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Ⅴ エルフの恋も信心から 編
ファンクラブ解散
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すると固まってる俺をよそにラカンがキラキラ声の彼女たちを見て言った。
「あんたら、こいつのファンか」
「え、あ、そう、そうなんですぅ」
一番声のデカイ先頭の子がそう答える。するとラカンは「そうか」と言って自分のジョッキを持って突然立ち上がった。
「ならここ座れよ。食い物屋で立ったまま騒いでちゃ迷惑だろう」
え、すごい、どうしたんだ。ラカンがものすごくまともなことを言っている。という驚きでうっかり流してしまいそうになったけど、ラカン、もしかしてその席を譲ろうとしてるのか? そしてどこか行っちゃうのか?
ものすごくショックだった。ショックすぎて何も言えなかった。
キンキラ声の女の子が「ええ~~~ありがとうございますぅ~~」とかなんとか言って俺の正面の席に回った瞬間、ラカンが誰もいなくなった俺の隣にパッと動いて突然俺の首根っこを掴んで引っ張り上げた。
「じゃあ、こいつは貰っていくな」
「は?」
この場合の「は?」は俺と女の子と隣で阿呆ヅラしているレンだった。
俺はそのままラカンに隣のテーブル、つまりさっき巨獣退治から戻ってきたばかりの岩みたいな重戦士のおっさんとやたらマッチョな魔導士と超絶無表情な僧侶たちの中にぽいっ、と放り投げられた。いや、座らされた。
「オラ、もっと詰めろ」
「あのなぁ、向こう側に座ればいいだろうが」
この店はどのテーブルも椅子がベンチで、俺の隣に無理矢理割り込もうとするラカンに押し出された魔導士が文句をいいつつ反対側に移動する。
「お前、飯は食ったのか」
「え、ま、まだだが」
「ちゃんと毎日肉を食えと言っただろうが」
そう言ってラカンが、骨付き肉の大皿からでっかい塊を一つ取って俺に押し付けた。今まさにそれを取ろうとしていた髭の重戦士の太い眉が悲しそうに下がる。
「いや、これはあの人の……」
俺が慌てて返そうとすると髭は重々しく首を振って言った。
「……いや、それは君が食べなさい。いっぱい喰わなけりゃ大きくなれん」
…………俺を育ち盛りの子どもか何かと勘違いしてるんだろうか。
俺たち森のエルフの掟に『森を守る神の巨熊から譲られた獲物は残さず全部食べるのが礼儀だ』というものがある。そしてこの髭の人も熊っぽく見えなくもない。
なので精一杯その肉の塊にかぶりつこうとした時に、隣の席からレンの慌てたような声が飛んできた。
「いやいやいやいや、え、なにこの展開?」
「なんだ。そいつらお前のファンなんだろう? ゆっくりファンの集いでもなんでもやれよ」
あっけらかんとした口調でラカンが言う。それでもレンがまだ何か言おうと首を伸ばしてこっちを見てる気配がしたけど、ラカンの巨体に遮られて俺からはよく見えなかった。
「ちょっとラカン、こっちもまだ話の途中だったんだけど?」
リナルアが怒ったように片手を腰に当てて言う。けれどラカンが「巨獣から獲った魔石はギルドに置いて来たぜ。初めて見る色だからって中央都市に鑑定に出すとか言ってたな」と言うなり猛スピードで店を飛び出していった。
え、ラカンとしゃべりたかったんじゃなかったのか? いいの?
「やれやれ、こっちにも肉を寄越せ」
そう言って別の大皿に手を伸ばしたラカンを遮る声がまだあった。
「あ、あの……っ! 私たちアドルティスさんとお話が……」
けどその声は途中で途切れた。
「………………あぁ?」
腹を空かせた鬼に睨まれて、女の子たちが脱兎のごとく逃げ出していく。そしてレンも肩をすくめると、俺に手を振って店を出ていった。
そこへ串焼きの大皿を持ってテーブルにやって来た店の大将がケッ、と鼻を鳴らす。
「やれやれ、やっと静かになったな」
「迷惑してんなら追い出せ。こいつだって困ってただろうが」
ラカンが不機嫌そうな声で言うと、大将は「そう言うならちゃんとアンタが番をしてな」と言って東酒の壺をドン、とラカンの前に置いた。
え、ラカンの言う「こいつ」ってもしかして俺のことか? いや、それは完全に大将とばっちりだろう。なんとなく申し訳なくて大将に頭を下げると「たくさん食いな」とラカンたちと同じようなことを言って厨房に戻っていった。
それから今回の討伐の報酬について話し始めた彼らの間で肉を食べながら、俺はこっそり隣のラカンを盗み見る。
はー、ホンモノだ。ホンモノのラカンだ。席が向かいじゃないと顔が見にくいけど、でも隣だと大きな身体がすごく近くてドキドキする。
そのままチラチラ隣を見ながら黙々と食べていると、鋭い牙で肉を噛みちぎったラカンが突然こっちを見下ろして言った。
「…………お前、あんまこっち見んなよ」
「え……えっ!?」
「気づかないわけねぇだろ。顔に穴が開きそうだ」
「…………そ、そうか。すまない」
うわ、恥ずかしいな。バレバレだったのか。途端に顔が熱くなる。
他のメンバーたちがガツガツと食べているのをよそに、俺はなんとか理性を振り絞ってラカンに聞いた。
「急いで帰ってきたんだって?」
「ああ。今回の討伐依頼で七日間、その前の護衛仕事で六日間。ぶっ続けだったからな。さすがに屋根とベッドが恋しいぜ」
そう言ってラカンが喉を鳴らして大きなジョッキのエールを飲み干した。
そうだった。そういえば前回俺と一緒に受けた護衛の仕事が終わってダナンの街に戻ってきた途端にラカンに緊急討伐の指名依頼が入ったんだった。その間ずっと野宿だったわけだし、そりゃ疲れるよな。
俺の好きって気持ちをラカンが受け止めてくれて、もう頭がふっとぶようなすごいセックスをして、それからすぐにギルドからラカンと一緒に護衛の仕事が入った。
六日間ずっとラカンと一緒にいられてとっても嬉しかったが、他にも依頼を受けた冒険者が一緒で預かってる荷物や護衛すべき商人たちも一緒じゃ、そうそう二人っきりにはなれない。
だからダナンに戻ってこれたあの晩、この店で久し振りにラカンと二人になれてすごく嬉しかった。おまけにラカンが珍しく優しくて俺に木苺の酒まで頼んでくれて、もしかしてこの後また俺の部屋に来てくれないかな、って密かに期待してた。
でも食べてる途中に討伐依頼が入ってラカンはここにいるメンバーたちと一緒にギルドに戻ってしまって、俺は一人で下宿に帰ったんだ。
あの時はやけに荷物も足も重く感じられて、この街で一番落ちつくはずの自分の部屋が妙に広くて静かすぎるように思ったのを覚えている。
嬉しい。ラカンに会えてすごく嬉しい。
ラカンも少しはそう思ってくれてるかな?
………………いや、すごく普通だな。ものすごくいつも通りに一心不乱に肉を食ってエールを飲んでいる。
会えなくてさみしいなんて思ってたのは俺だけだったようで、なんだか急にすごく恥ずかしくなってしまった。
「あんたら、こいつのファンか」
「え、あ、そう、そうなんですぅ」
一番声のデカイ先頭の子がそう答える。するとラカンは「そうか」と言って自分のジョッキを持って突然立ち上がった。
「ならここ座れよ。食い物屋で立ったまま騒いでちゃ迷惑だろう」
え、すごい、どうしたんだ。ラカンがものすごくまともなことを言っている。という驚きでうっかり流してしまいそうになったけど、ラカン、もしかしてその席を譲ろうとしてるのか? そしてどこか行っちゃうのか?
ものすごくショックだった。ショックすぎて何も言えなかった。
キンキラ声の女の子が「ええ~~~ありがとうございますぅ~~」とかなんとか言って俺の正面の席に回った瞬間、ラカンが誰もいなくなった俺の隣にパッと動いて突然俺の首根っこを掴んで引っ張り上げた。
「じゃあ、こいつは貰っていくな」
「は?」
この場合の「は?」は俺と女の子と隣で阿呆ヅラしているレンだった。
俺はそのままラカンに隣のテーブル、つまりさっき巨獣退治から戻ってきたばかりの岩みたいな重戦士のおっさんとやたらマッチョな魔導士と超絶無表情な僧侶たちの中にぽいっ、と放り投げられた。いや、座らされた。
「オラ、もっと詰めろ」
「あのなぁ、向こう側に座ればいいだろうが」
この店はどのテーブルも椅子がベンチで、俺の隣に無理矢理割り込もうとするラカンに押し出された魔導士が文句をいいつつ反対側に移動する。
「お前、飯は食ったのか」
「え、ま、まだだが」
「ちゃんと毎日肉を食えと言っただろうが」
そう言ってラカンが、骨付き肉の大皿からでっかい塊を一つ取って俺に押し付けた。今まさにそれを取ろうとしていた髭の重戦士の太い眉が悲しそうに下がる。
「いや、これはあの人の……」
俺が慌てて返そうとすると髭は重々しく首を振って言った。
「……いや、それは君が食べなさい。いっぱい喰わなけりゃ大きくなれん」
…………俺を育ち盛りの子どもか何かと勘違いしてるんだろうか。
俺たち森のエルフの掟に『森を守る神の巨熊から譲られた獲物は残さず全部食べるのが礼儀だ』というものがある。そしてこの髭の人も熊っぽく見えなくもない。
なので精一杯その肉の塊にかぶりつこうとした時に、隣の席からレンの慌てたような声が飛んできた。
「いやいやいやいや、え、なにこの展開?」
「なんだ。そいつらお前のファンなんだろう? ゆっくりファンの集いでもなんでもやれよ」
あっけらかんとした口調でラカンが言う。それでもレンがまだ何か言おうと首を伸ばしてこっちを見てる気配がしたけど、ラカンの巨体に遮られて俺からはよく見えなかった。
「ちょっとラカン、こっちもまだ話の途中だったんだけど?」
リナルアが怒ったように片手を腰に当てて言う。けれどラカンが「巨獣から獲った魔石はギルドに置いて来たぜ。初めて見る色だからって中央都市に鑑定に出すとか言ってたな」と言うなり猛スピードで店を飛び出していった。
え、ラカンとしゃべりたかったんじゃなかったのか? いいの?
「やれやれ、こっちにも肉を寄越せ」
そう言って別の大皿に手を伸ばしたラカンを遮る声がまだあった。
「あ、あの……っ! 私たちアドルティスさんとお話が……」
けどその声は途中で途切れた。
「………………あぁ?」
腹を空かせた鬼に睨まれて、女の子たちが脱兎のごとく逃げ出していく。そしてレンも肩をすくめると、俺に手を振って店を出ていった。
そこへ串焼きの大皿を持ってテーブルにやって来た店の大将がケッ、と鼻を鳴らす。
「やれやれ、やっと静かになったな」
「迷惑してんなら追い出せ。こいつだって困ってただろうが」
ラカンが不機嫌そうな声で言うと、大将は「そう言うならちゃんとアンタが番をしてな」と言って東酒の壺をドン、とラカンの前に置いた。
え、ラカンの言う「こいつ」ってもしかして俺のことか? いや、それは完全に大将とばっちりだろう。なんとなく申し訳なくて大将に頭を下げると「たくさん食いな」とラカンたちと同じようなことを言って厨房に戻っていった。
それから今回の討伐の報酬について話し始めた彼らの間で肉を食べながら、俺はこっそり隣のラカンを盗み見る。
はー、ホンモノだ。ホンモノのラカンだ。席が向かいじゃないと顔が見にくいけど、でも隣だと大きな身体がすごく近くてドキドキする。
そのままチラチラ隣を見ながら黙々と食べていると、鋭い牙で肉を噛みちぎったラカンが突然こっちを見下ろして言った。
「…………お前、あんまこっち見んなよ」
「え……えっ!?」
「気づかないわけねぇだろ。顔に穴が開きそうだ」
「…………そ、そうか。すまない」
うわ、恥ずかしいな。バレバレだったのか。途端に顔が熱くなる。
他のメンバーたちがガツガツと食べているのをよそに、俺はなんとか理性を振り絞ってラカンに聞いた。
「急いで帰ってきたんだって?」
「ああ。今回の討伐依頼で七日間、その前の護衛仕事で六日間。ぶっ続けだったからな。さすがに屋根とベッドが恋しいぜ」
そう言ってラカンが喉を鳴らして大きなジョッキのエールを飲み干した。
そうだった。そういえば前回俺と一緒に受けた護衛の仕事が終わってダナンの街に戻ってきた途端にラカンに緊急討伐の指名依頼が入ったんだった。その間ずっと野宿だったわけだし、そりゃ疲れるよな。
俺の好きって気持ちをラカンが受け止めてくれて、もう頭がふっとぶようなすごいセックスをして、それからすぐにギルドからラカンと一緒に護衛の仕事が入った。
六日間ずっとラカンと一緒にいられてとっても嬉しかったが、他にも依頼を受けた冒険者が一緒で預かってる荷物や護衛すべき商人たちも一緒じゃ、そうそう二人っきりにはなれない。
だからダナンに戻ってこれたあの晩、この店で久し振りにラカンと二人になれてすごく嬉しかった。おまけにラカンが珍しく優しくて俺に木苺の酒まで頼んでくれて、もしかしてこの後また俺の部屋に来てくれないかな、って密かに期待してた。
でも食べてる途中に討伐依頼が入ってラカンはここにいるメンバーたちと一緒にギルドに戻ってしまって、俺は一人で下宿に帰ったんだ。
あの時はやけに荷物も足も重く感じられて、この街で一番落ちつくはずの自分の部屋が妙に広くて静かすぎるように思ったのを覚えている。
嬉しい。ラカンに会えてすごく嬉しい。
ラカンも少しはそう思ってくれてるかな?
………………いや、すごく普通だな。ものすごくいつも通りに一心不乱に肉を食ってエールを飲んでいる。
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