こちらの異世界で頑張ります

kotaro

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ゲイルパーカ領主!

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妻は、私ではなくターゲットを執事のセバスに変えた!
流石にセバスも蛇に睨まれた蛙だ!…あっさり白状したよ!

「はい、旦那様は仕事でサムソンに遠出されます!」

妻にジロリと睨まれる!

「旦那様、サムソンに仕事とはどの様な仕事ですか?」

「父上、私も聞いておりませんが⁉」

と、長男ニコルが尋ねた!

「「父上、私たちも聞いておりません!」」

と、次男マイキ長女マイカが尋ねた!

「いやいや、急に入った仕事だ!…お前達に話す時間が無かったのだ!…それに領主としての仕事だからな~」

冷や汗かきながら言い訳をする!

「父上、どの様な仕事なのですか? お聞かせください。」

「そうですわね。私もお聞きしたいですわ。」

「う~むむ。…サムソンに珍しい料理が流行っていると情報がきたのだ。」

「まァ、珍しい料理ですか、それはどの様な料理なのですか?」

「それがわからないから、調査しに行くのだ!」

「まァ、そうなりますわね~……では、料理の事なら私が、行きますわ!」

「母上、私も行きますわ!」

「そうですね~料理の事なら女性の仕事ですわね!」

「何を言っている、料理などしないくせに……」

と、小さな声で嘆いた。

「旦那様。何かおっしゃいましたか!」

「イヤ、何も言っとらんぞ!」

「そうですか?…セバス私たちが行きますね!」

「ちょっとまて!これは領主の仕事だ!俺が行かなければならない!」

「まァ~一理ありますわね~ハァーでは領主夫妻と娘を連れて行きましょうね。」

今度は、息子たちからブーイングが出た!

「ちょっと待って下さい!それはズルイです母上! 俺たちも行きますから!」

「待て、お前達まで行けば領都はどうするのだ⁉」

「今は、何も問題発生していませんので騎士団長が居れば大丈夫です!」

何でこうなった! 結局領主一族で遠出する事になった!
セバスが余計な事を言うから、イヤ、あれは仕方ないか! でもサムソンには行けるのだ!(笑)
楽しみだ!……久々に末息子に会えるのだからな~!

「母上、久々に会えますね!ハリーに!元気にしているでしょうかね!」(笑)

「マイカ、えぇ~楽しみですわ!」

「でも母上、突然大勢でお仕掛けてハリーまた、逃げるのでは?」

「それもそうね~ハァーどうしましょうね~?」

「冒険者ギルドのマスターに先触れをし逃げない様に頼みましょう!…私たちの事は着くまで秘密厳守だとね!」

にこやかに嘲笑って侍女長メリーからセバスに伝令を頼んだ。

「畏まりました奥様。セバスに伝えます。」

まァ、感の良いハリーの事だからばれるでしょうね!
もし、気が付かない別の何かが有ればわからないけどね⁉

その頃ハリーは、何か嫌な悪寒を感じたのだ!


❖❖❖❖❖❖❖

感想を頂きありがとうございます。
これからも頑張りますので、宜しくお願いします!( ◜‿◝ )♡
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