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虎の店長さんの戸惑いと、ミナミくんの疑問。
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「そういえば」
早くも酒の回ったような赤い顔をしてミナミがニヤリと笑う。
「店長さんってば、さすがプロですよねぇ」
「は? 何がだよ」
「だって、めちゃくちゃ上手いじゃないですか」
ミナミのニヤニヤ笑いが何を指しているのかわかって、呉凱は隣の足を思いっきり踏みつける。
「痛っ! 痛いってば店長さん!」
わざとらしく陽気に笑ってミナミが言った。
「だって、あんなに上手いのって、そんだけ場数踏んでるってことなんでしょ?」
「馬鹿言ってんじゃねぇ」
呉凱は呆れて酔っ払いのたわごとを切り捨てた。そんな呉凱をきょとんとした顔でミナミが見つめる。
「…………そっかぁ、あんな店の店長さんだけど、店長さんはべつにおとこがすきなわけじゃないもんなぁ……」
そしてテーブルにつっぷして、顔だけこっちを見る。酔って赤らんだ随分とだらしのない顔でミナミが言った。
「……てんちょーさんは?」
「あ?」
「てんちょーさんはいないんですか? だれかすきなひと」
「いねぇよ」
「そぉかぁ、もったいないなぁ」
「どういう意味だよ」
だがその問いへの答えは返ってこなかった。ミナミはテーブルに突っ伏したまま自分の腕に頬を預けて目を閉じている。ビールなんぞで酔っぱらえるおめでたいニンゲンの頭を見下ろして、呉凱は先ほどの店でのあれこれを思い返した。
飢えなど一度も知らずに育ってきたであろう傷一つない健やかな身体に散らばったいくつもの鬱血痕。自ら入り口を指で押し開いて、呉凱のモノを呑みこんだその場所。バックから貫かれて艶かしくうねる背中。そして意外なほどかわいらしくて淫らな喘ぎ声。
初めてミナミに『ソープの掟』を教え込んだ時、呉凱はミナミに『こんな淫乱でドスケベな身体してんだ。客がつかねぇはずがねぇ』と言った。それは多分に皮肉をこめていった言葉だったが、全くのウソだったわけではない。
しっとりと手のひらに吸い付くような肌や綺麗に筋肉の乗った身体。掴みがいのある肉付きのいい胸。やけに細くて嗜虐心と征服欲をそそる腰。
フェラも、呉凱の男根をきゅうきゅうと締め付けて熱く蠕動する蜜壷も、全てが最高に良かった。
一体なんの皮肉か、と呉凱は目の前で酔いつぶれているニンゲンの頭を見つめる。
清潔感のある整った顔、時々突拍子もないことを言うが穏やかで当たりのいい性格といかにも育ちの良さそうな物腰。普通にしてれば女にだってさぞモテるだろう。実際にミナミに纏わりついていた女もいたような話をたった今聞いたばかりだ。なのにミナミが求めてやまないのは自身を柔らかく包む女の柔肌ではなく、自分を組み伏せ犯し貫く男根なのだ。因果なもんだ、と呉凱は思う。
ミナミという男は目的のためならどこまでも大胆になれる男だ。それは出会って少ししか経っていない呉凱でも嫌というほど思い知らされた。
男に犯されたいといい、大胆にも本番アリの最底辺のソープなんかに飛び込んできて、散々呉凱を煽ったかと思うと呉凱の男根をくわえ込んで女のように喘いで果てる。
ミナミは元からこんなにも快楽に弱い性質だったのだろうか。良くも悪くもこの世界にすっかり馴染んでしまった呉凱の目にもひどく危うく見えるほど、ミナミの心と身体は快感に恐ろしく素直で従順だった。
今しがた見たばかりの、エアマットの上で呉凱に跨り、こっちを見下ろしていたミナミの姿を思い出す。
ミナミの全身がオスを、呉凱を欲しがって震えていた。そのだらしなく開いた唇が、ツンと上向いた乳首が、揺れる腰といきり勃つ男根が呉凱に「抱いて、犯して」と激しく訴えていた。
あんな顔をいつも客に見せているのなら、たとえマグロだったとしても大層人気が出ることだろう。なのになぜミナミは『本当に客をイかせられてるのか』という愚にもつかないことを不安がっているのだろうか。
