないかもしれない。
魔法も使えるし、戦闘職並みに戦える。
これなら、ギリギリのラインで生き残れるかもしれない。
「決めました、赤魔導士にします」と、誰か解らない声に主に答えた。
「あい、わかった」と返答がきた。
そして、そのまま言葉が続けられた。
「おめでとう!! 君が3人目の、[リ・アース]のチュートリアルクリア者だ!!」
ファウストは、冒険者から赤魔導士に転職した。
赤魔導士の初期スキルを覚えた。
ファウストを、神の憩いの場へ転送します。
と、ログが流れた。
何だこの場所? さっきの広間とは違う場所に移動したぞ?
目の前に、羽の生えた偉そうなオッサンがういてる。
「よくきたな。田中 一(たなかはじめ)よ!!
この、[リ・アース]の世界楽しんでくれてるかな?
君が、このチュートリアル3人目のクリア者だ。
ちなみに、一人目のジョンは[ジャスティス]の職業を選んだ。
二人目はお主と同じ日本から来たタクトで、[勇者]の職業を選んだ。
三人目は、君だ。ハジメ君、君はもっと説明書を読んだほうがいいのう」
「すいません、あなたは誰ですか?」
「ワシは、神(ゼウス)じゃ、このリ・アースの製作者じゃ」
神だか、亀だかしらんが、製作者と聞いて怒りを抑えれなかった。
説明書を出し、契約書を破りそのまま神に殴りかかった。
「お前のせいで、こんな糞ゲーに付き合わせられたんだ。
こんなゲーム糞くらえだ。
クーリングオフだボケ!!」
と、言って神に一撃を与えた。
目の前が、真っ白になった。
シーン、何の音もしない。
俺は起きた……。
低い天井、狭い部屋、電気はついてるし空調もついてるみたいで快適だ。
なんだ、ここは? 何故、俺はココにいる?
通販で、ゲーム買ったら防音室を設置されて、ゲームやってたら[リ・アース]に強制転送されたんだよな?
そんな、夢みたいな事あるわけないよな。
あれは、夢だったのかな?
確か、最後に俺は魔法が使えるようになったような。
防音室の壁に向かって、[ファイアボルト]と、言って手を向けてみた。
ドン!?
火炎の矢が出て、それが防音室の壁にあたり防音室が焦げた。
「え!?」
訳が分からなくなった俺は、このゲームを購入した電話番号に全力で電凸した。
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