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そして森のクマさんは。
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「くそっ、旅の途中で死んじまったら前金の払い損だ」
ぶつぶつと文句を言うゴダルの声をいつものように聞き流しながら、ノルガンはヒグマの頭を使って作られた兜の下で目を開けた。その兜はゴダルがノルガンを奴隷として買った時に面白がってわざわざ毛皮のマントと一緒に誂え、ノルガンに被せたものだ。どうやらゴダルはそれが面白い冗談だと思っているらしい。
だがゴダルが雇っている支援魔法士のリツは、それをあまり良く思っていないようだった。ゴダルたちの目を盗んでこっそりノルガンに食事を運んでくる時、いつも彼はその兜を見て眉をしかめている。
そのリツは今、護衛の傭兵の中で唯一生き残ったアイクという男と話をしていた。
ヒグマの血を引く半獣のノルガンは人より耳がいい。彼らは以前仲間だったイヴァンという傭兵の話をしているようだった。
イヴァンは半年ほど前、王都から戻って森を抜ける途中でノルガンが殺した。爪で引き裂いてやった傷は致命傷ではなかったが、誰にも気づかれずに朝まで放置されたせいで血に誘われ集まってきた魔獣たちに生きたまま食い荒らされてその死体はひどい有様だった。
いつもリツにまとわりついては食い物を取り上げたりつまらない雑用や夜番を言いつけて眠らせなかったり、あげくの果てには護衛仲間にどうやってリツを捕まえてその華奢な身体をいたぶり犯してやるかなどと吹聴していた男だ。下種に相応しい当然の死にざまだ。
昨夜死んだドーリもそうだ。イヴァンが死んで代わりに雇われた男は、一見リツに親切そうに見えた。だがあの男も影でリツをたぶらかし傷つけようと企んでいた。
昨夜遭遇したダークグリズリーは通常のグリズリー種が同族食いを繰り返して生まれた変異種だ。その怪力も狂暴さも桁違いであることを知っていたドーリは命惜しさにリツをグリズリーの前に突き飛ばして餌にして、その隙に逃げ出そうとした。
だからノルガンは呆然と地面に這いつくばってグリズリーを見上げていたリツを拾ってやり、ついでにドーリの背中を掴んで魔獣の目と鼻の先に放り投げたのだ。イヴァンと違ってドーリはグリズリーに頭から嚙み砕かれて一瞬で死ねたのだから運がいい。
ノルガンは自分の獲物を他の男に譲る気持ちは毛頭ない。
護衛たちのリーダーだったグラトまでやられてしまったのは予想外だったが、ノルガンにとってリツ以外の人間がどうなろうがどうでもいいことだった。
「おい、聞いているのかこのケダモノが!」
突然間近で怒鳴り声がしてノルガンは視線を落とす。すると四年前に奴隷市で自分を買ったゴダルが唾を飛ばしてノルガンを見上げていた。
「貴様、儂を見下ろすなと言ってるだろう! さっさと儂を荷台に乗せろ! 踏み台がどっかいっちまったんだ!」
ノルガンはゴダルを荷車に乗せ、商隊の男が馬の手綱を掴んで歩き出すのを見る。するとまだブツブツ何かを言っていたゴダルが今度は荷台からリツに向かって怒鳴り始めた。
「おい、リツ! 毛布はどこに積んだんだ!? さっさと持ってこい!」
するとリツが急いで走ってきて荷車に飛び乗り、ガサゴソと荷物をあさる。リツが差し出した毛布を乱暴にひったくるとゴダルは「さっさと降りろ! お前の重さの分、馬が疲れちまう!」と言ってリツを突き飛ばした。
「っ、ひゃっ」
落ちそうになったリツを片手で掴んでそっと地面に降ろしてやる。するとリツがほんの少し目元を赤くして困ったように視線をうろうろさせてから、小さな声で「……ありがとう」と言った。
そのまま自分の隣に並んで歩き出したリツを兜の下から見つめる。
少しうつむいたうなじに赤い痕がついている。昨夜ノルガンが残したものだ。