客相手では感じない、と言っていた。だから自分のやり方が間違っていないか見て欲しい、と。だが呉凱にしてみればミナミのプレイなど間違いだらけだ。
情熱的なキスや大胆で濃厚なフェラ、そしてこっちがあてられそうになるほどのトロ顔はいい。だが客を気持ちよくさせるよりも自分の快感に溺れてしまうのは落第点もいいとこだ。
客相手ならもっと冷静にやれる、とも言っていたがそれもどこまで本当かはわからない。だがふと呉凱は思い出す。
呉凱との事後、ミナミの目はいつまでも熱にうかされたままのようだった。けれど客が帰った後のミナミはいつもそんな熱など欠片もない顔をして備品の補充のことなんかを気にしていたりする。その差はいったいなんだというのだろうか。
呉凱はうつ伏せたままのミナミの後頭部を見下ろして考える。
(ほんとに、訳わかんねぇ生き物だな、おめーは)
ミナミというニンゲンは、幼いころから貧困や格差社会の中で淘汰されながら生き延びてきたこの街の住人たちとはまるで別世界の、パッと見なんの苦労も知らずにここまで来たような危機感も警戒心も薄い生き物のように見えるが実際はそうでもない。
元の世界で勤めていたというキャバクラで、甘い言葉で客をその気にさせて貢がせるだけ貢がせたキャストと、カモにされたことに気づいて逆上した挙句ナイフでその女を刺そうとした客のいざこざに巻き込まれて殺され、言葉も通じない異世界へ飛ばされてしまったというなかなか重い過去を持つ。そのせいか自分や他人の情動を容易に信じず、特に自分へ向けられる好意を頭から否定する。
そのくせ呉凱のような得体のしれない男をあまりにもあっさりと信用して、今も初めて連れてこられた店で簡単に酔っ払い油断しきった顔で寝落ちしそうになるほど警戒心のないうっかり者だ。
このあまりにもアンバランスな性格こそが『界客』には変わり者が多いと言われる所以なのだろうか、と呉凱は思う。
(もっと気楽に生きればいいのによ)
多分、ミナミのようなどこか不安定なニンゲンを大事に守って愛してくれるオスはこの街にいくらでもいるだろう。後はミナミ自身が心を開けばいいだけだ。
(ほんと、生きづれぇヤツだな、お前)
いきさつはどうであれミナミは二度も肌を重ねた相手で、そして呉凱は親も親しい友人もなくしたこの界客が心の内に隠し持つ悩みや弱味を打ち明けられた唯一の相手なのだろう。だからこそ呉凱はミナミの不器用さがひどく気に掛かるし、どうしても放っておけない。
ふと、酔客たちのざわめきの隙間を縫うようにテレビから聞き覚えのある歌が流れてくる。
――――雨夜花 雨夜花 受風雨吹落地
――――無人看見 毎日怨嗟 花謝落土 不再回
かなり古い歌だが、最近若い歌手がカバーしてまた流行っているらしいと聞いたような気がする。
「きれーなうただね」
てっきり酔いつぶれて寝てしまったと思っていたミナミがふと呟いた。
「そうだな」
呉凱はミナミが残したつみれを口に放り込んでそう相槌を打つ。
どうしてこのニンゲンはもっと小賢しく、器用に生きられないのだろうか。
多分頭はかなりいいはずだ。なのに今ミナミが何より欲しがっている『男に抱かれる快楽』を求める手立てとしては、ミナミがやっていることはまさに児戯に等しい。
ミナミは本当に気づいていないのだろうか。そもそも、客へのサービスの良し悪しを判断して欲しいといいながら、客相手にはしないという、呉凱自身の身体を労わるようなマッサージを無意識のうちに始めるようでは駄目なのだ。あれこそミナミが否定する彼自身の情の深さを表しているような気がして、呉凱は妙に座りの悪さを覚える。
その時、突然テーブルにうつぶせていたミナミの腕の隙間から声が聞こえてきた。
「好きな相手とじゃなきゃ、かぁ……」
ぽろぽろと、やけに頼りなげな声がその唇からこぼれる。
「……俺はさ、ちゃんと俺の方から好きになったヤツでもなきゃ、カレシなんていらないんだよ」
呉凱は黙ってその言葉を聞く。
「…………あれ?」
ふと、思い出したかのようにミナミが呟いた。
「…………じゃ、なんで店長さんとすんの、あんなにきもちーの?」
