私は貴方を許さない

興梠司

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O県編

二日間

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掃除屋とは二日間会っていない、付き合ってそんな会わないのは初めてだ。

掃除屋は新組長の掃除に回っている、新組長には敵が多い
「敵が侵略しないうちに敵を追い詰める」と訳のわからないことを
言って掃除屋を連れ回している。

あゆみは暇なのでりえと永遠にテトリスをやっている。
勝敗は50対43であゆみのほうが勝ってる。
りえはスナックがあるんだがあゆみが心配で休んでいる、あゆみは「稼いでこい」って
言ってるのになんだかんだで心配なのと、りえも少しスナックを休みたかった。

りえの客にガチ恋の客がいた、ガチ恋客がエスカレートして自宅までやってきた。
なにも知らない掃除屋が出たら、はち切れて掃除屋に殴りかかろうとしたところを
掃除屋が伸してしまった。

「やられるまえにやるのが鉄則だ」と掃除屋は言っていたけど相手は
一般人だ、30万円で大事にしないと話はつけたが、りえはスナックに行きづらいと言っている

スナックのママも事情を汲んでくれて一週間休みをくれた、そのおかげもあり
あゆみはりえとテトリスをやっている。

入口が開く音がした、掃除屋ではなく、会長だった。
藤江を殺してからあゆみは会長に気に入られている。

「殺ってほしい人間がいるんだが殺ってくれるか?」

「断れるの??」こんな言葉を聞けるのはあゆみくらいしかいない
りえもヒヤヒヤしてみている

「断ったらお前がここで死ぬかもな」

「じゃあやるよ」

「この男だ」と写真を見せる

組長の腰巾着だとあゆみは思った

「そんなの組でなんとかしなよ」

「あいつが許さねーよ、そんな事したら」

「内緒の話ってことね」

「頼むわ」
といって3cmの封筒を置いていった。
あゆみは暇つぶしができたと思ってせいせいした
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