68 / 80
第三章 茜空ギャラクシィ
隠し倉庫を見に行く。
しおりを挟む
「あそこがミンストレルって都市らしい」
ウルトラ鑑定。
場所名 北ササラ国、西の都ミンストレル
説明
人口約五万人の都市。
領民から搾取するクズみたいな領主がいたが現在はいない。
王様首かり内紛騒動にかこつけて、王冠を横取りしようと国中の領主を公爵が王都に集めていた為、ここの都市の領主も王都におり、安田政権と唯川政権の強権の犠牲になった貴族の中の一人。
現在王都では次の領主を選定中。
飛行船が、発着所に着く。
「鈴木王様、ようこそおいでくださいましたっ」
「鈴木王ばんざーいっ」
「ばんざーい」
「ばんざーい」
飛行船降りたら歓迎が凄いな。
そう言えば、食糧を送り込む時の王様鈴木さんだったな。
食糧はちゃんと行き渡ったのかな?
まあこの様子だと行き渡ったんだろうな。
凄い歓迎ぶりだ。
しかし最新の王様の名前も知らんとは、この町は情報が遅れとる。
いやまあ、ポンポン王様変えてしまった俺等に問題があるんだが。
「鈴木王様、ようこそお越しくださいました」
なんか頭ツルツルのおじさんを始め、色んな人が出迎えてくれてる。
「私、領主代行を勤めさせていただいております。ヤナセと申します。お見知りおきを」
頭ツルツルのおじさんは領主代行らしい。
「あの、ごめんなさい。僕もう王様じゃないんです」
「えっ!?では誰が」
「はい」
手をあげて教えてあげる。今はわたくしが王様でがす。
ていうか王冠被ってるの俺じゃん。
なんで王冠被ってるのに目立たないかな。
「し、失礼いたしました。え、えー、あのう……」
「安田です」
名前知らないっぽいから教えてあげる。
「か、重ねて失礼いたしました。ようこそおいでくださいました。安田王様っ」
「うむ、苦しゅうないぞよ」
「龍臣、ぞよってなんだ?」
高貴な人の語尾と言ったらぞよだろ。
「じゃあ早速なんだけど、倉庫が見つかった森に連れてって」
「はっ、馬車を用意してございます」
おお、手回しが早い。
ツルツルおじさん中々やるじゃないか。
みんなで馬車に乗って森に向かうことにする。
「しかし、食事の用意も致しておりますが、いかがいたしましょうか?ミンストレルのアジフライは絶品ですよ」
……アジフライ。
いやいや、森の中でクレープさんが待ってるから。
行かないと。
……しかし、アジフライ。
いや、王様の歓迎会的なのしてくれる時にアジフライ?
豪華な料理とかではなく、まさかのアジフライ?
歓迎会でピックアップする食い物かそれ?
……よっぽどのアジフライなのか?
え?なにそれどんなアジフライなの?
すげえアジフライなの?
もうめちゃくちゃ気になるんだけど。
仲間はみんな悩んだ顔をしている。
特に体に栄養を蓄える能力の持ち主である鈴木さんはものすごく悩ましい顔をしている。
「……腹が減っては戦はできぬっていうよね」
昔から言われてきた言葉だ。
先人の教えには従わないといけないんじゃないだろうか?
「そうだな龍臣、腹が減ってはだ」
「そうだよね。安田くん良いこと言ったっ」
アジフライを食ってから、森に向かうことになった。
なんか衣から違う分厚いぶりんぶりんのすげえアジフライだったよ。
じゃあ、腹もふくれたところで森の中に入る。
馬車に揺られながら進む。
「あそこか?龍臣」
お土産のアジフライサンドを頬張りながら馬車から外を眺めてた京が何かに気づいたようだ。
俺も京の頭の上に頭を乗せて外を覗く。
「なんだ龍臣、頭に頭を乗せるな。やけにご機嫌だな」
そうかな?
