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レヴェント編
120.罠
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アリシアとシュナは青い光に照らされ、気付くと十数人の男達に囲まれていた。
「お前たち、ここは何所だ?」
男達に向けてアリシアは言った。
状況は何となく把握しているが、一刻も早くこの場所がどこなのかを知り、ケイヤの元へ向かいたい。それはシュナも同様のようで、剣を鞘に戻している。
ニタニタといやらしい笑みを浮かべる男達に軽蔑するような表情を向ける。
「ここは遺跡の十層だぜ、嬢ちゃんたち」
男達のリーダーと思わしき人物がそう口にした。
「そうか……それで、私達に何の用だ?」
ギロッと睨めつけるような目を向ける。男達はヘラヘラと笑って、彼女の威圧を小動物の威嚇のように捉えているようだった。
「なに、持ってる物全てを置いて……あー、そうだな。嬢ちゃんたちは可愛いし、ちょっとお兄さんたちと遊んでくれたら無事に、地上へ返してあげるよ」
「無事、か。フン」
鼻で笑い、笑わせるなという風に笑みを浮かべる。
身ぐるみを剥ぎ取り自分たちを凌辱した後、無事に地上に返しても、その後は奴隷商にでも売りつけるつもりなのだろう。
まったくもって下種が考えそうな下劣な思考だ。反吐が出る。
シュナも同様の意見のようでもう聞きたいことは聞けた、と踵を返し上層への入り口を探すためこの場から去ろうとする。
そんな自分たちに待ったをかける男たち。
「何所に行くつもりだ?」
「五層だ。仲間が一人で戦っている、こんなところで遊んでいる暇はない」
「あ? 生きてると思ってるのか? 大量のオークがいたんだろ? 生きてる筈がない」
心底理解できないという風に彼女達を見る。
彼の考えは間違いではない。カミヅカ・ケイヤはついさっき冒険者登録したばかりの新人、アリシアやシュナのように魔物との戦闘には慣れていない。
いくら技術があろうとあの数の敵を相手にするには力不足である。
だが――
「フン。あの男はその程度で死ぬ筈がない」
鼻を鳴らし、堂々とそう言い切る。
アリシアは微塵もケイヤが死ぬとは思っていない。
「あの男は往生際がとことん悪い。きっと死ぬまで足掻き続けて、最後まで立っている人間だ……。アイツは私に見せつけた、全てを尽くしても生き残る気概を。よってアイツは死なないよ、絶対に」
「私も同意見だ」
隣に立つシュナも微笑を浮かべ同意する。
彼女は彼との付き合いは然程長くないが、それでもカミヅカ・ケイヤという人間が死ぬ姿がどうも想像できない。彼女は彼を一目見た時から、不思議と簡単に死なない人間だと、そう思っていた。
君は簡単に死ぬようなヤツじゃないよな?
笑みを浮かべながらシュナは内心でそう呟く。
「……まあだが、心配であることは変わらない。こんな場所で油を売っている暇はない、急ごうシュナ」
「ああ。カミヅカが死ぬとは思わないが、アリシアと戦った時みたいにボロボロになってはいそうだ」
「フッ、それもそうだな」
二人は一切、彼が死ぬ可能性を考慮しない。
確実に自分達が向かうまで生きていると信じているし、信頼している。それほどまでに彼女達の中でカミヅカ・ケイヤという人間は生き汚く、諦めない男である。
もう用はないと後ろを振り向き去ろうとする二人に、リーダーの男は怒りを見せる。
「おいおい、何もなしで帰すわけねぇだろうが。おい、お前ら、逃がすな捕まえろっ!」
怒気を孕んだ声で男は叫ぶ。
「身包み剥いで、拘束しろ。その後はお楽しみの時間だ、ひーひー泣かしてやるぜ」
『へっ、へへ……』
嫌な笑いを浮かべる男達、彼らは二人を取り囲み逃げられないぞ、という表情を浮かべる。
二人はめんどくさそうなため息を吐き、お互いに顔を合わせ頷く。
「貴様たち。いま引き返すなら痛い目には合わせない。こんなことも今後やらないというのなら、私達はギルドの方にも報告しないでやる」
「あ゙?」
「聞こえなかったか? さっさと消えれば何もしないでやる、と言っているんだ」
「――――」
