こちらの異世界で頑張ります

kotaro

文字の大きさ
上 下
82 / 100

王都に到着!

しおりを挟む
領都から出発して4時間ほど飛んで後もう少しの所で昼食を食べるために場所を探し休憩をする。
王都までもう少しなので馬車はあるが馬が今回は居ないので歩く事にした。(笑)

「ハリー兄さま、王都に着いたら先に何をしたら良いのですか?」

「カイ王子にコインを貰っているから先ずは、俺たちが王都に来た事を知らさなければま成らない。カイ王子は、何て言ってユキにコインを渡した!」

「確か、門番にコインを見せたらカイ王子に知らせが来る様な事を言ってたと思う!」

「そうか、それなら門番にコイン見せその後泊まる宿を探す! 落ち着いたら騎士団に行き兄上に会いに行く。」

「解りました。」(笑)

歩いて10分程で王都の門が見えてきた。少し人々が動き出しているのが視えたが、気にしないで門に近付いたのだが、遠回しに門番たちに囲まれた!

「お前たち止まれ! 後ろにいるのは魔物ではないのか?」

「すいません!この者たちは、従魔たちです。印も有り皆さんに絶対に危害はありません!…俺たちは、サムソンから来た冒険者です!冒険者カードを見れば解ると思う。」

「わかった!……ギルドカードを拝見します!…S級! 失礼しました!どうぞお通りください!」

「ありがとう!ユキ、通るぞ!」

俺たちは、一度王都に入りそれから門番を捕まえて其処の責任者を呼んで貰った。

「私に御用だと言うのは、貴方ですか?」

「門番の責任者の方ですか? 実は、王都に来たら門番にこれを見せる様に言われたのですが、解りますか?」

ユキは、責任者にカイ王子に貰ったコインを見せた。それを見た責任者は驚いていたが、カイ王子から聞いていたのか、俺たちを見て「了解しました!…聞いておりますので報告させて頂きます。直ぐにとは出来ないと思われますので貴方様の連絡先を決まったらお教えください。宜しくお願いします。」

「解ったよ。宿が決まったら連絡する。」

と言って俺たちは、街に入って行く。流石王都だ!活気があって賑やかだ!
先ずは、王都の冒険者ギルドに行き其処で宿を紹介してもらう積りだ! 一応、ギルドの場所は聞いていたので何とか迷わずに冒険者ギルドに着いたので中に入り直ぐに受付けに向かった。
少し並んで待ち順番がきたのでギルドカードを見せ従魔たちが一緒に泊まれる宿を紹介してもらう。
割とギルドの近くに有り直ぐに宿は見付けられた。

「済まないが、部屋は空いているか?従魔もいるのだが?」

「はい、空いております。お部屋は皆様ご一緒で宜しいのですか?」

「あぁ、それで頼む!」

「何泊のご予定ですか? 一泊朝夕付きで銀貨7枚銅貨5枚だよ。」

「一応、10日程居るつもりなのでこれで足りるな。」

「はい、大丈夫です。では、二階の角の205号室の鍵です。ご案内しますので付いてきてくださいね。」

案内されて部屋に入り取り敢えず少し昼食まで寛ぐ事にした。
昼食後、門番の責任者に連絡先を教えて少し王都の街をぶらぶらした。 明日は、マイキ兄さまに会いに行く予定です!(笑)


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。

木山楽斗
恋愛
伯爵令嬢であるアルティリアは、婚約者からある日突然婚約破棄を告げられた。 彼はアルティリアが上から目線だと批判して、自らの妻として相応しくないと判断したのだ。 それに対して不満を述べたアルティリアだったが、婚約者の意思は固かった。こうして彼女は、理不尽に婚約を破棄されてしまったのである。 そのことに関して、アルティリアは実の父親から責められることになった。 公にはなっていないが、彼女は妾の子であり、家での扱いも悪かったのだ。 そのような環境で父親から責められたアルティリアの我慢は限界であった。伯爵家に必要ない。そう言われたアルティリアは父親に告げた。 「私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。私はそれで構いません」 こうしてアルティリアは、新たなる人生を送ることになった。 彼女は伯爵家のしがらみから解放されて、自由な人生を送ることになったのである。 同時に彼女を虐げていた者達は、その報いを受けることになった。彼らはアルティリアだけではなく様々な人から恨みを買っており、その立場というものは盤石なものではなかったのだ。

今までお姉様だから我慢していましたが、もうそろそろ限界ですよ?