あ、騎士が集まってる場所があるし、騎士の中にデカい九官鳥がいる。
九官鳥の着ぐるみを着てるクレープさんだ。
「クレープさーんっ」
馬車の窓から手を振る。
クレープさんもこっちに気づいて手を振り返してくる。
馬車から降りたら、なんかデカいテント、天幕って言うんだっけ?あれが沢山ある。
「クレープさん」
「先生、やっと来たね。……ん?アジフライ食べてから来たね?」
やべ、ばれた。
「ごめん、高級な料理すすめられたら大丈夫だったんだけど、まさかのアジフライだったもんだからさ、もう気になって気になって」
超旨かったし。
夕飯もアジフライにするんだと、みんなで約束しちゃったもん。
みんな口許にアジフライの衣つけながら申し訳なさそうにする。
「はっはっは、ミンストレルのアジフライは絶品ですからね」
あ、なんか一番偉そうな騎士の人が話に入ってきた。
一番偉そうだと思った理由は鎧がギンギラギンだからだ。
「お初お目にかかります安田王様、私ミンストレル騎士団団長のナナセと申します」
なんか跪かれて挨拶された。
ちなみにナナセさんは女騎士だ。
しかも眼帯してる。海賊がしてる黒いやつ。
すげえキャラがたってるな。
ナナセさんの後ろに並んだ他の騎士も跪く。
おお、王様っぽい。
あ、ていうかこの人達は鈴木さん王様だって勘違いしなかったな。
……あっ、そうか俺たちがアジフライ食ってる時に伝令かなんかで情報伝達が計られたんだな。
ということはあのアジフライは囮か。
俺達はまんまと餌に食い付いちまった訳だな。
あのツルツルおじさん、……できる。
「先生、彼女達にはすごくお世話になったのよ」
「あ、そうなんだ。うむ、ご苦労であった。大義なりっ」
安田王様はそなたらの働きに満足してますよ。
「はっ」
おお、また騎士達が一斉に跪いた。
「……安田くん、ちゃんとお礼言おう」
あ、鈴木さんに怒られた。
「ありがとうございます。クレープさんがお世話になったみたいで」
じゃあ王様だけど、改めてペコペコお礼を言っとくね。
「い、いえ、お役に立てて幸いでございます」
おいおい、ナナセさんかしこまっちゃったじゃないか。
ここは王様モードが正解なんじゃないの?
なんなら王様としてアジフライ税を制定しようか?
「……龍臣、お前ちょっと王冠東に譲れ」
え!?何でよ?
「え?なんでですか!?」
東くんもびっくりじゃないか。
「龍臣、私の経験上今のお前は危ない。アジフライを食って上がったテンションでなにしでかすかわからん。とりあえず東に王冠譲れ。今のお前に権力持たせるのは危ない」
「あ~、確かにそれはあるかもねえ」
「そうですね。安田さんなんかテンション高いですものね。じゃあ王冠下さい。よく考えると勇者の中で自分だけ王様になってないですし」
鈴木さんと東くんが京の意見に納得する。
まあ確かにこの町のアジフライの店をチェーン展開して世界中に支店を出そうかなとか考えてはいたけど。
ゆくゆくは異世界のカーネルサ○ダースになろうとしてたけど。
……なんでばれたんだ。
まあ、なんでもいいか、じゃあ王冠あげますよ。
王冠被って来たのも仲間内の誰かが王冠持ってたら倉庫の中身回収する時に楽だと思っただけだからね。
「じゃあ、跪きなさい。そこのゴツイ人よ」
「ゴツイ人!?」
おい、跪けよ。東くんでけえんだよ。
せめて屈んでもらわんと頭に王冠乗せにくいんだよ。
まあいいや、ジャンプっ。
レイアップシュートの要領で王冠を東くんの頭に乗せる。
置いてくる要領で乗った王冠の宝石が光った。
王位継承完了だ。
明日は女性になってるであろう王様の誕生。
「………………えっ!?今レイアップシュートで王様変えました!?」
唖然とした顔で俺たちを見ていたナナセさんが、度肝抜かれた顔してるわ。
うん、変えたよ。
レイアップシュートのフォームで王位継承したよ。
まあ、ポンポン王様変えてしまってるからね。
もう何代目だこれで、六回、七回?くらい代替わりしてるわ、この数日だけで。
「ナナセちゃん。そもそも、先生は鈴木さんにもこんな感じで王冠譲っちゃったのよ。あんまりちゃんと考えちゃダメよ」
「は、はあ」
クレープさんがナナセさんを嗜める。
「よし、本題に入りましょう。それで先生、手紙届いたと思うんだけど?」
クレープさんが仕切り直した。
「ああ、来た来た、隠し倉庫ね。どこにあんの?」
「あの辺よ」
クレープさんが指を指す。
明らかに草しかないが、その辺りに騎士が集まってる。
警備的な要員かな?
