20 / 53
2章 国境の森
19 旅の仲間
しおりを挟む
温かな温もりと一人じゃない、という安心感からか、昼間に大分寝たというのに、結局夜明け近くまで爆睡してしまった。
目を開けて、夜明けの冷えた空気と傍らの温もりの温度差がうれしくなり、すりっと頬をもふもふな頭にすり寄せる。
「クゥ?」
「あっ、ごめん、起こしちゃったね。おはよう。夜はありがとう。貴方のお陰で、安心してゆっくりと眠れたよ」
これだけ安心して夜に寝れたのは、前世の記憶を思い出して以来のことだった。
スリスリと頬ずりを返されて、そのもふもふな感触にうれしくなって声を上げて笑ってしまった。
そうして落ち着くと、改めて少しずつ明るくなって来た周囲を見回す。そこにはやはり、予想通りに角ウサギにネズミの魔物、そしてヘビの魔物などの小物な魔物の死骸があちこちにあった。
……今日は一番内側どころか二番目の結界もまだ消えてないのに、なんで死骸は結界の中にあるのかな?三番目の、一番外側の結界が消えているのはこれだけ魔物の襲撃があれば分かるんだけどね。
今日のはどう考えても、結界の外でこの子が魔物を撃退し、死骸を結界内に持ち込んでゆっくり味わって食べた、って感じのキレイな死骸の状態だった。毛皮や皮、牙などは残っているが、内臓や肉はキレイになくなっているから、惨殺死体という感じではなかったのだ。
「ねえ、やっぱりあなた、私の結界を自由に出入り出来るんだね?……どうしてだかは分からないけど、まあ、いいか。あなたは私を襲わないでしょう?」
「ウォンッ!ウォンッ、ウォンッ!!」
勿論だよ!とばかりに元気よく鳴いて、ついでにペロペロと顔を舐められる。
「ちょっ、ちょっと、くすぐったいわ!」
クスクスと笑いながらじゃれあいつつ、この子とこうやっていられるのも今だけか、と寂しくなってしまったが、別れるまでは笑顔でいようと無理に微笑んだ。
「さあ!怪我の具合を見るわよ。とりあえず私からね」
離れがたいがもふもふな毛並みから身体を離し、向き合うように座りなおす。そうして右腕の巻いた腰布をほどき、バナの葉を剥がして傷口を確認すると、無事に傷はふさがっていた。明日には包帯もとれそうだ。
「うん、良かった、治って来てる。でも今日一日は傷薬を塗っておこう」
傷口をしっかりと洗ってから昨日余った傷薬をタブレットから取り出し、薄く傷口に塗るとバナの葉で覆って手早く腰布を結ぶ。左手で結ぶのも少しずつ慣れて来ていた。
「さあ次は、あなたの番ね」
「ウォンッ!」
お座りをし、尻尾をブンブン振る姿に、もう大丈夫だろうと思いつつ、腰布をほどいてバナの葉をどける。
そこには傷口はきれいに盛り上がり、もううっすらと筋しか見えなくなっていた。とんでもない回復力だ。
「うん、もう大丈夫そうだね。でも雑菌が入っちゃうか心配だから、薬だけは今日も塗っておくね」
傷口を洗うのに寝転がって貰い、しっかりと傷口を確認しながら洗う。今日はもう全く沁みないのか、尻尾がパタパタとご機嫌そうに揺れている。
満遍なく傷口を洗ってからキレイな布で拭くと、傷薬をタブレットで二つ交換する。そして薄く傷口に塗っていくと、今日はバナの葉で覆うことなくそっと毛で覆い隠した。
包帯がなくなり、白いもふもふな毛並みだけになった背中とお腹をゆっくりと撫でると、気持ち良さそうに「キューーン」と鳴き声を上げた。
ひとしきり全身を撫でると、水をお皿に生活魔法で注いで出し、少しだけ残っていたベリーを添えた。そして自分は今日もパンを変換して食べる。
昨夜肉は食べたからベリーはいらないだろうが、こうして他の人と食事をするのも久しぶりなので、最後に一緒に食べたかったのだ。
今ならここでスープを作ってもこの子がいるから魔物が来ても平気だけど、これからお別れをしなければならないことを思い、自分に戒めるようにパンをもそもそと噛みつつ言い聞かせた。
この子はもっと森の奥とか山の方で群れで生活している筈よ。お父さんとお母さんが待っているかもしれないし。ここで別れなきゃ。そりゃあ一緒にいられたらうれしいけど、でもダメよ。
何度も何度も自分に自問自答しながら、いつも以上に美味しく感じないパンをもそもそと食べ終え、思い切るように立ち上がった。
「よし、朝食も食べ終えたし!さあ、私ももう行くから、あなたも群れに戻って。私はこれ以上森の奥へは行けないけど、あなたはもっと奥か山で暮らしていたんでしょう?群れの皆が心配しているわ」
これが最後だと、頭をよしよしと撫で、出していた大皿をタブレットにしまうと別れを告げた。
「キャウン!!クゥーーーーウォンッ!グルグルグル、ウォンッ、ウォンッ!!」
ええ、なんでっ!置いていかないで、僕も一緒に行くよ!って言ってる感じかな?
