こけしとなじられ第一王子に婚約破棄された黒髪令嬢、天然第二王子を落とすために策略を練るが君は美しいに心乱されはかどりません!
貴族令嬢ファンヌはセルファート王国第一王子ヴェイロンと婚約していた。
ファンヌは恩人かつ容姿端麗で次期国王筆頭ヴェイロンに心酔しており、婚約発表を心待ちにしていた。
「野暮ったいこけし女と婚約する気はない」
おかっぱの黒髪令嬢だった ファンヌはヴェイロンに深くなじられることになる。
社交場で告げられた婚約破棄の言葉にファンヌは呆然自失となった。
幾多の年が過ぎ、 ファンヌは王国貴族が通うエストリア魔法学園へ入学する。
たゆまぬ努力の結果生徒会長となり、そこで副会長で第二王子のエクセルに笑顔で近づいたのであった。
全てはヴェイロンへ復讐するため、周囲にこけし女と馬鹿にされるようになったこの状況をひっくり返すため。
エクセルをあの手この手で凋落させる、ファンヌ抜きでは生きられないカラダとするため復讐計画を開始するのであった。
「君は美しい、その黒髪は俺を虜にする」
容赦なく挑むつもりであったが、毎日やってくる天然王子のエクセルの褒め殺しにファンヌの思考は崩され、困惑するが、彼女にも維持があった。
「絶対絆されたりしない! 第二王子から求婚させてやる!」
そんな計算高い令嬢と天然王子が繰り広げる婚約頭脳戦(笑)が始まる。
完結まで執筆済 毎日投稿します。
R15は保険です。
ファンヌは恩人かつ容姿端麗で次期国王筆頭ヴェイロンに心酔しており、婚約発表を心待ちにしていた。
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