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1章 大いなる力と試練
18話 彩子がもつ無限の力【涙のリオと困惑の静香】
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森羅万象の力を手にした“私”は、あらゆる世界にアクセスすることができる。この力により、“私”の存在はあらゆる場所に溶け込み、混ざり合っている。故に、どこにでも“私”は存在し、すべてを知り、聞き、触れられる。感情はもはやなく、ただ合理性と便利さが支配している。
あらゆる言語を瞬時に理解する能力を持ち、右手で源頼朝を翻弄しながら、同時に左手でクレオパトラによからぬことを囁くことも可能である。この感覚は、すべてが同時に存在し操作できるというものだ。
“私”は今、地球を見ている。地球についてもよく知っている、私”の生まれ育った星。
リオはふと思った。「ここはわたしの生まれ育った星?」違う。リオは即座にその思考を否定した。「わたしは、リオ。かわいい精霊よ!」森羅万象に飲み込まれ、一体となっているリオは、このままではリオとしての自分を失ってしまうのではないかと不安になった。
リオの目の前では、指輪だった頃の懐かしい世界が走馬灯のように流れている。すると、突然、リオとリオの周りの空間が凄まじい勢いで回り出した。気がつけばリオは先ほどとは別の場所にいた。しかし、見知らぬ場所ではなく、静香がいる世界だった。
リオがミリディアの後継者探しの旅に再び出た後の世界だった。
リオは、彩子の森羅万象の力により、リオと静香がかつて暮らしていた世界にやってきたのだ。そこは、リオが静香と過ごした懐かしい世界だった。
“私”はこの星を見続けている。星のあらゆる世界や場所にアクセスし、情報を得ている。この星の言語はすべて知っているし、今この瞬間も新しい言語を習得しているところだ。この力により、より詳しくこの世界の技術や能力が理解できるようになった。
“私”は空間に呪文を唱えると、そこに新たな人の形を作っていった。そこには一体の、見目麗しい青年が立っていた。眩しいほど美しい青年で、キラキラしている。“私”はリオの意識を切り離し、そのひと型に入れようとした。しかし、リオが「ちょっと待って」とストップをかけた。
「そのひと型にわたしを入れるつもりなの?」リオの声が響いた。冗談じゃないわよと強い意志となって表に出てきた。今、目の前にある美しいひと型は、美しすぎるのだ。「そんなキラキラした人は、王子様だっていないわよ!」彩子は少し考えると、「しかし異世界では美男美女と決まっている」と言った。(それは、いつの何の記憶なのよ~)と思わず心の中でツッコミを入れてしまった。任せて大丈夫なのか、心配になった。
“私”はリオの反応に驚いたが、リオの心の声を無視できなかった。リオが望むのは、普通でいいから、人間として不自由なく生きていける肉体なのだ。リオは、静香との繋がりを大切にしながら、新たな道を進もうとしている。
「リオ、おまえの意思を尊重したい。だから、このひと型は普通にしよう。」私の声は落ち着いていた。ホッとしながらも、リオは間違いがないように「スクリーンを見て。普通とはあんな感じよ」と言った。
“私”は頷き、そしてリオをひと型に入れる準備を始めた。問題は“私”にもリオをひと型にしたとき、どんな影響が出るかわからないことだ。一番考えられるのは、記憶の混濁か記憶の欠落。リオもそれはよくわかっているだろうが、何も言わない。そして、これが彩子とリオの別れになることも、リオはよくわかっていた。周囲の空間が再び揺らぎ、リオの意識がひと型へと吸い込まれていく。
その瞬間、リオの心の中で静香の存在が鮮やかに浮かび上がった。彼女の笑顔、温もり、そして彼女との約束。すべてがリオを支えている。リオは、自分がリオであることを忘れないよう、強く意志を固めた。