慌てたようにうろうろとしながらキュンキュン鼻をならし、うるうるとした瞳で上目遣いでこちらを見る姿から、そう言っているのだろうと推測した。
「え、だって、貴方は普段、群れで生活しているんじゃないの?」
「キャンキャンッ!」
ブンブンと首を振る姿に、やっぱりしっかりと私が言っている意味を理解しているのだと改めて認識する。
「じゃあ、お父さんとお母さんは?あなたが居なくなって心配しているんじゃない?」
思わずお父さんとお母さんの優しい笑顔を思い出して、つい俯き加減になってしまう。
お父さんとお母さんがいるのなら、家族一緒に暮らした方が絶対にいいのだ。成獣になるまでの期間なんて、短いのだろうし尚更だ。
「……キューーーン。クゥーーン。ウォワオーーンッ!」
そう別れを納得しようとしたのに、目の前の子もシュンと顔を下げ、寂しそうに鳴いた後、森の奥に向かって物悲しい声で遠吠えをした。
あまりにその遠吠えの声がせつなくて、ああ、この子も親を亡くして寂しいんだな、と自然に感じていた。
「そっか……。私ももう、お父さんとお母さんも、誰も家族がいないの。あなたもなんだね?」
「ウォンッ!」
しょんぼりしていた子が、私の問いかけに顔を上げ、そして頷きながら返事をした。
「そう。なら……。私と一緒に来てくれるの?私が大人になって街に行くかもしれないけど、それでもいいの?」
「ウォンッ、ウォンッ!キュフゥー!」
目を見て問いかけるとうれしそうに鳴いて、鼻を鳴らしながら私に飛びついて顔をペロペロと舐めた。
「ちょっ、ちょっと、危ない、危ないからっ!きゃあっ!」
あまりの勢いに押し返そうとしたが間に合わず、ドスンと尻もちをついてしまった。それなのにそんな私にのしかかるように更に顔をペロペロ舐められる。
「もう、喜んでくれているのは分かった、分かったから!もうお別れなんて言わないから、ちょっと、落ち着いてっ!」
なんとか手で顔を舐められるのを阻止すると、今度はスリスリと胸元や頬にもふもふな顔をすり寄せたられる。
さっきまで今生の別れだと、別れなくちゃと暗くなっていたのに、全身でふわふわもふもふな毛を抱きしめてなんだかおかしくなって来てしまった。
「ふふふ、あははははっ!……ありがとう。本当は、一人でずっと寂しかったの」
ひとしきり笑った後、ついポツリと弱音が漏れてしまった。
一度何もかも失って、あまりの寂しさに何も感じなくなっていた時に触れた温もりを、何よりも求めていたのは自分だったのだ。
「ねえ、これから一緒に行くなら、呼び名をつけていい?契約じゃなくていいの。名前がないと不便だし、名前であなたのことを呼びたいから」
魔獣と契約するには、双方が同意をして名前をつけるのだ。そう教えてくれたのは、テムの町で畜産をしていたおじさんだ。農場の友人の処に遊びに行き、ついでにおつかいで卵を買いに行った時に、町で見かけた魔獣のことを思い出して聞いてみたのだ。
それだけしかしらないから、実際にどう契約するかは分からなかったが、この子とは友人、対等な関係でいたいから、契約を無理に結ぶつもりは全くなかったのだ。ただずっと一緒に、そう、家族のように寄り添っていたいだけだったから。
じっと瞳を見つめていると、そこに嫌悪の感情が現れることなく、ただ、うん、というように「クウン」と甘えた声で鳴いたのだった。
「ありがとう。そうね、貴方の呼び名は……」
ホワイトウルフだから白だけど、シロじゃさすがに安直だし……。白い毛並みに金の瞳……。白いけど、どこか艶が輝いて見えるし、白と金で白金か。……そうだ!
「白金のオランダ語からウィト。ウィトっていうのはどう?」
確か白金をオランダ語でウィトグラウドだったかウィトクラウドだったかそんな感じだったよね。なんとなくウィトという響きがピンと来たのよね。
「ウォンッ!ウォンッ、ウォンッ!!キャフゥーー!」
「ふふふ、ウィト、私はノアーティ、ノアよ。これから宜しくね!」
興奮して私の回りをピョンピョンと飛び跳ねたウィトにまたペロペロと舐められまくり、お返しとばかりに全身でもふもふなでなでしまくり、動き出したのは結局お昼近くになってからだった。
ーーーーーーーーーーーー
連休だというのに、また朝仕事に行く時間におき……( ;∀;)
ついでにランキングを見てビックリして飛び起きました。HOT女性2位に上がっていました!!
どうもありがとうございます<(_ _)>
昨日頑張って3話更新したおかげ?と思ったので、本日も下心で(キッパリ)3話更新します!
……今日も頑張ってひたすらストックを書き続けます。
また3時、8時ごろにあと二回更新しますので、どうぞ宜しくお願いします<(_ _)>
目を開けて、夜明けの冷えた空気と傍らの温もりの温度差がうれしくなり、すりっと頬をもふもふな頭にすり寄せる。
「クゥ?」
「あっ、ごめん、起こしちゃったね。おはよう。夜はありがとう。貴方のお陰で、安心してゆっくりと眠れたよ」
これだけ安心して夜に寝れたのは、前世の記憶を思い出して以来のことだった。
スリスリと頬ずりを返されて、そのもふもふな感触にうれしくなって声を上げて笑ってしまった。
そうして落ち着くと、改めて少しずつ明るくなって来た周囲を見回す。そこにはやはり、予想通りに角ウサギにネズミの魔物、そしてヘビの魔物などの小物な魔物の死骸があちこちにあった。
……今日は一番内側どころか二番目の結界もまだ消えてないのに、なんで死骸は結界の中にあるのかな?三番目の、一番外側の結界が消えているのはこれだけ魔物の襲撃があれば分かるんだけどね。
今日のはどう考えても、結界の外でこの子が魔物を撃退し、死骸を結界内に持ち込んでゆっくり味わって食べた、って感じのキレイな死骸の状態だった。毛皮や皮、牙などは残っているが、内臓や肉はキレイになくなっているから、惨殺死体という感じではなかったのだ。
「ねえ、やっぱりあなた、私の結界を自由に出入り出来るんだね?……どうしてだかは分からないけど、まあ、いいか。あなたは私を襲わないでしょう?」
「ウォンッ!ウォンッ、ウォンッ!!」
勿論だよ!とばかりに元気よく鳴いて、ついでにペロペロと顔を舐められる。
「ちょっ、ちょっと、くすぐったいわ!」
クスクスと笑いながらじゃれあいつつ、この子とこうやっていられるのも今だけか、と寂しくなってしまったが、別れるまでは笑顔でいようと無理に微笑んだ。
「さあ!怪我の具合を見るわよ。とりあえず私からね」
離れがたいがもふもふな毛並みから身体を離し、向き合うように座りなおす。そうして右腕の巻いた腰布をほどき、バナの葉を剥がして傷口を確認すると、無事に傷はふさがっていた。明日には包帯もとれそうだ。
「うん、良かった、治って来てる。でも今日一日は傷薬を塗っておこう」
傷口をしっかりと洗ってから昨日余った傷薬をタブレットから取り出し、薄く傷口に塗るとバナの葉で覆って手早く腰布を結ぶ。左手で結ぶのも少しずつ慣れて来ていた。
「さあ次は、あなたの番ね」
「ウォンッ!」
お座りをし、尻尾をブンブン振る姿に、もう大丈夫だろうと思いつつ、腰布をほどいてバナの葉をどける。
そこには傷口はきれいに盛り上がり、もううっすらと筋しか見えなくなっていた。とんでもない回復力だ。
「うん、もう大丈夫そうだね。でも雑菌が入っちゃうか心配だから、薬だけは今日も塗っておくね」
傷口を洗うのに寝転がって貰い、しっかりと傷口を確認しながら洗う。今日はもう全く沁みないのか、尻尾がパタパタとご機嫌そうに揺れている。
満遍なく傷口を洗ってからキレイな布で拭くと、傷薬をタブレットで二つ交換する。そして薄く傷口に塗っていくと、今日はバナの葉で覆うことなくそっと毛で覆い隠した。