リツは自分を狙っていた男たちがなぜ次々に死んだのか、その訳を知らない。そして二人とも魔獣に殺されたのだと思っている。
数日前に商隊が村に泊まったあの夜、いつものように食事と酒を持ってきたリツの首筋からドーリの匂いがしたことに思わず腹を立てた。そしてあの晩おどおどと自分を見上げてくるリツがあまりにも愛らしく美味そうで思わずその気になった。
リツも魔獣との戦いの直後で気が高ぶっていたのか、それに口元から酒の匂いもしたからきっと少しばかり酔っていたのだろう。ノルガンと比べるとひどく小さな手を伸ばし、猛る男根に触れてきた。今までずっと我慢してやっていたのに、リツは自らノルガンのテリトリーに入ってきたのだ。だからありがたく喰うことにした。
リツの肉は白く、柔らかく、たまらなく甘かった。滑らかな首筋も、小さく尖った胸の先端も、薄く平らな腹も、そして開かせた足の内側もどこもかしこも甘く、そして身体の中は温かくて熱かった。
一度あの味を知ってしまえばもう他の何も欲しくはなかった。
穢れた森の主の頭蓋を叩き割り、うっとうしい二匹の鼠が死んだ後、真夜中の森に隠れ住む魔獣たちのざわざわとした気配とむせかえるような血の匂いに囲まれた中で再びリツを喰らった。
リツの狭くて小さな後腔に根本まで突き挿れて猛る肉棒を思うさま扱くのは恐ろしく気持ちがよかった。あの薄い腹が膨れてあふれ出てくるほどたっぷりと子種を注いでやるとひどく心が満たされた。
何よりも、泣いて喘いでもう許してほしいと懇願しながらもノルガンを受け入れ、ひくひくと身体を震わせて何度も達するリツがたまらなく可愛らしかった。
今ノルガンの隣を歩いているリツの両足の間には、まだ自分の精液の匂いが残っている。
今夜は恐らく森を出てクルンの村まで行けるだろう。そこで数日前から同行している村の男たちと別れるついでに一晩泊まっていくに違いない。
あの村の外れには小さな小川があったはず。夜になったらそこでリツの身体を洗ってやろう。我慢強いリツは文句ひとつ言わないが、ドーリやグリズリーの死骸の匂いを早く落としたいに違いない。
きっとリツは恥ずかしがるだろうが、顔も髪も指の間まで擦ってやって、両足の間も、あの狭くて窮屈な孔の奥まで指で優しく優しく洗ってやろう。
せっかくの自分の匂いも一緒に消えてしまうのは業腹だが、また付けてやればいいのだ。今度は後ろの孔だけでなくあの愛らしい口にもたっぷりと注ぎ込んでやりたい。柔らかな頬の内側を亀頭で擦られ、喉奥をぬくぬくと突かれて苦しさに涙を浮かべたリツの顔はきっと何よりも可愛いだろう。
「ったく、どいつもこいつも愚図ばかりだ」
前を進む荷台からゴダルの悪態が聞こえてくる。
リツが生きていくための居場所と金をきちんと与えている限りは好きにさせておくつもりだったが、さっきゴダルはリツを荷車から突き落そうとした。この男もリツにとっていい雇い主ではなくなってきたように思う。
ふと、リツを連れて二人だけでどこかへ行くのもいいとノルガンは思った。
(ああ、それがいい。そうすればリツに命の危険はなくなるし、リツに金が必要なら俺がどこかに雇われてやってもいい)
首に嵌められた奴隷の証の鉄枷など、その気になれば簡単に引きちぎることができる。そしていつもリツが辛そうな顔をして見ているこの兜とマントも捨ててしまおう。
(そうだ、そうしよう)
「……どうかしましたか……?」
兜の下で思わず目を細めたノルガンを、不思議そうにリツが見上げている。それにわずかに口角を上げてみせると、リツは驚いたようにパッと顔を赤らめてよそを向いてしまった。
(可愛い可愛い俺の獲物。いっそ誰にも見せず触らせないようにどこかに隠してしまおうか)
早く森を抜けて夜になればいい。そして今夜もこの甘く蕩ける柔らかな肉を腹いっぱいに貪り喰らうのだ。そして今度はリツの方からノルガンを欲しがるように、大事に優しくたっぷりと愛してやろう。