まあいいや、さっさとすますべ。
えーと、まずは、と。
ウルトラ鑑定。
場所名 森の中にある隠し倉庫
説明
勇者根本が隠した倉庫。
中には貴重な本や、アイテムがある。
一番奥に宇宙服があり、ヘルメットを七回叩いて、右手の部分と握手をすると隠し部屋が出てくる。
隠し部屋には根本式魔導ロケットMkーⅣがある。
マークフォーっ!!!?
ⅡとⅢいつ通りすぎた!?
ウルトラ鑑定。
場所名 北ササラ国、西の都ミンストレル
説明
人口約五万人の都市。
領民から搾取するクズみたいな領主がいたが現在はいない。
王様首かり内紛騒動にかこつけて、王冠を横取りしようと国中の領主を公爵が王都に集めていた為、ここの都市の領主も王都におり、安田政権と唯川政権の強権の犠牲になった貴族の中の一人。
現在王都では次の領主を選定中。
飛行船が、発着所に着く。
「鈴木王様、ようこそおいでくださいましたっ」
「鈴木王ばんざーいっ」
「ばんざーい」
「ばんざーい」
飛行船降りたら歓迎が凄いな。
そう言えば、食糧を送り込む時の王様鈴木さんだったな。
食糧はちゃんと行き渡ったのかな?
まあこの様子だと行き渡ったんだろうな。
凄い歓迎ぶりだ。
しかし最新の王様の名前も知らんとは、この町は情報が遅れとる。
いやまあ、ポンポン王様変えてしまった俺等に問題があるんだが。
「鈴木王様、ようこそお越しくださいました」
なんか頭ツルツルのおじさんを始め、色んな人が出迎えてくれてる。
「私、領主代行を勤めさせていただいております。ヤナセと申します。お見知りおきを」
頭ツルツルのおじさんは領主代行らしい。
「あの、ごめんなさい。僕もう王様じゃないんです」
「えっ!?では誰が」
「はい」
手をあげて教えてあげる。今はわたくしが王様でがす。
ていうか王冠被ってるの俺じゃん。
なんで王冠被ってるのに目立たないかな。
「し、失礼いたしました。え、えー、あのう……」
「安田です」
名前知らないっぽいから教えてあげる。
「か、重ねて失礼いたしました。ようこそおいでくださいました。安田王様っ」
「うむ、苦しゅうないぞよ」
「龍臣、ぞよってなんだ?」
高貴な人の語尾と言ったらぞよだろ。
「じゃあ早速なんだけど、倉庫が見つかった森に連れてって」
「はっ、馬車を用意してございます」
おお、手回しが早い。
ツルツルおじさん中々やるじゃないか。
みんなで馬車に乗って森に向かうことにする。
「しかし、食事の用意も致しておりますが、いかがいたしましょうか?ミンストレルのアジフライは絶品ですよ」
……アジフライ。
いやいや、森の中でクレープさんが待ってるから。
行かないと。
……しかし、アジフライ。
いや、王様の歓迎会的なのしてくれる時にアジフライ?
豪華な料理とかではなく、まさかのアジフライ?
歓迎会でピックアップする食い物かそれ?
……よっぽどのアジフライなのか?
え?なにそれどんなアジフライなの?
すげえアジフライなの?
もうめちゃくちゃ気になるんだけど。
仲間はみんな悩んだ顔をしている。
特に体に栄養を蓄える能力の持ち主である鈴木さんはものすごく悩ましい顔をしている。
「……腹が減っては戦はできぬっていうよね」
昔から言われてきた言葉だ。
先人の教えには従わないといけないんじゃないだろうか?
「そうだな龍臣、腹が減ってはだ」
「そうだよね。安田くん良いこと言ったっ」
アジフライを食ってから、森に向かうことになった。
なんか衣から違う分厚いぶりんぶりんのすげえアジフライだったよ。
じゃあ、腹もふくれたところで森の中に入る。
馬車に揺られながら進む。
「あそこか?龍臣」
お土産のアジフライサンドを頬張りながら馬車から外を眺めてた京が何かに気づいたようだ。
俺も京の頭の上に頭を乗せて外を覗く。
「なんだ龍臣、頭に頭を乗せるな。やけにご機嫌だな」
そうかな?