(そんなの知るか)
ついに穏やかな寝息を立て始めたミナミの頭を睨みつけて、呉凱は残りの酒を一気に飲み干した。
早くも酒の回ったような赤い顔をしてミナミがニヤリと笑う。
「店長さんってば、さすがプロですよねぇ」
「は? 何がだよ」
「だって、めちゃくちゃ上手いじゃないですか」
ミナミのニヤニヤ笑いが何を指しているのかわかって、呉凱は隣の足を思いっきり踏みつける。
「痛っ! 痛いってば店長さん!」
わざとらしく陽気に笑ってミナミが言った。
「だって、あんなに上手いのって、そんだけ場数踏んでるってことなんでしょ?」
「馬鹿言ってんじゃねぇ」
呉凱は呆れて酔っ払いのたわごとを切り捨てた。そんな呉凱をきょとんとした顔でミナミが見つめる。
「…………そっかぁ、あんな店の店長さんだけど、店長さんはべつにおとこがすきなわけじゃないもんなぁ……」
そしてテーブルにつっぷして、顔だけこっちを見る。酔って赤らんだ随分とだらしのない顔でミナミが言った。
「……てんちょーさんは?」
「あ?」
「てんちょーさんはいないんですか? だれかすきなひと」
「いねぇよ」
「そぉかぁ、もったいないなぁ」
「どういう意味だよ」
だがその問いへの答えは返ってこなかった。ミナミはテーブルに突っ伏したまま自分の腕に頬を預けて目を閉じている。ビールなんぞで酔っぱらえるおめでたいニンゲンの頭を見下ろして、呉凱は先ほどの店でのあれこれを思い返した。
飢えなど一度も知らずに育ってきたであろう傷一つない健やかな身体に散らばったいくつもの鬱血痕。自ら入り口を指で押し開いて、呉凱のモノを呑みこんだその場所。バックから貫かれて艶かしくうねる背中。そして意外なほどかわいらしくて淫らな喘ぎ声。
初めてミナミに『ソープの掟』を教え込んだ時、呉凱はミナミに『こんな淫乱でドスケベな身体してんだ。客がつかねぇはずがねぇ』と言った。それは多分に皮肉をこめていった言葉だったが、全くのウソだったわけではない。
しっとりと手のひらに吸い付くような肌や綺麗に筋肉の乗った身体。掴みがいのある肉付きのいい胸。やけに細くて嗜虐心と征服欲をそそる腰。
フェラも、呉凱の男根をきゅうきゅうと締め付けて熱く蠕動する蜜壷も、全てが最高に良かった。
一体なんの皮肉か、と呉凱は目の前で酔いつぶれているニンゲンの頭を見つめる。
清潔感のある整った顔、時々突拍子もないことを言うが穏やかで当たりのいい性格といかにも育ちの良さそうな物腰。普通にしてれば女にだってさぞモテるだろう。実際にミナミに纏わりついていた女もいたような話をたった今聞いたばかりだ。なのにミナミが求めてやまないのは自身を柔らかく包む女の柔肌ではなく、自分を組み伏せ犯し貫く男根なのだ。因果なもんだ、と呉凱は思う。
ミナミという男は目的のためならどこまでも大胆になれる男だ。それは出会って少ししか経っていない呉凱でも嫌というほど思い知らされた。
男に犯されたいといい、大胆にも本番アリの最底辺のソープなんかに飛び込んできて、散々呉凱を煽ったかと思うと呉凱の男根をくわえ込んで女のように喘いで果てる。
ミナミは元からこんなにも快楽に弱い性質だったのだろうか。良くも悪くもこの世界にすっかり馴染んでしまった呉凱の目にもひどく危うく見えるほど、ミナミの心と身体は快感に恐ろしく素直で従順だった。
今しがた見たばかりの、エアマットの上で呉凱に跨り、こっちを見下ろしていたミナミの姿を思い出す。
ミナミの全身がオスを、呉凱を欲しがって震えていた。そのだらしなく開いた唇が、ツンと上向いた乳首が、揺れる腰といきり勃つ男根が呉凱に「抱いて、犯して」と激しく訴えていた。
あんな顔をいつも客に見せているのなら、たとえマグロだったとしても大層人気が出ることだろう。なのになぜミナミは『本当に客をイかせられてるのか』という愚にもつかないことを不安がっているのだろうか。
客相手では感じない、と言っていた。だから自分のやり方が間違っていないか見て欲しい、と。だが呉凱にしてみればミナミのプレイなど間違いだらけだ。
情熱的なキスや大胆で濃厚なフェラ、そしてこっちがあてられそうになるほどのトロ顔はいい。だが客を気持ちよくさせるよりも自分の快感に溺れてしまうのは落第点もいいとこだ。
客相手ならもっと冷静にやれる、とも言っていたがそれもどこまで本当かはわからない。だがふと呉凱は思い出す。
呉凱との事後、ミナミの目はいつまでも熱にうかされたままのようだった。けれど客が帰った後のミナミはいつもそんな熱など欠片もない顔をして備品の補充のことなんかを気にしていたりする。その差はいったいなんだというのだろうか。
呉凱はうつ伏せたままのミナミの後頭部を見下ろして考える。
(ほんとに、訳わかんねぇ生き物だな、おめーは)
ミナミというニンゲンは、幼いころから貧困や格差社会の中で淘汰されながら生き延びてきたこの街の住人たちとはまるで別世界の、パッと見なんの苦労も知らずにここまで来たような危機感も警戒心も薄い生き物のように見えるが実際はそうでもない。
元の世界で勤めていたというキャバクラで、甘い言葉で客をその気にさせて貢がせるだけ貢がせたキャストと、カモにされたことに気づいて逆上した挙句ナイフでその女を刺そうとした客のいざこざに巻き込まれて殺され、言葉も通じない異世界へ飛ばされてしまったというなかなか重い過去を持つ。そのせいか自分や他人の情動を容易に信じず、特に自分へ向けられる好意を頭から否定する。
そのくせ呉凱のような得体のしれない男をあまりにもあっさりと信用して、今も初めて連れてこられた店で簡単に酔っ払い油断しきった顔で寝落ちしそうになるほど警戒心のないうっかり者だ。
このあまりにもアンバランスな性格こそが『界客』には変わり者が多いと言われる所以なのだろうか、と呉凱は思う。
(もっと気楽に生きればいいのによ)
多分、ミナミのようなどこか不安定なニンゲンを大事に守って愛してくれるオスはこの街にいくらでもいるだろう。後はミナミ自身が心を開けばいいだけだ。
(ほんと、生きづれぇヤツだな、お前)
いきさつはどうであれミナミは二度も肌を重ねた相手で、そして呉凱は親も親しい友人もなくしたこの界客が心の内に隠し持つ悩みや弱味を打ち明けられた唯一の相手なのだろう。だからこそ呉凱はミナミの不器用さがひどく気に掛かるし、どうしても放っておけない。
ふと、酔客たちのざわめきの隙間を縫うようにテレビから聞き覚えのある歌が流れてくる。
――――雨夜花 雨夜花 受風雨吹落地
――――無人看見 毎日怨嗟 花謝落土 不再回
かなり古い歌だが、最近若い歌手がカバーしてまた流行っているらしいと聞いたような気がする。
「きれーなうただね」
てっきり酔いつぶれて寝てしまったと思っていたミナミがふと呟いた。
「そうだな」
呉凱はミナミが残したつみれを口に放り込んでそう相槌を打つ。
どうしてこのニンゲンはもっと小賢しく、器用に生きられないのだろうか。
多分頭はかなりいいはずだ。なのに今ミナミが何より欲しがっている『男に抱かれる快楽』を求める手立てとしては、ミナミがやっていることはまさに児戯に等しい。
ミナミは本当に気づいていないのだろうか。そもそも、客へのサービスの良し悪しを判断して欲しいといいながら、客相手にはしないという、呉凱自身の身体を労わるようなマッサージを無意識のうちに始めるようでは駄目なのだ。あれこそミナミが否定する彼自身の情の深さを表しているような気がして、呉凱は妙に座りの悪さを覚える。
その時、突然テーブルにうつぶせていたミナミの腕の隙間から声が聞こえてきた。
「好きな相手とじゃなきゃ、かぁ……」
ぽろぽろと、やけに頼りなげな声がその唇からこぼれる。
「……俺はさ、ちゃんと俺の方から好きになったヤツでもなきゃ、カレシなんていらないんだよ」
呉凱は黙ってその言葉を聞く。
「…………あれ?」
ふと、思い出したかのようにミナミが呟いた。
「…………じゃ、なんで店長さんとすんの、あんなにきもちーの?」
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