ノルガンは喉の奥で低く笑うと、目の前を進む商隊と護衛たちをどう片付けようかと思案した。
ぶつぶつと文句を言うゴダルの声をいつものように聞き流しながら、ノルガンはヒグマの頭を使って作られた兜の下で目を開けた。その兜はゴダルがノルガンを奴隷として買った時に面白がってわざわざ毛皮のマントと一緒に誂え、ノルガンに被せたものだ。どうやらゴダルはそれが面白い冗談だと思っているらしい。
だがゴダルが雇っている支援魔法士のリツは、それをあまり良く思っていないようだった。ゴダルたちの目を盗んでこっそりノルガンに食事を運んでくる時、いつも彼はその兜を見て眉をしかめている。
そのリツは今、護衛の傭兵の中で唯一生き残ったアイクという男と話をしていた。
ヒグマの血を引く半獣のノルガンは人より耳がいい。彼らは以前仲間だったイヴァンという傭兵の話をしているようだった。
イヴァンは半年ほど前、王都から戻って森を抜ける途中でノルガンが殺した。爪で引き裂いてやった傷は致命傷ではなかったが、誰にも気づかれずに朝まで放置されたせいで血に誘われ集まってきた魔獣たちに生きたまま食い荒らされてその死体はひどい有様だった。
いつもリツにまとわりついては食い物を取り上げたりつまらない雑用や夜番を言いつけて眠らせなかったり、あげくの果てには護衛仲間にどうやってリツを捕まえてその華奢な身体をいたぶり犯してやるかなどと吹聴していた男だ。下種に相応しい当然の死にざまだ。
昨夜死んだドーリもそうだ。イヴァンが死んで代わりに雇われた男は、一見リツに親切そうに見えた。だがあの男も影でリツをたぶらかし傷つけようと企んでいた。
昨夜遭遇したダークグリズリーは通常のグリズリー種が同族食いを繰り返して生まれた変異種だ。その怪力も狂暴さも桁違いであることを知っていたドーリは命惜しさにリツをグリズリーの前に突き飛ばして餌にして、その隙に逃げ出そうとした。
だからノルガンは呆然と地面に這いつくばってグリズリーを見上げていたリツを拾ってやり、ついでにドーリの背中を掴んで魔獣の目と鼻の先に放り投げたのだ。イヴァンと違ってドーリはグリズリーに頭から嚙み砕かれて一瞬で死ねたのだから運がいい。
ノルガンは自分の獲物を他の男に譲る気持ちは毛頭ない。
護衛たちのリーダーだったグラトまでやられてしまったのは予想外だったが、ノルガンにとってリツ以外の人間がどうなろうがどうでもいいことだった。
「おい、聞いているのかこのケダモノが!」
突然間近で怒鳴り声がしてノルガンは視線を落とす。すると四年前に奴隷市で自分を買ったゴダルが唾を飛ばしてノルガンを見上げていた。
「貴様、儂を見下ろすなと言ってるだろう! さっさと儂を荷台に乗せろ! 踏み台がどっかいっちまったんだ!」
ノルガンはゴダルを荷車に乗せ、商隊の男が馬の手綱を掴んで歩き出すのを見る。するとまだブツブツ何かを言っていたゴダルが今度は荷台からリツに向かって怒鳴り始めた。
「おい、リツ! 毛布はどこに積んだんだ!? さっさと持ってこい!」
するとリツが急いで走ってきて荷車に飛び乗り、ガサゴソと荷物をあさる。リツが差し出した毛布を乱暴にひったくるとゴダルは「さっさと降りろ! お前の重さの分、馬が疲れちまう!」と言ってリツを突き飛ばした。
「っ、ひゃっ」
落ちそうになったリツを片手で掴んでそっと地面に降ろしてやる。するとリツがほんの少し目元を赤くして困ったように視線をうろうろさせてから、小さな声で「……ありがとう」と言った。
そのまま自分の隣に並んで歩き出したリツを兜の下から見つめる。
少しうつむいたうなじに赤い痕がついている。昨夜ノルガンが残したものだ。
リツは自分を狙っていた男たちがなぜ次々に死んだのか、その訳を知らない。そして二人とも魔獣に殺されたのだと思っている。
数日前に商隊が村に泊まったあの夜、いつものように食事と酒を持ってきたリツの首筋からドーリの匂いがしたことに思わず腹を立てた。そしてあの晩おどおどと自分を見上げてくるリツがあまりにも愛らしく美味そうで思わずその気になった。