額に青筋ができるほど怒りの表情を見せるリーダーの男、アリシアは言葉を続ける。
「時間がないんだ。邪魔出てするなら、潰して行くぞ」
殺気と共に威圧をぶつける。
男達は一瞬怯むが再びニタッと嫌な笑みを浮かべる。
「……フッ、強がれるのは今の内だけだ。おい、お前ら、そっちの女を連れて来い。もう一人はお前らの好きにしていいが、その女は俺が直々に遊んでやる」
その言葉に下っ端の男達は歓喜の声を上げる。
アリシアとシュナはやっぱりかという表情を浮かべる。
「てなわけで、お前はこっちに――」
下っ端の一人が、アリシアの肩を掴んだ瞬間――
ボキッと痛々しい音が鳴り響く。
「私に触れるな」
冷淡な言葉が放たれると同時、肩を掴んだ男は叫び崩れる。
「うあぁぁぁぁああああぁぁぁああッ!!! 腕が、俺の腕がァッ――!」
地面に転がる男は、ポッキリと折れた自分の腕を見て恐怖に顔が歪んでいる。そして襲り来る腕の痛みに叫び声を上げ続けた。
その様子を見てさっきまで余裕そうだった男達に緊張が走る。
彼らに向けられた殺気や威圧は決してただの威嚇ではなく、真に自分達を殺し得るのだと、そう強く理解する。
「お前たちの事なんて心底どうでもいいが……まあ、全員伸して行った方が早そうだな。な、シュナ」
「ああ、言っても分からないなら、あとはこれしかない」
シュナはそういい拳を握る。
「心配するな。殺しはしない、後で全員まとめてギルドに突きだしてやる」
そう言って拳から少し力を抜き、格闘術の体勢をとるシュナ。アリシアも彼女同様に剣を抜かず、拳を握った。
死ぬなよ、ケイヤ!
死ぬんじゃないぞ、カミヅカ!
二人は内心で呟き、迫る男達に拳を振るった。
「お前たち、ここは何所だ?」
男達に向けてアリシアは言った。
状況は何となく把握しているが、一刻も早くこの場所がどこなのかを知り、ケイヤの元へ向かいたい。それはシュナも同様のようで、剣を鞘に戻している。
ニタニタといやらしい笑みを浮かべる男達に軽蔑するような表情を向ける。
「ここは遺跡の十層だぜ、嬢ちゃんたち」
男達のリーダーと思わしき人物がそう口にした。
「そうか……それで、私達に何の用だ?」
ギロッと睨めつけるような目を向ける。男達はヘラヘラと笑って、彼女の威圧を小動物の威嚇のように捉えているようだった。
「なに、持ってる物全てを置いて……あー、そうだな。嬢ちゃんたちは可愛いし、ちょっとお兄さんたちと遊んでくれたら無事に、地上へ返してあげるよ」
「無事、か。フン」
鼻で笑い、笑わせるなという風に笑みを浮かべる。
身ぐるみを剥ぎ取り自分たちを凌辱した後、無事に地上に返しても、その後は奴隷商にでも売りつけるつもりなのだろう。
まったくもって下種が考えそうな下劣な思考だ。反吐が出る。
シュナも同様の意見のようでもう聞きたいことは聞けた、と踵を返し上層への入り口を探すためこの場から去ろうとする。
そんな自分たちに待ったをかける男たち。
「何所に行くつもりだ?」
「五層だ。仲間が一人で戦っている、こんなところで遊んでいる暇はない」
「あ? 生きてると思ってるのか? 大量のオークがいたんだろ? 生きてる筈がない」
心底理解できないという風に彼女達を見る。
彼の考えは間違いではない。カミヅカ・ケイヤはついさっき冒険者登録したばかりの新人、アリシアやシュナのように魔物との戦闘には慣れていない。
いくら技術があろうとあの数の敵を相手にするには力不足である。
だが――
「フン。あの男はその程度で死ぬ筈がない」
鼻を鳴らし、堂々とそう言い切る。
アリシアは微塵もケイヤが死ぬとは思っていない。
「あの男は往生際がとことん悪い。きっと死ぬまで足掻き続けて、最後まで立っている人間だ……。アイツは私に見せつけた、全てを尽くしても生き残る気概を。よってアイツは死なないよ、絶対に」
「私も同意見だ」
隣に立つシュナも微笑を浮かべ同意する。
彼女は彼との付き合いは然程長くないが、それでもカミヅカ・ケイヤという人間が死ぬ姿がどうも想像できない。彼女は彼を一目見た時から、不思議と簡単に死なない人間だと、そう思っていた。
君は簡単に死ぬようなヤツじゃないよな?