榎夜
恋愛
次期王妃のはずなのにふらふらと遊び歩くお姉様。 これ以上尻拭いするつもりはありませんよ?

転生おばさんは有能な侍女

吉田ルネ
恋愛
五十四才の人生あきらめモードのおばさんが転生した先は、可憐なお嬢さまの侍女でした え? 婚約者が浮気? え? 国家転覆の陰謀? 転生おばさんは忙しい そして、新しい恋の予感…… てへ 豊富な(?)人生経験をもとに、お嬢さまをおたすけするぞ!

突然現れた自称聖女によって、私の人生が狂わされ、婚約破棄され、追放処分されたと思っていましたが、今世だけではなかったようです

珠宮さくら
恋愛
デュドネという国に生まれたフェリシア・アルマニャックは、公爵家の長女であり、かつて世界を救ったとされる異世界から召喚された聖女の直系の子孫だが、彼女の生まれ育った国では、聖女のことをよく思っていない人たちばかりとなっていて、フェリシア自身も誰にそう教わったわけでもないのに聖女を毛嫌いしていた。 だが、彼女の幼なじみは頑なに聖女を信じていて悪く思うことすら、自分の側にいる時はしないでくれと言う子息で、病弱な彼の側にいる時だけは、その約束をフェリシアは守り続けた。 そんな彼が、隣国に行ってしまうことになり、フェリシアの心の拠り所は、婚約者だけとなったのだが、そこに自称聖女が現れたことでおかしなことになっていくとは思いもしなかった。

チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜

タジリユウ
ファンタジー
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》 【書籍化進行中!】 コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。 早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。 そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、ガソリン補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。 道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが…

異世界屋台経営-料理一本で異世界へ

芽狐
ファンタジー
松原 真人(35歳)は、ある夜に自分の料理屋で亡くなってしまう。 そして、次に目覚めた場所は、見たことない木で出来た一軒家のような場所であった。そこで、出会ったトンボという男と異世界を津々浦々屋台を引きながら回り、色んな異世界人に料理を提供していくお話です。 更新日時:不定期更新18時投稿 よかったらお気に入り登録・感想などよろしくお願いします。

結婚相手が見つからないので家を出ます~気づけばなぜか麗しき公爵様の婚約者(仮)になっていました~

Na20
恋愛
私、レイラ・ハーストンは結婚適齢期である十八歳になっても婚約者がいない。積極的に婿探しをするも全戦全敗の日々。 これはもう仕方がない。 結婚相手が見つからないので家は弟に任せて、私は家を出ることにしよう。 私はある日見つけた求人を手に、遠く離れたキルシュタイン公爵領へと向かうことしたのだった。 ※ご都合主義ですので軽い気持ちでさら~っとお読みください ※小説家になろう様でも掲載しています

完結 お飾り正妃も都合よい側妃もお断りします!

音爽(ネソウ)
恋愛
正妃サハンナと側妃アルメス、互いに支え合い国の為に働く……なんて言うのは幻想だ。 頭の緩い正妃は遊び惚け、側妃にばかりしわ寄せがくる。 都合良く働くだけの側妃は疑問をもちはじめた、だがやがて心労が重なり不慮の事故で儚くなった。 「ああどうして私は幸せになれなかったのだろう」 断末魔に涙した彼女は……

処理中です...