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除霊の果て
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萌は全身をギッチリと縄で緊縛され全く身動きも取れない中、上田から尻を打たれ続けた。
厳重な猿轡を施され声を上げる事も出来ず、ただ奥歯で猿轡を噛み締めながら尻打ちに耐え続けた。
尻打ちは始めは痛みがあったが次第にその刺激が心地よく感じはじめ、萌は尻を打たれるたびに電流のように身体に快感が走っていた。
打たれるたびに萌の身体はビクンと反応していたがそれは痛みで反応しているのではなく、快感を感じての反応だった。
そして尻を打たれながら身をよじり、もがくとこんなに責めを受けているのに自分の力ではどうする事も出来ない絶望感と被虐感で一杯になり異常な興奮と快楽を感じた。
(あぁ・・きっ気持ちいい・・すごい浄化されてる・・・)
道場は異様な空気だった。
中学生が半裸で全身緊縛され快楽に溺れているのである。
そして終わらない尻打ちの音。
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
・・・・・・・・・・・
それはどのくら続いたか解らなかった。
萌は気が付くとイキ疲れて道場でぐったりと倒れていた。
(あれ?私どうしたんだっけ・・・?)
萌は少しの間、気を失っていたらしい。
「萌ちゃん、終わったわよ」
上田が萌の顔を除き込みながら優しく声を掛けた。
(終わった・・・?)
萌は身体を動かそうとしたが、まだ拘束が解かれていなかった。
ギシっと縄が軋み音を立て、全身に拘束感と縄の食い込みを感じた。
「うぐ・・・」
声を出そうとしたが厳重な猿轡もまだそのままで、呻き声を出す事しか出来なかった。
「悪霊は無事に払う事が出来たわよ。」
上田がそう言うと、萌は安心するどころか一気に不安に襲われた。
(もう、浄化が必要無いって事・・・?)
(嫌・・・もっと浄化されたい・・・)
萌は浄化の快楽の虜になってしまっていた。
この先もう浄化を受けられないなど考えられなかった。
翌日、道場で2人きりで向かい合って座っている上田と萌の姿があった。
「じゃあ萌ちゃん、もうあなたは家に帰っても大丈夫よ。ご両親に迎えに来てもらうよう連絡しておくわね」
そう上田が言うと、萌は暗い顔で俯いた。
「あら?どうかした?」
萌は顔を上げるとその目には涙が浮かんでいた。
「せ、先生、私・・・もっと浄化されたいです・・・」
上田は驚いた。
「ま、まぁ・・・」
萌は続けた。
「私はまだまだ浄化が足りないと感じています、お願いします!お金はバイトしてでも払いますからもっと浄化して下さい!」
萌は泣きながらその場で床に頭が付きそうな程に頭を下げた。
上田はその様子を見てニヤリと片方の口角を上げた。
「萌ちゃん、嬉しいわ。そんなに緊縛術を求めてくれるなんて・・・」
「分かったわ、あなたは私の見習いの弟子として入門してちょうだい。」
萌は顔を上げた。
「私の弟子はね、修行で厳しい緊縛術を受けなければならないの、身体を徹底的に浄化しないと霊に取り憑かれてしまうからね。」
「本当ですか?ぜひ弟子にして下さい!」
萌の顔は輝いた。
厳重な猿轡を施され声を上げる事も出来ず、ただ奥歯で猿轡を噛み締めながら尻打ちに耐え続けた。
尻打ちは始めは痛みがあったが次第にその刺激が心地よく感じはじめ、萌は尻を打たれるたびに電流のように身体に快感が走っていた。
打たれるたびに萌の身体はビクンと反応していたがそれは痛みで反応しているのではなく、快感を感じての反応だった。
そして尻を打たれながら身をよじり、もがくとこんなに責めを受けているのに自分の力ではどうする事も出来ない絶望感と被虐感で一杯になり異常な興奮と快楽を感じた。
(あぁ・・きっ気持ちいい・・すごい浄化されてる・・・)
道場は異様な空気だった。
中学生が半裸で全身緊縛され快楽に溺れているのである。
そして終わらない尻打ちの音。
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
・・・・・・・・・・・
それはどのくら続いたか解らなかった。
萌は気が付くとイキ疲れて道場でぐったりと倒れていた。
(あれ?私どうしたんだっけ・・・?)
萌は少しの間、気を失っていたらしい。
「萌ちゃん、終わったわよ」
上田が萌の顔を除き込みながら優しく声を掛けた。
(終わった・・・?)
萌は身体を動かそうとしたが、まだ拘束が解かれていなかった。
ギシっと縄が軋み音を立て、全身に拘束感と縄の食い込みを感じた。
「うぐ・・・」
声を出そうとしたが厳重な猿轡もまだそのままで、呻き声を出す事しか出来なかった。
「悪霊は無事に払う事が出来たわよ。」
上田がそう言うと、萌は安心するどころか一気に不安に襲われた。
(もう、浄化が必要無いって事・・・?)
(嫌・・・もっと浄化されたい・・・)
萌は浄化の快楽の虜になってしまっていた。
この先もう浄化を受けられないなど考えられなかった。
翌日、道場で2人きりで向かい合って座っている上田と萌の姿があった。
「じゃあ萌ちゃん、もうあなたは家に帰っても大丈夫よ。ご両親に迎えに来てもらうよう連絡しておくわね」
そう上田が言うと、萌は暗い顔で俯いた。
「あら?どうかした?」
萌は顔を上げるとその目には涙が浮かんでいた。
「せ、先生、私・・・もっと浄化されたいです・・・」
上田は驚いた。
「ま、まぁ・・・」
萌は続けた。
「私はまだまだ浄化が足りないと感じています、お願いします!お金はバイトしてでも払いますからもっと浄化して下さい!」
萌は泣きながらその場で床に頭が付きそうな程に頭を下げた。
上田はその様子を見てニヤリと片方の口角を上げた。
「萌ちゃん、嬉しいわ。そんなに緊縛術を求めてくれるなんて・・・」
「分かったわ、あなたは私の見習いの弟子として入門してちょうだい。」
萌は顔を上げた。
「私の弟子はね、修行で厳しい緊縛術を受けなければならないの、身体を徹底的に浄化しないと霊に取り憑かれてしまうからね。」
「本当ですか?ぜひ弟子にして下さい!」
萌の顔は輝いた。
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