包帯がなくなり、白いもふもふな毛並みだけになった背中とお腹をゆっくりと撫でると、気持ち良さそうに「キューーン」と鳴き声を上げた。
ひとしきり全身を撫でると、水をお皿に生活魔法で注いで出し、少しだけ残っていたベリーを添えた。そして自分は今日もパンを変換して食べる。
昨夜肉は食べたからベリーはいらないだろうが、こうして他の人と食事をするのも久しぶりなので、最後に一緒に食べたかったのだ。
今ならここでスープを作ってもこの子がいるから魔物が来ても平気だけど、これからお別れをしなければならないことを思い、自分に戒めるようにパンをもそもそと噛みつつ言い聞かせた。
この子はもっと森の奥とか山の方で群れで生活している筈よ。お父さんとお母さんが待っているかもしれないし。ここで別れなきゃ。そりゃあ一緒にいられたらうれしいけど、でもダメよ。
何度も何度も自分に自問自答しながら、いつも以上に美味しく感じないパンをもそもそと食べ終え、思い切るように立ち上がった。
「よし、朝食も食べ終えたし!さあ、私ももう行くから、あなたも群れに戻って。私はこれ以上森の奥へは行けないけど、あなたはもっと奥か山で暮らしていたんでしょう?群れの皆が心配しているわ」
これが最後だと、頭をよしよしと撫で、出していた大皿をタブレットにしまうと別れを告げた。
「キャウン!!クゥーーーーウォンッ!グルグルグル、ウォンッ、ウォンッ!!」
ええ、なんでっ!置いていかないで、僕も一緒に行くよ!って言ってる感じかな?
慌てたようにうろうろとしながらキュンキュン鼻をならし、うるうるとした瞳で上目遣いでこちらを見る姿から、そう言っているのだろうと推測した。
「え、だって、貴方は普段、群れで生活しているんじゃないの?」
「キャンキャンッ!」
ブンブンと首を振る姿に、やっぱりしっかりと私が言っている意味を理解しているのだと改めて認識する。
「じゃあ、お父さんとお母さんは?あなたが居なくなって心配しているんじゃない?」
思わずお父さんとお母さんの優しい笑顔を思い出して、つい俯き加減になってしまう。
お父さんとお母さんがいるのなら、家族一緒に暮らした方が絶対にいいのだ。成獣になるまでの期間なんて、短いのだろうし尚更だ。
「……キューーーン。クゥーーン。ウォワオーーンッ!」
そう別れを納得しようとしたのに、目の前の子もシュンと顔を下げ、寂しそうに鳴いた後、森の奥に向かって物悲しい声で遠吠えをした。
あまりにその遠吠えの声がせつなくて、ああ、この子も親を亡くして寂しいんだな、と自然に感じていた。
「そっか……。私ももう、お父さんとお母さんも、誰も家族がいないの。あなたもなんだね?」
「ウォンッ!」
しょんぼりしていた子が、私の問いかけに顔を上げ、そして頷きながら返事をした。
「そう。なら……。私と一緒に来てくれるの?私が大人になって街に行くかもしれないけど、それでもいいの?」
「ウォンッ、ウォンッ!キュフゥー!」
目を見て問いかけるとうれしそうに鳴いて、鼻を鳴らしながら私に飛びついて顔をペロペロと舐めた。
「ちょっ、ちょっと、危ない、危ないからっ!きゃあっ!」
あまりの勢いに押し返そうとしたが間に合わず、ドスンと尻もちをついてしまった。それなのにそんな私にのしかかるように更に顔をペロペロ舐められる。
「もう、喜んでくれているのは分かった、分かったから!もうお別れなんて言わないから、ちょっと、落ち着いてっ!」
なんとか手で顔を舐められるのを阻止すると、今度はスリスリと胸元や頬にもふもふな顔をすり寄せたられる。
さっきまで今生の別れだと、別れなくちゃと暗くなっていたのに、全身でふわふわもふもふな毛を抱きしめてなんだかおかしくなって来てしまった。
「ふふふ、あははははっ!……ありがとう。本当は、一人でずっと寂しかったの」
ひとしきり笑った後、ついポツリと弱音が漏れてしまった。
