乱れ狂う花

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2人の兄

ガラスのバスルーム

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「要…閉じ込めるなんて可哀想だろう」

「お前の行為はどうなんだ?」

誰かが喧嘩している。
覚醒した朔弥は辺りを見渡した。
どうやら要の部屋のバスルームの中だった。
そして、ガラス張りのバスルームの浴槽内で朔弥は雪弥に抱き抱えられていた。
ガラスの向こうでは、要が怒った顔でこちらを見ていた。

「…喧嘩しちゃダメ」

朔弥は寝ぼけた声で2人の仲裁に入った。

「朔弥…起きたの?」

第一印象とは大分違う。優しい顔で心配そうに朔弥を覗き込む雪弥の顔が目に入った。

「待ってね朔弥。今身体の絵の具落としてあげるから」

浴室の鏡を見ると、自分の身体には桜が咲き誇っていた。
身体の桜を見た瞬間、あの淫靡な饗宴を思い出してしまい、腰にズグっと重みを感じた。
そして、せっかく描いてもらった綺麗な花を消されることに胸がいたくなった。

「また描いてあげるから、そんな寂しそうな顔しないで」

「あっ…」

雪弥は、朔弥ごと湯船から出るとオイルを手にひろげ、朔弥の身体を撫で回した。
雪弥の手が触れたところが、ジリジリと疼いてくる。

「あ…ん…あっ…ぃ…やぁ…んっ」

案の定、中心は熱を持ってしまい。アナルからも愛液が溢れてきた。

「…かわいい。感じてきちゃったんだね」

雪弥は朔弥の身体を余すことなく洗う。
中々絵の具が落ちないので、拷問のように乳首や腹を撫でられる。
外側から中をやわやわと刺激する弱い刺激が朔弥に追い討ちをかけた。

「んっ…あぁんっ…アあっ」

雪弥は朔弥の脚を掴んで大きく開かせると要に見せつけてられるように朔弥のペニスを扱いた。

「だめぇ…それ…あっ…だめ…アぁっ」

「気持ちいいね。朔弥」

雪弥の手は容赦なく朔弥を昇りつめる。
朔弥は体の奥からジンジンと広がる快感に我慢できず、アナルに指を伸ばした。

ーーーグチュグチュズボズボズボ

中は綺麗に洗われた後だった。
朔弥は入口付近と浅いところを刺激した。
背中に当たっている雪弥の硬いものを感じながら浅いところから奥へと指を進めた。

「我慢できなくなっちゃった?」

「我慢でき…な…あぁっ…ない…ん…ユキの…ちょうだい?」

ーーーグチュグチュズボズボズボ

朔弥は雪弥に強請った。

「せっかく中綺麗にしたのに?」

「あっ…んっ…ほしぃの…おね…がい」

「かわいい…」

「ああぁアア!!やあぁあっ!あ!んんぅう!」

雪弥は朔弥のアナルに一気をペニスを突っ込んだ。

奥までペニスを突き挿入れた雪弥は、遠慮なく腰を振り始める。

「あぁあーっ、だめっ…そこぉ…入っちゃ…ダメェ…なところ…あんっあんっ」

良いところを遠慮なく突き上げられて、朔弥は喘ぐことしかできなくなった。

「もうずっとイキッぱなしだね?中ずっとグネグネうねってるっ…ッ…淫乱で…マジでかわいい」

「あっ…んんぁっ…はぁんっ…アアンッ…らめっ…あっ、アあぁっ」

朔弥は射精しないで、ドライでイキ続けた。体はずっと強力な快楽に支配されている。
快楽の麻薬に侵された朔弥は舌を出して雪弥にキスをした。

「あぁんっ…んっ…ん…」

「キス大好きだね?いっぱいしてあげる…んっ」

唾液を交換し合うような雪弥とのキスから顔を離すとガラスの向こうに要の顔が見えた。
要は静かに目をギラつかせて朔弥の痴態を見ていた。

「淫乱な姿…要に見られちゃったね」

「あっ…だめっ…要さん…らめっ…あっああぁっ!みちゃぁあ…だめぇ…あんっ!あっ」

要に見られていることを意識した瞬間。
ペニスから勢いよく潮が吹き出した。

「潮吹きしてる。要に見られるのがそんなによかったんだね……妬けちゃうな」

雪弥は、そのまま朔弥の乳首を弄ってくる。

「かな…要さん…んっ…あぁッ…んっ」

乳首をいじられ、涎を垂らしながらいじらしく要を呼ぶ姿に煽られた要が浴室に入ってきた。

「要…遅いよ」

「あっあんっあんっらめぇっあっああっあっああっ……やっあっあっあんっんっああぁっ」

「…ンンッ」

雪弥は朔弥の最奥を強く突くと、朔弥を絶頂させ自分も果てた。朔弥のアナルから雪弥のペニスが出て行くと、今度は要のペニスが挿入ってくる。

「ひあアあんっ…やっあっあっあんっんっああぁっ」

要は無言で朔弥を攻め立てる。
怒っているような突き上げに朔弥は快感を感じながらも、怖くなってしまい後ろの雪弥の腕にしがみついた。

「要…朔弥が怖がってる…可哀想に…」
 
そう言うと雪弥が、既に朔弥のアナルには要のペニスが挿入っているのに、もう一本ペニスを挿れてきた。

「ああぁっひっあっあっああっあっあぁあんぁんッ!!」

ペニスを2本も挿れたれたアナルはミチミチと限界まで広げられた。
限界まで広げられたアナルの中で、二人は別々に腰を動かし、朔弥の中の前立腺を交互に犯す。

「あっ、壊れちゃうッ…あっ!ぁんっ」

二本のペニスで突き上げられ、朔弥に苦しいほどの快感が襲ってくる。
激しく怒りをぶつけてくる要の動きと、慰めるように良いところを刺激する雪弥の動きの対比が朔弥を狂わせた。

「要っ…ちょっとは合わせろよ」

「…」

朔弥の中で喧嘩をするように動くペニスは、
やっと歩調を合わせると、同時に朔弥の奥を容赦なく突き上げた。

「あっあんっんっああぁっあぁああーーーっ!」

「はぁっ…あぁ…」

「く、…ッ」

3人は同時に果て、朔弥は射精しないでイキ続けていた。
そんな朔弥の中から二人はペニスを出すと、移動してベッドに入る。
すると、扉が開いて誰かが入ってきた。

「お前ら…また俺は仲間外れか?」

扉を開けて入ってきたのは吉乃だった。
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