笑みを浮かべながらシュナは内心でそう呟く。
「……まあだが、心配であることは変わらない。こんな場所で油を売っている暇はない、急ごうシュナ」
「ああ。カミヅカが死ぬとは思わないが、アリシアと戦った時みたいにボロボロになってはいそうだ」
「フッ、それもそうだな」
二人は一切、彼が死ぬ可能性を考慮しない。
確実に自分達が向かうまで生きていると信じているし、信頼している。それほどまでに彼女達の中でカミヅカ・ケイヤという人間は生き汚く、諦めない男である。
もう用はないと後ろを振り向き去ろうとする二人に、リーダーの男は怒りを見せる。
「おいおい、何もなしで帰すわけねぇだろうが。おい、お前ら、逃がすな捕まえろっ!」
怒気を孕んだ声で男は叫ぶ。
「身包み剥いで、拘束しろ。その後はお楽しみの時間だ、ひーひー泣かしてやるぜ」
『へっ、へへ……』
嫌な笑いを浮かべる男達、彼らは二人を取り囲み逃げられないぞ、という表情を浮かべる。
二人はめんどくさそうなため息を吐き、お互いに顔を合わせ頷く。
「貴様たち。いま引き返すなら痛い目には合わせない。こんなことも今後やらないというのなら、私達はギルドの方にも報告しないでやる」
「あ゙?」
「聞こえなかったか? さっさと消えれば何もしないでやる、と言っているんだ」
「――――」
額に青筋ができるほど怒りの表情を見せるリーダーの男、アリシアは言葉を続ける。
「時間がないんだ。邪魔出てするなら、潰して行くぞ」
殺気と共に威圧をぶつける。
男達は一瞬怯むが再びニタッと嫌な笑みを浮かべる。
「……フッ、強がれるのは今の内だけだ。おい、お前ら、そっちの女を連れて来い。もう一人はお前らの好きにしていいが、その女は俺が直々に遊んでやる」
その言葉に下っ端の男達は歓喜の声を上げる。
アリシアとシュナはやっぱりかという表情を浮かべる。
「てなわけで、お前はこっちに――」
下っ端の一人が、アリシアの肩を掴んだ瞬間――
ボキッと痛々しい音が鳴り響く。
「私に触れるな」
冷淡な言葉が放たれると同時、肩を掴んだ男は叫び崩れる。
「うあぁぁぁぁああああぁぁぁああッ!!! 腕が、俺の腕がァッ――!」
地面に転がる男は、ポッキリと折れた自分の腕を見て恐怖に顔が歪んでいる。そして襲り来る腕の痛みに叫び声を上げ続けた。
その様子を見てさっきまで余裕そうだった男達に緊張が走る。
彼らに向けられた殺気や威圧は決してただの威嚇ではなく、真に自分達を殺し得るのだと、そう強く理解する。
「お前たちの事なんて心底どうでもいいが……まあ、全員伸して行った方が早そうだな。な、シュナ」
「ああ、言っても分からないなら、あとはこれしかない」
シュナはそういい拳を握る。
「心配するな。殺しはしない、後で全員まとめてギルドに突きだしてやる」
そう言って拳から少し力を抜き、格闘術の体勢をとるシュナ。アリシアも彼女同様に剣を抜かず、拳を握った。
死ぬなよ、ケイヤ!
死ぬんじゃないぞ、カミヅカ!
二人は内心で呟き、迫る男達に拳を振るった。
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