一度何もかも失って、あまりの寂しさに何も感じなくなっていた時に触れた温もりを、何よりも求めていたのは自分だったのだ。
「ねえ、これから一緒に行くなら、呼び名をつけていい?契約じゃなくていいの。名前がないと不便だし、名前であなたのことを呼びたいから」
魔獣と契約するには、双方が同意をして名前をつけるのだ。そう教えてくれたのは、テムの町で畜産をしていたおじさんだ。農場の友人の処に遊びに行き、ついでにおつかいで卵を買いに行った時に、町で見かけた魔獣のことを思い出して聞いてみたのだ。
それだけしかしらないから、実際にどう契約するかは分からなかったが、この子とは友人、対等な関係でいたいから、契約を無理に結ぶつもりは全くなかったのだ。ただずっと一緒に、そう、家族のように寄り添っていたいだけだったから。
じっと瞳を見つめていると、そこに嫌悪の感情が現れることなく、ただ、うん、というように「クウン」と甘えた声で鳴いたのだった。
「ありがとう。そうね、貴方の呼び名は……」
ホワイトウルフだから白だけど、シロじゃさすがに安直だし……。白い毛並みに金の瞳……。白いけど、どこか艶が輝いて見えるし、白と金で白金か。……そうだ!
「白金のオランダ語からウィト。ウィトっていうのはどう?」
確か白金をオランダ語でウィトグラウドだったかウィトクラウドだったかそんな感じだったよね。なんとなくウィトという響きがピンと来たのよね。
「ウォンッ!ウォンッ、ウォンッ!!キャフゥーー!」
「ふふふ、ウィト、私はノアーティ、ノアよ。これから宜しくね!」
興奮して私の回りをピョンピョンと飛び跳ねたウィトにまたペロペロと舐められまくり、お返しとばかりに全身でもふもふなでなでしまくり、動き出したのは結局お昼近くになってからだった。
ーーーーーーーーーーーー
連休だというのに、また朝仕事に行く時間におき……( ;∀;)
ついでにランキングを見てビックリして飛び起きました。HOT女性2位に上がっていました!!
どうもありがとうございます<(_ _)>
昨日頑張って3話更新したおかげ?と思ったので、本日も下心で(キッパリ)3話更新します!
……今日も頑張ってひたすらストックを書き続けます。
また3時、8時ごろにあと二回更新しますので、どうぞ宜しくお願いします<(_ _)>
4
お気に入りに追加
1,364
あなたにおすすめの小説
内政チートをやってみよう!……まあぼっちですが。
カナデ
ファンタジー
誰も立ち入らない深い森の中の小さな集落。住人はリザティア以外は全てが老人だったが、とうとうたった一人になってしまった。
これからどうしよう? ここから、森から出て外の世界へ行く?
……いいえ。この集落で一人で暮らします! ぼっちだけど、内政チートで! 相棒のシルバー(狼)と精霊たちとともに!
これは前世の記憶を持った少女が、でも自分が何故異世界転生だか転移したか何も分からないので、異世界へ飛び込まずに、森の中でのんびりと自由に暮らすことを目標にして生活していくお話です。
いつしか集落にも住人が増え、内政チートの本領発揮、となるか?(そんな感じです)
完結まで連載予定ですので、どうぞよろしくお願いします<(_ _)>
**この話は、他サイトさんで連載していた同タイトルの話(未完)の大幅改稿版となっています**
第2章から、書き直し、書き下しの部分が改稿部分より増え、話も追加で新たに入れます。
大分改稿前とは変わると思いますが、ご了承ください。
3/1 HOT32位 3/2HOT 22位 3/5HOT16位 3/7HOT14位 ありがとうございます!
3/7 お気に入り 1000 ありがとうございます!
裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~
あかる
ファンタジー
私、異世界から転生してきたみたい?
とある田舎町にダンジョンが出来、そこに入った美優は、かつて魔法学校で教師をしていた自分を思い出した。
犬と猫、それと鶏のペットと一緒にダンジョンと、世界の謎に挑みます!