あ、騎士が集まってる場所があるし、騎士の中にデカい九官鳥がいる。
九官鳥の着ぐるみを着てるクレープさんだ。
「クレープさーんっ」
馬車の窓から手を振る。
クレープさんもこっちに気づいて手を振り返してくる。
馬車から降りたら、なんかデカいテント、天幕って言うんだっけ?あれが沢山ある。
「クレープさん」
「先生、やっと来たね。……ん?アジフライ食べてから来たね?」
やべ、ばれた。
「ごめん、高級な料理すすめられたら大丈夫だったんだけど、まさかのアジフライだったもんだからさ、もう気になって気になって」
超旨かったし。
夕飯もアジフライにするんだと、みんなで約束しちゃったもん。
みんな口許にアジフライの衣つけながら申し訳なさそうにする。
「はっはっは、ミンストレルのアジフライは絶品ですからね」
あ、なんか一番偉そうな騎士の人が話に入ってきた。
一番偉そうだと思った理由は鎧がギンギラギンだからだ。
「お初お目にかかります安田王様、私ミンストレル騎士団団長のナナセと申します」
なんか跪かれて挨拶された。
ちなみにナナセさんは女騎士だ。
しかも眼帯してる。海賊がしてる黒いやつ。
すげえキャラがたってるな。
ナナセさんの後ろに並んだ他の騎士も跪く。
おお、王様っぽい。
あ、ていうかこの人達は鈴木さん王様だって勘違いしなかったな。
……あっ、そうか俺たちがアジフライ食ってる時に伝令かなんかで情報伝達が計られたんだな。
ということはあのアジフライは囮か。
俺達はまんまと餌に食い付いちまった訳だな。
あのツルツルおじさん、……できる。
「先生、彼女達にはすごくお世話になったのよ」
「あ、そうなんだ。うむ、ご苦労であった。大義なりっ」
安田王様はそなたらの働きに満足してますよ。
「はっ」
おお、また騎士達が一斉に跪いた。
「……安田くん、ちゃんとお礼言おう」
あ、鈴木さんに怒られた。
「ありがとうございます。クレープさんがお世話になったみたいで」
じゃあ王様だけど、改めてペコペコお礼を言っとくね。
「い、いえ、お役に立てて幸いでございます」
おいおい、ナナセさんかしこまっちゃったじゃないか。
ここは王様モードが正解なんじゃないの?
なんなら王様としてアジフライ税を制定しようか?
「……龍臣、お前ちょっと王冠東に譲れ」
え!?何でよ?
「え?なんでですか!?」
東くんもびっくりじゃないか。
「龍臣、私の経験上今のお前は危ない。アジフライを食って上がったテンションでなにしでかすかわからん。とりあえず東に王冠譲れ。今のお前に権力持たせるのは危ない」
「あ~、確かにそれはあるかもねえ」
「そうですね。安田さんなんかテンション高いですものね。じゃあ王冠下さい。よく考えると勇者の中で自分だけ王様になってないですし」
鈴木さんと東くんが京の意見に納得する。
まあ確かにこの町のアジフライの店をチェーン展開して世界中に支店を出そうかなとか考えてはいたけど。
ゆくゆくは異世界のカーネルサ○ダースになろうとしてたけど。
……なんでばれたんだ。
まあ、なんでもいいか、じゃあ王冠あげますよ。
王冠被って来たのも仲間内の誰かが王冠持ってたら倉庫の中身回収する時に楽だと思っただけだからね。
「じゃあ、跪きなさい。そこのゴツイ人よ」
「ゴツイ人!?」
おい、跪けよ。東くんでけえんだよ。
せめて屈んでもらわんと頭に王冠乗せにくいんだよ。
まあいいや、ジャンプっ。
レイアップシュートの要領で王冠を東くんの頭に乗せる。
置いてくる要領で乗った王冠の宝石が光った。
王位継承完了だ。
明日は女性になってるであろう王様の誕生。
「………………えっ!?今レイアップシュートで王様変えました!?」
唖然とした顔で俺たちを見ていたナナセさんが、度肝抜かれた顔してるわ。
うん、変えたよ。
レイアップシュートのフォームで王位継承したよ。
まあ、ポンポン王様変えてしまってるからね。
もう何代目だこれで、六回、七回?くらい代替わりしてるわ、この数日だけで。
「ナナセちゃん。そもそも、先生は鈴木さんにもこんな感じで王冠譲っちゃったのよ。あんまりちゃんと考えちゃダメよ」
「は、はあ」
クレープさんがナナセさんを嗜める。
「よし、本題に入りましょう。それで先生、手紙届いたと思うんだけど?」
クレープさんが仕切り直した。
「ああ、来た来た、隠し倉庫ね。どこにあんの?」
「あの辺よ」
クレープさんが指を指す。
明らかに草しかないが、その辺りに騎士が集まってる。
警備的な要員かな?