リツも魔獣との戦いの直後で気が高ぶっていたのか、それに口元から酒の匂いもしたからきっと少しばかり酔っていたのだろう。ノルガンと比べるとひどく小さな手を伸ばし、猛る男根に触れてきた。今までずっと我慢してやっていたのに、リツは自らノルガンのテリトリーに入ってきたのだ。だからありがたく喰うことにした。
リツの肉は白く、柔らかく、たまらなく甘かった。滑らかな首筋も、小さく尖った胸の先端も、薄く平らな腹も、そして開かせた足の内側もどこもかしこも甘く、そして身体の中は温かくて熱かった。
一度あの味を知ってしまえばもう他の何も欲しくはなかった。
穢れた森の主の頭蓋を叩き割り、うっとうしい二匹の鼠が死んだ後、真夜中の森に隠れ住む魔獣たちのざわざわとした気配とむせかえるような血の匂いに囲まれた中で再びリツを喰らった。
リツの狭くて小さな後腔に根本まで突き挿れて猛る肉棒を思うさま扱くのは恐ろしく気持ちがよかった。あの薄い腹が膨れてあふれ出てくるほどたっぷりと子種を注いでやるとひどく心が満たされた。
何よりも、泣いて喘いでもう許してほしいと懇願しながらもノルガンを受け入れ、ひくひくと身体を震わせて何度も達するリツがたまらなく可愛らしかった。
今ノルガンの隣を歩いているリツの両足の間には、まだ自分の精液の匂いが残っている。
今夜は恐らく森を出てクルンの村まで行けるだろう。そこで数日前から同行している村の男たちと別れるついでに一晩泊まっていくに違いない。
あの村の外れには小さな小川があったはず。夜になったらそこでリツの身体を洗ってやろう。我慢強いリツは文句ひとつ言わないが、ドーリやグリズリーの死骸の匂いを早く落としたいに違いない。
きっとリツは恥ずかしがるだろうが、顔も髪も指の間まで擦ってやって、両足の間も、あの狭くて窮屈な孔の奥まで指で優しく優しく洗ってやろう。
せっかくの自分の匂いも一緒に消えてしまうのは業腹だが、また付けてやればいいのだ。今度は後ろの孔だけでなくあの愛らしい口にもたっぷりと注ぎ込んでやりたい。柔らかな頬の内側を亀頭で擦られ、喉奥をぬくぬくと突かれて苦しさに涙を浮かべたリツの顔はきっと何よりも可愛いだろう。
「ったく、どいつもこいつも愚図ばかりだ」
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リツが生きていくための居場所と金をきちんと与えている限りは好きにさせておくつもりだったが、さっきゴダルはリツを荷車から突き落そうとした。この男もリツにとっていい雇い主ではなくなってきたように思う。
ふと、リツを連れて二人だけでどこかへ行くのもいいとノルガンは思った。
(ああ、それがいい。そうすればリツに命の危険はなくなるし、リツに金が必要なら俺がどこかに雇われてやってもいい)
首に嵌められた奴隷の証の鉄枷など、その気になれば簡単に引きちぎることができる。そしていつもリツが辛そうな顔をして見ているこの兜とマントも捨ててしまおう。
(そうだ、そうしよう)
「……どうかしましたか……?」
兜の下で思わず目を細めたノルガンを、不思議そうにリツが見上げている。それにわずかに口角を上げてみせると、リツは驚いたようにパッと顔を赤らめてよそを向いてしまった。
(可愛い可愛い俺の獲物。いっそ誰にも見せず触らせないようにどこかに隠してしまおうか)
早く森を抜けて夜になればいい。そして今夜もこの甘く蕩ける柔らかな肉を腹いっぱいに貪り喰らうのだ。そして今度はリツの方からノルガンを欲しがるように、大事に優しくたっぷりと愛してやろう。
ノルガンは喉の奥で低く笑うと、目の前を進む商隊と護衛たちをどう片付けようかと思案した。
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