転生幼女の怠惰なため息
(◉ɷ◉ )〈ぬこ〉
ファンタジー
ひとり残業中のアラフォー、清水 紗代(しみず さよ)。異世界の神のゴタゴタに巻き込まれ、アッという間に死亡…( ºωº )チーン…
紗世を幼い頃から見守ってきた座敷わらしズがガチギレ⁉💢
座敷わらしズが異世界の神を脅し…ε=o(´ロ`||)ゴホゴホッ説得して異世界での幼女生活スタートっ!!
もう何番煎じかわからない異世界幼女転生のご都合主義なお話です。
全くの初心者となりますので、よろしくお願いします。
作者は極度のとうふメンタルとなっております…
転生したら妖精や精霊を統べる「妖精霊神王」だったが、暇なので幼女になって旅に出ます‼︎
月華
ファンタジー
21歳、普通の会社員として過ごしていた「狐風 空音」(こふう そらね)は、暴走したトラックにひかれそうになっていた子供を庇い死亡した。 次に目を覚ますとものすごい美形の男性がこちらを見、微笑んでいた。「初めまして、空音。 私はギレンフイート。全ての神々の王だ。 君の魂はとても綺麗なんだ。もし…君が良いなら、私の娘として生まれ変わってくれないだろうか?」えっ⁉︎この人の娘⁉︎ なんか楽しそう。優しそうだし…よしっ!「神様が良いなら私を娘として生まれ変わらせてください。」「‼︎! ほんとっ!やった‼︎ ありがとう。これから宜しくね。私の愛娘、ソルフイー。」ソルフィーって何だろう? あれ? なんか眠たくなってきた…? 「安心してお眠り。次に目を覚ますと、もう私の娘だからね。」「は、い…」
数年後…無事に父様(神様)の娘として転生した私。今の名前は「ソルフイー」。家族や他の神々に溺愛されたりして、平和に暮らしてたんだけど…今悩みがあります!それは…暇!暇なの‼︎ 暇すぎて辛い…………………という訳で下界に降りて幼女になって冒険しに行きます‼︎!
これはチートな幼女になったソルフイーが下界で色々とやらかしながらも、周りに溺愛されたりして楽しく歩んでいく物語。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お久しぶりです。月華です。初めての長編となります!誤字があったり色々と間違えたりするかもしれませんがよろしくお願いします。 1週間ずつ更新していけたらなと思っています!
出来損ない王女(5歳)が、問題児部隊の隊長に就任しました
瑠美るみ子
ファンタジー
魔法至上主義のグラスター王国にて。
レクティタは王族にも関わらず魔力が無かったため、実の父である国王から虐げられていた。
そんな中、彼女は国境の王国魔法軍第七特殊部隊の隊長に任命される。
そこは、実力はあるものの、異教徒や平民の魔法使いばかり集まった部隊で、最近巷で有名になっている集団であった。
王国魔法のみが正当な魔法と信じる国王は、国民から英雄視される第七部隊が目障りだった。そのため、褒美としてレクティタを隊長に就任させ、彼女を生贄に部隊を潰そうとした……のだが。
「隊長~勉強頑張っているか~?」
「ひひひ……差し入れのお菓子です」
「あ、クッキー!!」
「この時間にお菓子をあげると夕飯が入らなくなるからやめなさいといつも言っているでしょう! 隊長もこっそり食べない! せめて一枚だけにしないさい!」
第七部隊の面々は、国王の思惑とは反対に、レクティタと交流していきどんどん仲良くなっていく。
そして、レクティタ自身もまた、変人だが魔法使いのエリートである彼らに囲まれて、英才教育を受けていくうちに己の才能を開花していく。
ほのぼのとコメディ七割、戦闘とシリアス三割ぐらいの、第七部隊の日常物語。
*小説家になろう・カクヨム様にても掲載しています。
勇者パーティを引退したのに、勇者が連れ戻そうと追いかけ回してくるんだが
歩く、歩く。
ファンタジー
魔王との決戦で賢者ハワードは勇者カインを庇い、右腕を失った。
自分のせいだ、と責任を感じる勇者に負担をかけまいと、彼は勇者パーティを引退して旅に出たのだが。
「愛していますハワードさぁん!」
賢者大好き勇者パーティが追いかけてきて、貴方が必要なんですと、復帰するよう告白してきたではないか。
これじゃあ意味がないだろと、ハワードは逃亡を決意する。
