体育倉庫の悪夢

ごろつき

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第2章

部活終わりの生徒達

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みくの体操服には2-3佐々木と母親の手製の名札が縫い付けられていた。
その名札も胸の上まで捲り上げられシワくちゃになりその上から縄がギッチリと締められていた。
まるで母親の愛情を踏みにじるかのような非情な行為である。

しかしみくを緊縛した男は一体どこへ行ったのだろうか?

その時、体育倉庫の外からガヤガヤと話し声が近付いて来た。
みくはビクンとした。

ガラガラガラ

勢いよく倉庫の引き戸が開いた。それと同時に部活終わりと思われる数名の男女が入って来た。

「あー疲れたー」
「帰りアイスでも食べて帰ろうぜー」
「おっいいねー」

生徒は入り口近くでボールをしまいに来ただけのようだ。
生徒達の位置からみくは死角になって見えていなかった。
みくは息を殺した。もしこんなあられもない姿で緊縛されているのを見られたらと想像しただけで恐ろしかった。

生徒達はボールをしまうとすぐにガヤガヤと話しながら出て行った。
ガラガラガラ、バーン!と乱暴に引き戸が閉められまた倉庫はシーンと静まりかえった。

みくは時間が分からず、天窓を見ようと身体の向きを変えるためにもがいた。
全身ギチギチの拘束は身体の向きを変えるのも大変だった。
「う・・・ふぅぅ、ん・・・」
自由にならない身体をよじりながら何とか向きを変えた。
天窓は夕日も落ちかなり暗かった。夜が近付いている。
しかし動いたせいで首輪が引っ張られ首が苦しくなった。
「んん・・・」
みくは首が苦しくなりもがいた。
だがもがいた所でどうにもならなかった。厳重に締め付けられた猿轡はびくともせずみくの声と呼吸を制限し続けた。
全身をギッチリと戒めてくる縄も一ミリも緩む事はない。
むしろ自分の力ではどうする事も出来ない絶望感を感じた。

ゾワゾワゾワ・・・

その時みくの中で何かが起こった。
今まで苦しいだけの緊縛と猿轡だったが何かが変わろうとしている。
「んふ・・・んん・・・」
みくの身体の中心がむず痒くなり始めた。
(何これ・・・・)
みくは戸惑いながらも興奮が高まっていった。

息が荒くなりもがきたい欲求が襲った。
「んーふぅ、んんふぅ・・・」
みくは本能に従って身体をよじり始めた。
するとゾクゾクと全身の細胞が喜んでいるかのような快感が沸き上がった。
身体が敏感になり全身の締め付けの一つ一つが心地よくなっていた。
もがくたびに首輪が絞まったがそれすら快感になっていた。
「あぁ・・う・・んくっ・・・ふぅ・・・」

日の暮れた中学校の体育倉庫でまだ14歳の女子生徒がとんでもなく淫らな緊縛姿で快楽に悶えていた。

縄でくびり出された乳房は乳首がビンビンに固くなりみくが動くたびにプルンプルンと淫らに揺れ動いた。

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