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kotaro

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ハリー兄さまの災難!

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何か、最近背中に悪寒がはしるのだが、気のせいか?
それと誰かの視線も感じる!…俺の思い過ごしか?

「ハリー兄さま、どうかしたの?」

「いや、何か嫌なことが起こりそうでなぁ~…俺の思い過ごしなら良いのだが!」

「ハリー兄さま、そう云う時は思い切り楽しい事をして忘れるのです! ギルドにいって依頼を受けて発散しましょ!」

「そうだなぁ~ギルドに行こうか!」

俺たちは、冒険者ギルドに向かった。
ギルドの中に入り依頼板を見に行った。
その頃ギルドの二階にあるマスター執務室では、領主に頼まれた事で副マスターのルシアンにぼやいていた。

「ハリーが、気付かない訳ないのだがな~…全く領主一族は!」

「そうですねぇ~後、いつ頃に到着するのですか?」

「そうだなぁ~後七日ぐらいで到着するだろう?ハァー!」

ギルドの1階では、ハリーとユキは依頼を検討中であった。

「兄さま、何かありますか?」

「ユキ、少し遠出するか?」

「遠出ですか?…うん、良いですね~!そんな依頼ありますか?」

「護衛依頼があるよ!」

「遠出って何処まで行くのですか?兄さま~」

「東門から行くウイードと言う街まで護衛依頼だ。行くのに三日かかる。」

「誰を護衛するのですか?」

「貴族の孫を送り届ける依頼だな!」

「わかりました。ハリー兄さまが決めてください。」

俺たちは詳しい話しを聞くために受付けのマリンさんの所に向かった。

「マリンさん、この依頼を受けたいのだが詳しい話しを聞かせてくれ!」

マリンさんは、護衛依頼を見て驚いている。
マリンさんは何を驚いているのか?

「すいませんが、少しお待ち下さい。」

と言ってマリンさんは二階に上がって行ったよ?

「マリンさん、どうしたのかな~」

「待っている間食堂で何か飲もうか!」

「良いね~スノー達も飲もうね~」

その頃二階では、護衛依頼を受け付けて良いのかマリンさんが聞きに来ていた。

「どうするのだルシアン!…今、遠出は不味いよな!」

「そうですね。困りました!……一掃普通に行動してもらって領主一族には、ハリーが依頼終わるまで待って貰うのが1番です!そうでないとハリーは可怪しく感じるでしょう!」

「そうだな!よしマリン依頼を受け付けてくれ!」

「わかりました!」

と、言ってマリンは、下に行った。
ハリーさんを探し食堂にいるのを見付けて近付いて行く。
ハリーはマリンさんに気付き手を上げて合図をした。

「ハリーさん、お待たせしました。受付けを致しますので、こちらの方へお越しください。説明させて頂きますね。」

と言って俺たちはマリンさんの後を付いて行った。
そして個室に入り皆んなでマリンさんの説明を聞いたのだ。
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