勇者達から逃げながら、賢者は巨乳なシスターを仲間にしたり、もふもふ聖獣を従えたりと、逃亡という名のスローライフを充実させていくのであった。
レベル999ステータスMAXの43歳おっさん賢者が、チート能力を駆使してクリア後の世界を満喫する。そんな物語です。
「専門職に劣るからいらない」とパーティから追放された万能勇者、教育係として新人と組んだらヤベェ奴らだった。俺を追放した連中は自滅してるもよう
138ネコ@書籍化&コミカライズしました
ファンタジー
「近接は戦士に劣って、魔法は魔法使いに劣って、回復は回復術師に劣る勇者とか、居ても邪魔なだけだ」
パーティを組んでBランク冒険者になったアンリ。
彼は世界でも稀有なる才能である、全てのスキルを使う事が出来るユニークスキル「オールラウンダー」の持ち主である。
彼は「オールラウンダー」を持つ者だけがなれる、全てのスキルに適性を持つ「勇者」職についていた。
あらゆるスキルを使いこなしていた彼だが、専門職に劣っているという理由でパーティを追放されてしまう。
元パーティメンバーから装備を奪われ、「アイツはパーティの金を盗んだ」と悪評を流された事により、誰も彼を受け入れてくれなかった。
孤児であるアンリは帰る場所などなく、途方にくれているとギルド職員から新人の教官になる提案をされる。
「誰も組んでくれないなら、新人を育て上げてパーティを組んだ方が良いかもな」
アンリには夢があった。かつて災害で家族を失い、自らも死ぬ寸前の所を助けてくれた冒険者に礼を言うという夢。
しかし助けてくれた冒険者が居る場所は、Sランク冒険者しか踏み入ることが許されない危険な土地。夢を叶えるためにはSランクになる必要があった。
誰もパーティを組んでくれないのなら、多少遠回りになるが、育て上げた新人とパーティを組みSランクを目指そう。
そう思い提案を受け、新人とパーティを組み心機一転を図るアンリ。だが彼の元に来た新人は。
モンスターに追いかけ回されて泣き出すタンク。
拳に攻撃魔法を乗せて戦う殴りマジシャン。
ケガに対して、気合いで治せと無茶振りをする体育会系ヒーラー。
どいつもこいつも一癖も二癖もある問題児に頭を抱えるアンリだが、彼は持ち前の万能っぷりで次々と問題を解決し、仲間たちとSランクを目指してランクを上げていった。
彼が新人教育に頭を抱える一方で、彼を追放したパーティは段々とパーティ崩壊の道を辿ることになる。彼らは気付いていなかった、アンリが近接、遠距離、補助、“それ以外”の全てを1人でこなしてくれていた事に。
※ 人間、エルフ、獣人等の複数ヒロインのハーレム物です。
※ 小説家になろうさんでも投稿しております。面白いと感じたらそちらもブクマや評価をしていただけると励みになります。
※ イラストはどろねみ先生に描いて頂きました。
【完結】ヒトリぼっちの陰キャなEランク冒険者
コル
ファンタジー
人間、亜人、獣人、魔物といった様々な種族が生きる大陸『リトーレス』。
中央付近には、この大地を統べる国王デイヴィッド・ルノシラ六世が住む大きくて立派な城がたたずんでいる『ルノシラ王国』があり、王国は城を中心に城下町が広がっている。
その城下町の一角には冒険者ギルドの建物が建っていた。
ある者は名をあげようと、ある者は人助けの為、ある者は宝を求め……様々な想いを胸に冒険者達が日々ギルドを行き交っている。
そんなギルドの建物の一番奥、日が全くあたらず明かりは吊るされた蝋燭の火のみでかなり薄暗く人が寄りつかない席に、笑みを浮かべながらナイフを磨いている1人の女冒険者の姿があった。
彼女の名前はヒトリ、ひとりぼっちで陰キャでEランク冒険者。
ヒトリは目立たず、静かに、ひっそりとした暮らしを望んでいるが、その意思とは裏腹に時折ギルドの受付嬢ツバメが上位ランクの依頼の話を持ってくる。意志の弱いヒトリは毎回押し切られ依頼を承諾する羽目になる……。
ひとりぼっちで陰キャでEランク冒険者の彼女の秘密とは――。
※この作品は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さん、「ノベルアップ+」さん、「ノベリズム」さん、「ネオページ」さんとのマルチ投稿です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる