こちらの異世界で頑張ります

kotaro

文字の大きさ
上 下
36 / 100

サムソンで娯楽!

しおりを挟む
「これは、何という物だ?」

「オセロとトランプといいます。」

「これを市民に広げたいのか?」

「はい、そうです。皆んなに楽しんでほしいのです!」

マスターは、う~んと考えて突然席を立ち執務室から出ていきました。
誰かを呼んでいる様子です。
そして戻って来ました。

「少し待ってくれルシアンを呼んだから一緒の方が良いだろう!」

「はい、ありがとうございます!」

トントン「ルシアンです。」

「おう、入れ。」

「失礼します。オヤ、ユキではありませんか、元気に過ごしてましたか?ハリーもスノーたちも?」

「はい、師匠ご無沙汰してます。元気に頑張ってます!」(笑)

「それで、私を呼んだ用事はなんですかマスター!」

「ユキが、面白い娯楽と言う物を持ってきて市民に広げて欲しいそうだ! だからルシアンにも見定めて欲しい。」

ルシアンは、私を見て又、何をしれがしたと言うような顔で見ていた!

「ルシアン師匠、見ててください。では先ずオセロの説明をしながら対戦しますね。ハリー兄さま対戦相手お願いします!」

「おう、任しとけ今度こそ負けないぞ!」

ハリー兄さまは、張り切って対戦してくれましたが、私の勝ちです!(笑)

「クソー、又負けたよ!」

「まァ、こんな感じのゲームですよ!…マスター、ルシアン師匠如何ですか?」

「オイ、ユキ俺にもやらせろ!」

「じゃー、マスターとルシアン師匠ふたりで対戦して下さい。遊び方解りましたね!」

「よし、ルシアン負けねぞ!」

「私も負けませんよ!」

ふたりで対戦を始めましたが、やはり頭を使うゲームはルシアン師匠の方が良さそうです!(笑)
それでもマスターも頑張ってますよ!(笑)

「お二人共どうでしたか? 広げて貰えますか?」

「「あぁ、もちろん協力するぞ(しますよ)!」」

「ありがとうございます!」

「後このトランプですが、いろんな遊び方があり覚えたら楽しいよ!」

「ユキ、そのゲーム今いくつある?」

「いくつでも、出せますよ~」

「よし、1階の食堂の隅に場所を作りそこで遊べる様にしよう! ルシアン下に行って場所を用意してくれ!」

「分かった!」

ルシアン師匠は、すぐに場所を作りに行った。
私たちはその間、トランプの簡単な遊び方を説明しながら3人いるので七ならべをした。
これなら子供も数字覚えながら遊べるしね!
あともう一つ追加で子ども達用にけん玉も創ろうと今、思い付いたよ!(笑)

「マスター、準備出来ましたよ。」

「分かった、少し待て今ゲームの最中だ!」

「これは何をしているんですか?」

「トランプで七ならべしています。簡単に説明すると卓上にあるカードの数字の次を手札の中で探し並べるのです。手札が早く無くなった人の勝ちなのですよ師匠!」

「これは、簡単そうですね。」

「はい、大人から子どもまで楽しめますよ。」

「じゃー、さっそく一階に行って皆んなの前で対戦しようか!」

「はい、お願いします!」

私たちは、1階に行ってルシアン師匠が準備してくれた場所に行きテーブルの上にオセロとトランプを置いた。
冒険者の人達は、今から何が始まるのか興味津々で近付いて来る。

「マスター、いったい今から何をするんですか?」

「まァ見とけよ!先ずは、オセロだな!…ハリーやろうぜ!」

「マスター、なんで俺なんですか?…まさか俺なら勝てると?絶対に負けませんよ!」

「イヤ、そんな事思ってないぞ!(汗)」

「取り敢えず初めて下さい」(笑)

マスターとはりー兄さまが、対戦し始めて10分ほどたって勝負がみえてきた!

「ヨシャァ~、俺の勝ちです!」

ハリー兄さまの勝ちです。

「クソー、負けた!」

マスターは、悔しそうな顔をしていた。
次は、トランプです。
私、ハリー兄さま、マスター、ルシアン師匠で対戦します。

「次は、トランプしますので見て覚えて下さいね。」

そして私たち4人で七ならべをした。
これは、皆見て遊び方が解ったようだ!
私たちの遊びが終わったので皆んなの様子をみた。
冒険者たちの顔を見たらわくわくした顔で待ちわびていた。
遊びたくて仕方無さそうだ!(笑)
一応、オセロもトランプも2セット用意したのでそれなりに遊べると思う。
皆んな遊び始めたので、楽しく遊んでくれると嬉しいね。

「マスター、師匠ありがとうございます。何とか成りそうですね。後はお願いしますね!…そのゲーム欲しい人がいたらクラウスさんに頼みますのでそのうち手に入ると言っといてくださいね!」

そう言って私たちは、ギルドをあとにした。
皆んな、お腹空いたよね~

「ハリー兄さま、お腹空いたので精霊の森で食べましょう!」

「あぁ、確かにお腹空いたな~お前たちも我慢してくれて済まなかったな!精霊の森に行くぞー!」

「「「お腹空いたのだ!我慢したのだ!たらふく食わせるのだ!」」」「グルルゥ!」
 
「わかったよ!じゃー行こうか~」

私たちは、精霊の森に向った。

「エマさ~ん、お腹空いたよ~」

「アラアラ、どうしたの?」

「今まで冒険者ギルドで娯楽の説明をしていたので、気が付いたらお昼過ぎてました!」(笑)

「娯楽って何?」

「皆んなで遊ぶゲームですよ!…良かったら後で説明しますね。その前に食事を!」

「わかったわ!すぐに用意するね!」

慌ててエマさんが厨房に向った!
厨房から香ばしい匂いがしてきたよ!
スノーとライガーのだヨダレがスゴイよ!(笑)
今日は肉と野菜の炒め物かな?
それから、すぐに料理がきて私以外はがっついて食べているよ!(笑)
そしてカレーを利用してカレースープが付いてきた。
凄く美味しい!
やっとこさ落ち着いて食後のお茶を飲んでいる。
時間が遅かったのでお客さんは何人か残っている。

「それで、娯楽って何だ?」

「今、出すね!…これがオセロでこっちがトランプっていうの!皆んなで遊ぶのよ。」(笑)

カルドさんは、不思議そうに玩具を見ていた!


❖❖❖❖❖❖❖

ご意見ありがとうございます。
参考にさせていただきます!




しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

転生したので好きに生きよう!

ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。 不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。 奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。 ※見切り発車感が凄い。 ※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。

前世は大聖女でした。今世では普通の令嬢として泣き虫騎士と幸せな結婚をしたい!

月(ユエ)/久瀬まりか
ファンタジー
伯爵令嬢アイリス・ホールデンには前世の記憶があった。ロラン王国伝説の大聖女、アデリンだった記憶が。三歳の時にそれを思い出して以来、聖女のオーラを消して生きることに全力を注いでいた。だって、聖女だとバレたら恋も出来ない一生を再び送ることになるんだもの! 一目惚れしたエドガーと婚約を取り付け、あとは来年結婚式を挙げるだけ。そんな時、魔物討伐に出発するエドガーに加護を与えたことから聖女だということがバレてしまい、、、。 今度こそキスから先を知りたいアイリスの願いは叶うのだろうか? ※第14回ファンタジー大賞エントリー中。投票、よろしくお願いいたします!!

めんどくさがり屋の異世界転生〜自由に生きる〜

ゆずゆ
ファンタジー
※ 話の前半を間違えて消してしまいました 誠に申し訳ございません。 —————————————————   前世100歳にして幸せに生涯を遂げた女性がいた。 名前は山梨 花。 他人に話したことはなかったが、もし亡くなったら剣と魔法の世界に転生したいなと夢見ていた。もちろん前世の記憶持ちのままで。 動くがめんどくさい時は、魔法で移動したいなとか、 転移魔法とか使えたらもっと寝れるのに、 休みの前の日に時間止めたいなと考えていた。 それは物心ついた時から生涯を終えるまで。 このお話はめんどくさがり屋で夢見がちな女性が夢の異世界転生をして生きていくお話。 ————————————————— 最後まで読んでくださりありがとうございました!!  

聖女やめます……タダ働きは嫌!友達作ります!冒険者なります!お金稼ぎます!ちゃっかり世界も救います!

さくしゃ
ファンタジー
職業「聖女」としてお勤めに忙殺されるクミ 祈りに始まり、一日中治療、時にはドラゴン討伐……しかし、全てタダ働き! も……もう嫌だぁ! 半狂乱の最強聖女は冒険者となり、軟禁生活では味わえなかった生活を知りはっちゃける! 時には、不労所得、冒険者業、アルバイトで稼ぐ! 大金持ちにもなっていき、世界も救いまーす。 色んなキャラ出しまくりぃ! カクヨムでも掲載チュッ ⚠︎この物語は全てフィクションです。 ⚠︎現実では絶対にマネはしないでください!

異世界転生ファミリー

くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?! 辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。 アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。 アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。 長男のナイトはクールで賢い美少年。 ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。 何の不思議もない家族と思われたが…… 彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。

やり直し令嬢の備忘録

西藤島 みや
ファンタジー
レイノルズの悪魔、アイリス・マリアンナ・レイノルズは、皇太子クロードの婚約者レミを拐かし、暴漢に襲わせた罪で塔に幽閉され、呪詛を吐いて死んだ……しかし、その呪詛が余りに強かったのか、10年前へと再び蘇ってしまう。 これを好機に、今度こそレミを追い落とそうと誓うアイリスだが、前とはずいぶん違ってしまい…… 王道悪役令嬢もの、どこかで見たようなテンプレ展開です。ちょこちょこ過去アイリスの残酷描写があります。 また、外伝は、ざまあされたレミ嬢視点となりますので、お好みにならないかたは、ご注意のほど、お願いします。

勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~

楠ノ木雫
ファンタジー
 IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき…… ※他の投稿サイトにも掲載しています。

異世界の片隅で引き篭りたい少女。

月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!  見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに 初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、 さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。 生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。 世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。 なのに世界が私を放っておいてくれない。 自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。 それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ! 己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。 ※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。 ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。  

処理中です...