空間の中で、リオはひと型へと移行しながらも、静香との絆を感じ続けていた。リオの心には、彼女と共にある未来が明確に描かれている。
「私たちは一緒にいる、どんな形になっても。」リオは心の中で静香に伝えた。彼女の存在が、リオを強くしている。
“私”はその瞬間のリオの意志を感じ取り、これから新たな力を宿した存在としての道を切り開いてくれるだろうと確信した。
リオは、明るい光に包まれながら、静香の部屋の前に立っていた。その扉は、リオにとって非常に特別な場所だった。10年も暮らしていた思い出の場所であり、そこにはたくさんの楽しい瞬間や心の支えが詰まっていた。
静香の部屋があるのは、マンションという建物の中だ。マンション、アパート、一軒家、畳、カーペット、ベッドなど、地球の生活様式が多くこの世界でも、普通のものとして親しまれている。
リオはなぜそれらがここに存在するのか、理由は知らない。ただその場に立ち尽くしていた。しかし、これからなぜ地球に親しみ深いものがあるのか探るのも面白いかもしれないと、少し思った。
それでも今は、目の前の扉を開けることが最優先だった。しかし、リオは迷っていた。リオの頭の中には様々な考えが渦巻いており、どれもがリオが玄関の扉を開けるのをためらわせていた。
「今は私がいなくなってから何年経っているのかしら?静香はまだここにいるの?」リオは不安を抱えながら扉の前を行ったり来たりしていた。
「そもそも、私のことを覚えているのかしら?」と心の中で自問自答していると、突然、彩子の声が耳に響いた。
『リオ、おまえがいなくなってすぐだ。正確には翌日だな』
「ちょっと、見ていたの?まぁ、彩子だから仕方ないけど、急に声をかけないでよ」と少しムッとした気持ちを伝えた。
彩子はその反応に気にする様子もなく、さらりと言った。『静香は中にいる。リオとの別れは、思っていた以上に彼女にショックを与えたらしい。』
その言葉を聞いた瞬間、リオは心の中の迷いが晴れたように感じた。思い出の扉の前で立ち尽くしているだけではなく、静香に会いたいという強い気持ちが湧き上がってきた。リオは、玄関のチャイムを何度も押し始めた。
静香は今日は仕事をする気分ではなかった。仕方がないことなのだと何度も思った。指輪だったルビーナは、自分を作った大魔女の後継者を探していた。静香は後継者にはなれないのだ。それでもルビーナは10年間、静香と一緒にいてくれた。
ルビーナは明るくて、頭も良かった。一緒にいるのは楽しかったし、嬉しかった。けれど静香は知っていた。ルビーナが大魔女の遺言を果たせず、悩んでいることを。だから、後継者を探す旅を再開するよう勧めたのだが――。
「はぁ~、こんなにショックなんて……」
何もやる気が起こらない。食事も喉を通らないとため息をついた静香に、しつこく鳴らされる玄関のチャイム。
「うるさい!いい加減にして!こんな時に誰よ!」
文句を言いつつ扉を開けると、そこには泣きそうな顔をした青年が立っていた。
「えーと、どちら様ですか?」
とりあえず静香は聞いてみた。青年は何も言わず静香の顔を見て、泣き出した。
静香は慌てて言った。
「いや、泣かれても……誰なんです?家に何の用なんですか?」
泣きながら青年は答えた。
「わたしよぉ~、ルビーナよぉ」
「わかんないの?ねぇ、私がわかんないのぉ」
と言って、また泣き出した。
ルビーナは指輪だ。それでも、静香にとってかけがえのない大切な存在だった。それを汚されたような気がして、静香は腹が立った。
「ふざけないで!」
大きな声で怒鳴る静香に、オロオロし始めた青年――リオを、仕方なく彩子がフォローしたのだった。
思わず怒鳴ってしまった静香は、その瞬間、自分たちの周りの空間が、時が止まったように固まったことに気づいた。
何が起こっている? 静香は、息だけはできることを冷静に深呼吸をして確認し、そっと目だけを動かして状況を見た。何かいる。けれど、それが何かはわからない。その得体の知れない何かが恐ろしかった。
間延びしたような声が聞こえた。
「ちょっとぉ~、静香が怖がってるでしょぉ。彩子ぉ~」
その声に、静香は思わず叫んだ。
「ルビーナ? え? ウソ。」
静香はパニックに陥っていた。得体の知れない何かの気配が薄くなったと同時に、頭の中に声が響いた。
『ここでは話にならない。とりあえずお前の部屋に行くぞ、静香』
その言葉が終わらないうちに、静香と青年は静香の部屋の中にいた。
あらゆる言語を瞬時に理解する能力を持ち、右手で源頼朝を翻弄しながら、同時に左手でクレオパトラによからぬことを囁くことも可能である。この感覚は、すべてが同時に存在し操作できるというものだ。
“私”は今、地球を見ている。地球についてもよく知っている、私”の生まれ育った星。
リオはふと思った。「ここはわたしの生まれ育った星?」違う。リオは即座にその思考を否定した。「わたしは、リオ。かわいい精霊よ!」森羅万象に飲み込まれ、一体となっているリオは、このままではリオとしての自分を失ってしまうのではないかと不安になった。
リオの目の前では、指輪だった頃の懐かしい世界が走馬灯のように流れている。すると、突然、リオとリオの周りの空間が凄まじい勢いで回り出した。気がつけばリオは先ほどとは別の場所にいた。しかし、見知らぬ場所ではなく、静香がいる世界だった。
リオがミリディアの後継者探しの旅に再び出た後の世界だった。
リオは、彩子の森羅万象の力により、リオと静香がかつて暮らしていた世界にやってきたのだ。そこは、リオが静香と過ごした懐かしい世界だった。
“私”はこの星を見続けている。星のあらゆる世界や場所にアクセスし、情報を得ている。この星の言語はすべて知っているし、今この瞬間も新しい言語を習得しているところだ。この力により、より詳しくこの世界の技術や能力が理解できるようになった。
“私”は空間に呪文を唱えると、そこに新たな人の形を作っていった。そこには一体の、見目麗しい青年が立っていた。眩しいほど美しい青年で、キラキラしている。“私”はリオの意識を切り離し、そのひと型に入れようとした。しかし、リオが「ちょっと待って」とストップをかけた。
「そのひと型にわたしを入れるつもりなの?」リオの声が響いた。冗談じゃないわよと強い意志となって表に出てきた。今、目の前にある美しいひと型は、美しすぎるのだ。「そんなキラキラした人は、王子様だっていないわよ!」彩子は少し考えると、「しかし異世界では美男美女と決まっている」と言った。(それは、いつの何の記憶なのよ~)と思わず心の中でツッコミを入れてしまった。任せて大丈夫なのか、心配になった。
“私”はリオの反応に驚いたが、リオの心の声を無視できなかった。リオが望むのは、普通でいいから、人間として不自由なく生きていける肉体なのだ。リオは、静香との繋がりを大切にしながら、新たな道を進もうとしている。
「リオ、おまえの意思を尊重したい。だから、このひと型は普通にしよう。」私の声は落ち着いていた。ホッとしながらも、リオは間違いがないように「スクリーンを見て。普通とはあんな感じよ」と言った。
“私”は頷き、そしてリオをひと型に入れる準備を始めた。問題は“私”にもリオをひと型にしたとき、どんな影響が出るかわからないことだ。一番考えられるのは、記憶の混濁か記憶の欠落。リオもそれはよくわかっているだろうが、何も言わない。そして、これが彩子とリオの別れになることも、リオはよくわかっていた。周囲の空間が再び揺らぎ、リオの意識がひと型へと吸い込まれていく。
その瞬間、リオの心の中で静香の存在が鮮やかに浮かび上がった。彼女の笑顔、温もり、そして彼女との約束。すべてがリオを支えている。リオは、自分がリオであることを忘れないよう、強く意志を固めた。
空間の中で、リオはひと型へと移行しながらも、静香との絆を感じ続けていた。リオの心には、彼女と共にある未来が明確に描かれている。
「私たちは一緒にいる、どんな形になっても。」リオは心の中で静香に伝えた。彼女の存在が、リオを強くしている。
“私”はその瞬間のリオの意志を感じ取り、これから新たな力を宿した存在としての道を切り開いてくれるだろうと確信した。
リオは、明るい光に包まれながら、静香の部屋の前に立っていた。その扉は、リオにとって非常に特別な場所だった。10年も暮らしていた思い出の場所であり、そこにはたくさんの楽しい瞬間や心の支えが詰まっていた。
静香の部屋があるのは、マンションという建物の中だ。マンション、アパート、一軒家、畳、カーペット、ベッドなど、地球の生活様式が多くこの世界でも、普通のものとして親しまれている。
リオはなぜそれらがここに存在するのか、理由は知らない。ただその場に立ち尽くしていた。しかし、これからなぜ地球に親しみ深いものがあるのか探るのも面白いかもしれないと、少し思った。
それでも今は、目の前の扉を開けることが最優先だった。しかし、リオは迷っていた。リオの頭の中には様々な考えが渦巻いており、どれもがリオが玄関の扉を開けるのをためらわせていた。
「今は私がいなくなってから何年経っているのかしら?静香はまだここにいるの?」リオは不安を抱えながら扉の前を行ったり来たりしていた。
「そもそも、私のことを覚えているのかしら?」と心の中で自問自答していると、突然、彩子の声が耳に響いた。
『リオ、おまえがいなくなってすぐだ。正確には翌日だな』
「ちょっと、見ていたの?まぁ、彩子だから仕方ないけど、急に声をかけないでよ」と少しムッとした気持ちを伝えた。
彩子はその反応に気にする様子もなく、さらりと言った。『静香は中にいる。リオとの別れは、思っていた以上に彼女にショックを与えたらしい。』
その言葉を聞いた瞬間、リオは心の中の迷いが晴れたように感じた。思い出の扉の前で立ち尽くしているだけではなく、静香に会いたいという強い気持ちが湧き上がってきた。リオは、玄関のチャイムを何度も押し始めた。
静香は今日は仕事をする気分ではなかった。仕方がないことなのだと何度も思った。指輪だったルビーナは、自分を作った大魔女の後継者を探していた。静香は後継者にはなれないのだ。それでもルビーナは10年間、静香と一緒にいてくれた。
ルビーナは明るくて、頭も良かった。一緒にいるのは楽しかったし、嬉しかった。けれど静香は知っていた。ルビーナが大魔女の遺言を果たせず、悩んでいることを。だから、後継者を探す旅を再開するよう勧めたのだが――。
「はぁ~、こんなにショックなんて……」
何もやる気が起こらない。食事も喉を通らないとため息をついた静香に、しつこく鳴らされる玄関のチャイム。
「うるさい!いい加減にして!こんな時に誰よ!」
文句を言いつつ扉を開けると、そこには泣きそうな顔をした青年が立っていた。
「えーと、どちら様ですか?」
とりあえず静香は聞いてみた。青年は何も言わず静香の顔を見て、泣き出した。
静香は慌てて言った。
「いや、泣かれても……誰なんです?家に何の用なんですか?」
泣きながら青年は答えた。
「わたしよぉ~、ルビーナよぉ」
「わかんないの?ねぇ、私がわかんないのぉ」
と言って、また泣き出した。
ルビーナは指輪だ。それでも、静香にとってかけがえのない大切な存在だった。それを汚されたような気がして、静香は腹が立った。
「ふざけないで!」
大きな声で怒鳴る静香に、オロオロし始めた青年――リオを、仕方なく彩子がフォローしたのだった。
思わず怒鳴ってしまった静香は、その瞬間、自分たちの周りの空間が、時が止まったように固まったことに気づいた。
何が起こっている? 静香は、息だけはできることを冷静に深呼吸をして確認し、そっと目だけを動かして状況を見た。何かいる。けれど、それが何かはわからない。その得体の知れない何かが恐ろしかった。
間延びしたような声が聞こえた。
「ちょっとぉ~、静香が怖がってるでしょぉ。彩子ぉ~」
その声に、静香は思わず叫んだ。
「ルビーナ? え? ウソ。」
静香はパニックに陥っていた。得体の知れない何かの気配が薄くなったと同時に、頭の中に声が響いた。
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