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Ⅲ 有為転変はエルフの習い 編
黒目蜘蛛の後始末
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それからみんなで必死に蜘蛛の死骸を集めて燃やし始めたところで日が暮れた。ラカンとリナルアが森に延焼しないように見張ってる間に荷運びの男たちが野営の準備をして、俺は一番高い木に登って辺りを哨戒する。
そして夕食の準備が出来た頃、ラカンは荷運びの男と火の番を交代して戻ってきた。
「匂い消し使ってもひどい臭さだな」
そう呟いて鼻の下に塗っていた薄荷草の軟膏をぐい、と拭う。
「もっと薄荷油を濃くした方が良かったか」
俺がそう言うとラカンが「いやいや、これ以上強くしたら鼻の奥が痛くて敵わん」と眉を顰めた。
「ラカンさん、アドルティスさん、肉が焼けましたぜ」
そう言って荷運びの男が炙った肉を渡してくれる。それはこの森に来る途中でラカンが狩ったエルクの肉だった。俺が一切れ食べている間にラカンは焚火の上に渡した鉄の棒に挿して焼いている肉の塊から自分で次々に肉を切り取っては街から持ってきた分厚いパンに挟んで食べている。相変わらずすごい食欲だ。
すごい勢いで食べ物が消えていくラカンの大きな口からちらり、と見える牙に見蕩れながら俺は尋ねた。
「魔石の回収は?」
「まだ死骸が燃え尽きるまでは時間がかかる。それにもう真っ暗だから明日の朝やることにした」
魔獣を倒すと最後に心臓の部分に魔力が圧縮されて魔石ができる。魔獣のランクや大きさによって魔石の質も変わるが、どんな小さなクズ魔石でも何かしら使い道はあるのでそれなりの値段はつくものだ。
魔獣を駆除・討伐した後は必ずその死骸の胸を切り裂いて魔石も回収するが、今回は数が多すぎるのでまとめて焼いた後に焼け残った魔石を拾うことにしたのだ。
「ねぇ、ラカン。女王蜘蛛はあなたが倒したんでしょう? それの魔石はどうしたの?」
ラカンを挟んで反対側に腰を下ろしているリナルアが聞くとラカンは木の椀に注がれたスープを飲みながら目で荷馬車の方を指した。
「わあ、見てもいい!?」
そう言って答えを聞く前に立ち上がって大きな木箱の中を覗き込む。
「さすが。結構大きいわね。黒の中魔石だわ」
今回はギルドからの討伐依頼なので、ここで得た魔石は一旦全部ギルドに収めて鑑定した後、それぞれの功績に応じてメンバーに現物か相応の金額かが渡される。
よい魔石があれば当然高く売れるし、実物なら武器や装備を強化するための材料にもなる。だからリナルアもあんな風に女王蜘蛛の魔石を見て目を爛々とさせているんだろう。
でも女王蜘蛛を倒したのはラカンだから、もし現物支給になるなら一番の所有権はラカンにあるはずだ。そう思いながら木の椀越しに隣を見たけどラカンはあんまりあの魔石には興味がないみたいだった。
まあ本人がなんとも思ってないならいいんだけど……と視線を戻そうとした瞬間、ラカンが気づいてこっちを見る。
「なんだ?」
「なんでもない」
……普通の声だったよな? 今。大丈夫だよな?
あの、まさに天変地異のような一夜からもう四日経ったというのに、正直俺はラカンに対してどう振舞ったらいいのか迷っている。
ちなみに向こうはびっくりするくらい普通だ。本当に以前と全然変わらない。つまりラカンはこないだのアレはなかったことにしてくれているわけだ。
だったら俺はそれに感謝して今まで通りに振舞えばいいだけなのにな。なんでそれができないんだろう。
「アドルティス?」
急に名前を呼ばれてハッと我に返る。固いパンを噛みちぎりながらこっちを見ているラカンになんとか「なんでもない」って顔を返したら、思いがけないところから俺に向かって声が飛んできた。
「珍しいな、君がぼんやりしてるなんて」
レンがそう言ってなぜか俺の隣にやってきて腰を下ろした。
「疲れたのか?」
「……いや、別に」
なぜか頭の辺りに伸びてきた手を交わして答える。
正直、俺はこの男が少し苦手だ。
俺たちエルフという種族はだいたいみんな他人に触れられるのが好きではない。なのにこの男は元々の癖なのか、やけに立ち位置が近いしスキンシップも多い。それにどういう仕組みかわからないが、いつもやけにあっちこっちキラキラ光っているように見える。髪の毛とか歯とか。
なんとなく落ち着かないのでこいつからはできるだけ離れているようにしてるのに、なぜかこうやって近づいてくるのだ。
レンとリナルアは二人とも金髪に青い目のなかなか整った顔立ちをしていて、ダナンでは割と有名な兄妹だ。街にファンも多いし。本人たちも充分それをわかっているのか、駆け出しの冒険者たちに求められて握手してやるくらいには陽気で軽い。「めんどくさい」とひと睨みでファン(?)たちを追っ払ってしまうラカンとはえらい差だ。
中でもレンの方はラカンとも何度かキング級の魔獣の討伐依頼なんかを一緒に請け負った仲間らしい。レンがそう教えてくれた。
ラカンの友人ならあんまり邪険にしては駄目だろう、と俺にしては珍しく気を遣ってるのでなかなか疲れる。
それでもやっぱり性格的に合わないもんは合わない。隣から一方的に話し掛けてくるレンからどうやって逃げ出そうかと考えていると、不意にラカンが立ち上がって言った。
「火の番、交代してくるな」
「俺も行く」
これ幸いとラカンにくっついて避難する。そして燃え盛る黒目蜘蛛の死骸を見張っていた荷運びの男に食事を摂ってくるよう言って二人で巨大な焚火を見守った。
「確かにひどい匂いだな」
「燃やすと余計にな」
俺はポケットから薄荷油を練り込んだ軟膏を取り出した。
「ラカン、使うか?」
これを鼻の下に塗ると薄荷の強い刺激臭で魔獣の臭い匂いを誤魔化すことができるのだ。だけどラカンは首を振って「いい」と言った。
「火とこいつの匂いに惹かれて新手が来ないとも限らん」
「そうか」
多分鼻が利かないのを嫌ったのだろう。エルフと同じかそれ以上に鋭い嗅覚や聴覚を持つ鬼人のラカンにとっては大事なことなんだと思う。
軟膏をしまってラカンの隣に立ってごうごうと燃える火を見つめる。
仕事やなんかで外にいる時にラカンと二人っきりになれるのはすごく運のいいことだけど、大抵こうやって特に話すこともなく黙ってることが多い。お互い話題豊富という性格ではないからな。
でも気まずいとか困るとか思ったことは一度もない。それどころか黙って隣にいるラカンの吐く息や心臓の鼓動やちょっと身じろいだ時の衣擦れの音なんかに耳を澄ませている時間がとても好きだ。
できることならラカンもこうして黙ってる時間を苦に思ってないといいのだけれけど。
そして夕食の準備が出来た頃、ラカンは荷運びの男と火の番を交代して戻ってきた。
「匂い消し使ってもひどい臭さだな」
そう呟いて鼻の下に塗っていた薄荷草の軟膏をぐい、と拭う。
「もっと薄荷油を濃くした方が良かったか」
俺がそう言うとラカンが「いやいや、これ以上強くしたら鼻の奥が痛くて敵わん」と眉を顰めた。
「ラカンさん、アドルティスさん、肉が焼けましたぜ」
そう言って荷運びの男が炙った肉を渡してくれる。それはこの森に来る途中でラカンが狩ったエルクの肉だった。俺が一切れ食べている間にラカンは焚火の上に渡した鉄の棒に挿して焼いている肉の塊から自分で次々に肉を切り取っては街から持ってきた分厚いパンに挟んで食べている。相変わらずすごい食欲だ。
すごい勢いで食べ物が消えていくラカンの大きな口からちらり、と見える牙に見蕩れながら俺は尋ねた。
「魔石の回収は?」
「まだ死骸が燃え尽きるまでは時間がかかる。それにもう真っ暗だから明日の朝やることにした」
魔獣を倒すと最後に心臓の部分に魔力が圧縮されて魔石ができる。魔獣のランクや大きさによって魔石の質も変わるが、どんな小さなクズ魔石でも何かしら使い道はあるのでそれなりの値段はつくものだ。
魔獣を駆除・討伐した後は必ずその死骸の胸を切り裂いて魔石も回収するが、今回は数が多すぎるのでまとめて焼いた後に焼け残った魔石を拾うことにしたのだ。
「ねぇ、ラカン。女王蜘蛛はあなたが倒したんでしょう? それの魔石はどうしたの?」
ラカンを挟んで反対側に腰を下ろしているリナルアが聞くとラカンは木の椀に注がれたスープを飲みながら目で荷馬車の方を指した。
「わあ、見てもいい!?」
そう言って答えを聞く前に立ち上がって大きな木箱の中を覗き込む。
「さすが。結構大きいわね。黒の中魔石だわ」
今回はギルドからの討伐依頼なので、ここで得た魔石は一旦全部ギルドに収めて鑑定した後、それぞれの功績に応じてメンバーに現物か相応の金額かが渡される。
よい魔石があれば当然高く売れるし、実物なら武器や装備を強化するための材料にもなる。だからリナルアもあんな風に女王蜘蛛の魔石を見て目を爛々とさせているんだろう。
でも女王蜘蛛を倒したのはラカンだから、もし現物支給になるなら一番の所有権はラカンにあるはずだ。そう思いながら木の椀越しに隣を見たけどラカンはあんまりあの魔石には興味がないみたいだった。
まあ本人がなんとも思ってないならいいんだけど……と視線を戻そうとした瞬間、ラカンが気づいてこっちを見る。
「なんだ?」
「なんでもない」
……普通の声だったよな? 今。大丈夫だよな?
あの、まさに天変地異のような一夜からもう四日経ったというのに、正直俺はラカンに対してどう振舞ったらいいのか迷っている。
ちなみに向こうはびっくりするくらい普通だ。本当に以前と全然変わらない。つまりラカンはこないだのアレはなかったことにしてくれているわけだ。
だったら俺はそれに感謝して今まで通りに振舞えばいいだけなのにな。なんでそれができないんだろう。
「アドルティス?」
急に名前を呼ばれてハッと我に返る。固いパンを噛みちぎりながらこっちを見ているラカンになんとか「なんでもない」って顔を返したら、思いがけないところから俺に向かって声が飛んできた。
「珍しいな、君がぼんやりしてるなんて」
レンがそう言ってなぜか俺の隣にやってきて腰を下ろした。
「疲れたのか?」
「……いや、別に」
なぜか頭の辺りに伸びてきた手を交わして答える。
正直、俺はこの男が少し苦手だ。
俺たちエルフという種族はだいたいみんな他人に触れられるのが好きではない。なのにこの男は元々の癖なのか、やけに立ち位置が近いしスキンシップも多い。それにどういう仕組みかわからないが、いつもやけにあっちこっちキラキラ光っているように見える。髪の毛とか歯とか。
なんとなく落ち着かないのでこいつからはできるだけ離れているようにしてるのに、なぜかこうやって近づいてくるのだ。
レンとリナルアは二人とも金髪に青い目のなかなか整った顔立ちをしていて、ダナンでは割と有名な兄妹だ。街にファンも多いし。本人たちも充分それをわかっているのか、駆け出しの冒険者たちに求められて握手してやるくらいには陽気で軽い。「めんどくさい」とひと睨みでファン(?)たちを追っ払ってしまうラカンとはえらい差だ。
中でもレンの方はラカンとも何度かキング級の魔獣の討伐依頼なんかを一緒に請け負った仲間らしい。レンがそう教えてくれた。
ラカンの友人ならあんまり邪険にしては駄目だろう、と俺にしては珍しく気を遣ってるのでなかなか疲れる。
それでもやっぱり性格的に合わないもんは合わない。隣から一方的に話し掛けてくるレンからどうやって逃げ出そうかと考えていると、不意にラカンが立ち上がって言った。
「火の番、交代してくるな」
「俺も行く」
これ幸いとラカンにくっついて避難する。そして燃え盛る黒目蜘蛛の死骸を見張っていた荷運びの男に食事を摂ってくるよう言って二人で巨大な焚火を見守った。
「確かにひどい匂いだな」
「燃やすと余計にな」
俺はポケットから薄荷油を練り込んだ軟膏を取り出した。
「ラカン、使うか?」
これを鼻の下に塗ると薄荷の強い刺激臭で魔獣の臭い匂いを誤魔化すことができるのだ。だけどラカンは首を振って「いい」と言った。
「火とこいつの匂いに惹かれて新手が来ないとも限らん」
「そうか」
多分鼻が利かないのを嫌ったのだろう。エルフと同じかそれ以上に鋭い嗅覚や聴覚を持つ鬼人のラカンにとっては大事なことなんだと思う。
軟膏をしまってラカンの隣に立ってごうごうと燃える火を見つめる。
仕事やなんかで外にいる時にラカンと二人っきりになれるのはすごく運のいいことだけど、大抵こうやって特に話すこともなく黙ってることが多い。お互い話題豊富という性格ではないからな。
でも気まずいとか困るとか思ったことは一度もない。それどころか黙って隣にいるラカンの吐く息や心臓の鼓動やちょっと身じろいだ時の衣擦れの音なんかに耳を澄ませている時間がとても好きだ。
できることならラカンもこうして黙ってる時間を苦に思ってないといいのだけれけど。
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