格言パラドックス

六年一組、仲井花凪。
想定外のクラス替えで仲のいい子と分かれ、ジャンケンで負けてやりたかった飼育委員にもなれず「負け組」呼ばわりされる。人気のない理科委員になり不満ばかりの最終学年が始まった。
六年生の恒例行事「夢の講演会」で夢を叶えた先輩の話を聞くが、具体的な将来ビジョンがない花凪は悩んでしまう日々。今、夢を語れないのは負け組なのだろうか。
そんな中、ウサギ失踪事件が起こる。花凪は餌当番であった一組飼育委員に対して不信感を抱く。
幼なじみの「トノ」が犯人だと疑われて、納得いかない花凪は理科委員でウサギ探しをすることに。
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