まあいいや、さっさとすますべ。
えーと、まずは、と。
ウルトラ鑑定。
場所名 森の中にある隠し倉庫
説明
勇者根本が隠した倉庫。
中には貴重な本や、アイテムがある。
一番奥に宇宙服があり、ヘルメットを七回叩いて、右手の部分と握手をすると隠し部屋が出てくる。
隠し部屋には根本式魔導ロケットMkーⅣがある。
マークフォーっ!!!?
ⅡとⅢいつ通りすぎた!?
1
お気に入りに追加
164
あなたにおすすめの小説
偽物の女神と陥れられ国を追われることになった聖女が、ざまぁのために虎視眈々と策略を練りながら、辺境の地でゆったり楽しく領地開拓ライフ!!
銀灰
ファンタジー
生まれたときからこの身に宿した聖女の力をもって、私はこの国を守り続けてきた。
人々は、私を女神の代理と呼ぶ。
だが――ふとした拍子に転落する様は、ただの人間と何も変わらないようだ。
ある日、私は悪女ルイーンの陰謀に陥れられ、偽物の女神という烙印を押されて国を追いやられることとなった。
……まあ、いいんだがな。
私が困ることではないのだから。
しかしせっかくだ、辺境の地を切り開いて、のんびりゆったりとするか。
今まで、そういった機会もなかったしな。
……だが、そうだな。
陥れられたこの借りは、返すことにするか。
女神などと呼ばれてはいるが、私も一人の人間だ。
企みの一つも、考えてみたりするさ。
さて、どうなるか――。
だって私、悪役令嬢なんですもの(笑)
みなせ
ファンタジー
転生先は、ゲーム由来の異世界。
ヒロインの意地悪な姉役だったわ。
でも、私、お約束のチートを手に入れましたの。
ヒロインの邪魔をせず、
とっとと舞台から退場……の筈だったのに……
なかなか家から離れられないし、
せっかくのチートを使いたいのに、
使う暇も無い。
これどうしたらいいのかしら?
転生鍛冶師は異世界で幸せを掴みます! 〜物作りチートで楽々異世界生活〜
かむら
ファンタジー
剣持匠真は生来の不幸体質により、地球で命を落としてしまった。
その後、その不幸体質が神様によるミスだったことを告げられ、それの詫びも含めて匠真は異世界へと転生することとなった。
思ったよりも有能な能力ももらい、様々な人と出会い、匠真は今度こそ幸せになるために異世界での暮らしを始めるのであった。
☆ゆるゆると話が進んでいきます。
主人公サイドの登場人物が死んだりなどの大きなシリアス展開はないのでご安心を。
※感想などの応援はいつでもウェルカムです!
いいねやエール機能での応援もめちゃくちゃ助かります!
逆に否定的な意見などはわざわざ送ったりするのは控えてください。
誤字報告もなるべくやさしーく教えてくださると助かります!
#80くらいまでは執筆済みなので、その辺りまでは毎日投稿。
不幸少女は二度目の人生でイージーモードを望む
天宮暁
ファンタジー
人生なんてクソゲーだ。
それが、16年生きてきた私の結論。
でもまさか、こんな結末を迎えるなんて……。
しかし、非業の死を遂げた私をあわれんで、神様が異世界に転生させてあげようと言ってきた。
けど私、もう人生なんて結構なんですけど!
ところが、異世界への転生はキャンセル不能。私はむりやりチートを持たされ、異世界に放り出されることになってしまう。
手に入れたチートは「難易度変更」。世界の難易度を強制的に変える力を使い、冒険者となった私はダンジョンに潜る。
今度こそ幸せな人生を送れるといいんだけど……。
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
いらないスキル買い取ります!スキル「買取」で異世界最強!
町島航太
ファンタジー
ひょんな事から異世界に召喚された木村哲郎は、救世主として期待されたが、手に入れたスキルはまさかの「買取」。
ハズレと看做され、城を追い出された哲郎だったが、スキル「買取」は他人のスキルを買い取れるという優れ物であった。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる