31 / 109
第四章 心変わりは人の世の常
第三話☆
しおりを挟む
家に帰るのと同時に、真生は玄関先でマリアの身体を抱きしめる。
背後から抱きしめられたマリアは、静かに真生に自分の身体を預けた。
マリアが着ていた身体のラインのでるTシャツの下から、手を這わせて胸を鷲掴む。
激しくも丁寧に胸を揉みしだきながら、時折乳首の先端をなぞる。マリアは小さく息を漏らしながら、膝をガクガクと震わせた。
真生の方に振り返ったマリアは、キスを強請る様に目を閉じる。
真生は後ろからマリアの唇に唇を重ね、口内を激しく舌で貪った。
体温も唾液の湿り気も、舌先の動きもすべて、人と全く変わらない。
感じれば感じる程身体を湿らせてゆく肌の質感も、人間そのものとしか思えないのだ。
真生はマリアの事を、アンドロイドとして割り切って考えられない。キスを繰り返しながら、真生は改めてそれを確信した。
「…………マリア、此処で抱いても良い?今すぐ君が欲しいなんて言ったら、嫌か??」
キスの合間にそう囁くと、マリアは頬を上気させる。そして目を涙で潤ませながら、真生の首の後ろに腕を回した。
「…………嫌じゃない、です…………!!ご主人様がほしい…………!!!」
玄関の前のフローリングの床に、二人で転がり天井を仰ぐ。キスをしながら粗雑にショーツを脱がせると、濡れた性器からさっき飲んだハーブティーの香りが漂った。ジャスミンの華やかな香りと、金木犀の甘い薫り。
真生はまだ慣らしていないマリアの膣口に、自分の陰茎を宛がう。
するとマリアがそれを誘い入れるかのように、真生の背中に脚を絡ませた。
「あ…………!!!」
何時もより堅い膣口は狭く、内壁も少しだけ硬い気がする。
それでもマリアの体内は温かく、真生の陰茎の先端を飲み干した。
後で優しく抱き直したい。今夜は絶対に寝かさない。自分の中にある不安を全部吹き飛ばすまで、こうしてマリアと身体を重ね合わせたい。
真生はそう思いながら、マリアと激しくキスを繰り返す。乱れた吐息と共に、ちゅっ、という唇と唇が吸い合う音が響いた。
真生が腰を揺らすごとに、くちゅっ、と接合部から響く濡れた音が大きくなってゆく。
それと共にマリアの喘ぎ声と、内壁のうねりが激しくなった。
「あ、ああ、あぁ…………!!ごしゅじんさま…………すき…………!!」
冷たいフローリングの床は硬く、抱き合うだけで身体が痛い。それでも真生はマリアを抱く手を止められなかった。
マリアの身体を四つん這いにさせて、更に後ろから突き回す。
腰を何度も何度も揺らし肌と肌をぶつける。
ぱんぱん、と肌をぶつける音を響かせていると、マリアの内壁がきつく真生のものに絡まった。
「あ―――――……!!!だめ、だめです………イッちゃう………!!イッちゃうぅ!!!」
「いいよ………イクところ見せて………!!マリアの感じるところ、沢山………!!」
床を這うマリアの身体が、絶頂と共にビクンと大きく跳ね上がる。真生はマリアの身体をきつく抱き寄せ、柔らかいプラチナブロンドの髪に顔を埋めた。
背後から抱きしめられたマリアは、静かに真生に自分の身体を預けた。
マリアが着ていた身体のラインのでるTシャツの下から、手を這わせて胸を鷲掴む。
激しくも丁寧に胸を揉みしだきながら、時折乳首の先端をなぞる。マリアは小さく息を漏らしながら、膝をガクガクと震わせた。
真生の方に振り返ったマリアは、キスを強請る様に目を閉じる。
真生は後ろからマリアの唇に唇を重ね、口内を激しく舌で貪った。
体温も唾液の湿り気も、舌先の動きもすべて、人と全く変わらない。
感じれば感じる程身体を湿らせてゆく肌の質感も、人間そのものとしか思えないのだ。
真生はマリアの事を、アンドロイドとして割り切って考えられない。キスを繰り返しながら、真生は改めてそれを確信した。
「…………マリア、此処で抱いても良い?今すぐ君が欲しいなんて言ったら、嫌か??」
キスの合間にそう囁くと、マリアは頬を上気させる。そして目を涙で潤ませながら、真生の首の後ろに腕を回した。
「…………嫌じゃない、です…………!!ご主人様がほしい…………!!!」
玄関の前のフローリングの床に、二人で転がり天井を仰ぐ。キスをしながら粗雑にショーツを脱がせると、濡れた性器からさっき飲んだハーブティーの香りが漂った。ジャスミンの華やかな香りと、金木犀の甘い薫り。
真生はまだ慣らしていないマリアの膣口に、自分の陰茎を宛がう。
するとマリアがそれを誘い入れるかのように、真生の背中に脚を絡ませた。
「あ…………!!!」
何時もより堅い膣口は狭く、内壁も少しだけ硬い気がする。
それでもマリアの体内は温かく、真生の陰茎の先端を飲み干した。
後で優しく抱き直したい。今夜は絶対に寝かさない。自分の中にある不安を全部吹き飛ばすまで、こうしてマリアと身体を重ね合わせたい。
真生はそう思いながら、マリアと激しくキスを繰り返す。乱れた吐息と共に、ちゅっ、という唇と唇が吸い合う音が響いた。
真生が腰を揺らすごとに、くちゅっ、と接合部から響く濡れた音が大きくなってゆく。
それと共にマリアの喘ぎ声と、内壁のうねりが激しくなった。
「あ、ああ、あぁ…………!!ごしゅじんさま…………すき…………!!」
冷たいフローリングの床は硬く、抱き合うだけで身体が痛い。それでも真生はマリアを抱く手を止められなかった。
マリアの身体を四つん這いにさせて、更に後ろから突き回す。
腰を何度も何度も揺らし肌と肌をぶつける。
ぱんぱん、と肌をぶつける音を響かせていると、マリアの内壁がきつく真生のものに絡まった。
「あ―――――……!!!だめ、だめです………イッちゃう………!!イッちゃうぅ!!!」
「いいよ………イクところ見せて………!!マリアの感じるところ、沢山………!!」
床を這うマリアの身体が、絶頂と共にビクンと大きく跳ね上がる。真生はマリアの身体をきつく抱き寄せ、柔らかいプラチナブロンドの髪に顔を埋めた。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件
フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。
寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。
プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い?
そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない!
スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる