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番外編・取り違えと運命の人 小話集
200 My Funny Valentine ④
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リカルドは私の腰をしっかりつかむと、肉同士がぶつかるくらい激しく腰を動かし始めた。動物のように四つ足になって、シーツをつかんで、快楽に耐える。気持ちいい。気持ちいいけど、こんなすぐにイッたら駄目。恥ずかしすぎる。でも、どうしても声が出ちゃう。
「あっ……! ああ……! あっ、あっ、あーっ! やあぁぁん!」
「気持ちよくなりたくて、身体開いて、こんな奥まで許しちゃって。ジュリエッタ、俺からすっかりはしたない身体にされちゃった」
動きを少しゆるめたリカルドから、やっぱり意地悪を言われ、膣内が勝手に蠕動し始めていることに気づいた。イク直前の兆候。
「や……やだぁ……」
「こんなにエッチな子は、もうセックスなしじゃすまないよね」
「なしじゃ、だめ……リカルドじゃなきゃだめ……」
私の瞳は涙で潤んで、リカルドがどんな顔をしているのか、もうよく見えない。リカルドは私の耳元で「反則」と囁くと、もう一度リカルドは私の最奥をガツガツ突いて、一緒に気持ちよく達した。
一回愛し合って、私はしばらく意識を飛ばしていたらしい。気づいたら、リカルドが私をにこにこ顔で見つめていた。リカルドらしい、おひさまみたいな笑顔。
「私、リカルドの顔……だいすき……」
「俺、全然ハンサムじゃないのに」
そう言ってリカルドはやっぱりくすくす笑う。
「リカルドの顔を見ると、嬉しくて、いつでもとびきり楽しい気持ちになるの。そんな人は、あなたしかいないのよ」
いわゆるハンサムではないかもしれないけど、大好きな顔なの。そんな想いを込めて、私からキスをすると、ほのかにチョコレートの味がした。甘くて、ほろ苦さが深みを与えてくれて、もっと食べたくなる。
リカルドも同じことを考えていたみたいで、今度はリカルドから咥内を貪られた。私達はいつも、そのままなし崩しに二回戦に突入してしまう。
今度はのんびりした正常位だけれど、ベッドでのリカルドはちょっぴり強引で、やっぱり男の人だなと実感させられる。外ではみんなに対して平等に優しいのに、二人きりの時は独占欲を隠さない。私しか知らない、リカルドの男性的な顔。
身も心もとろとろに溶かされて、かき混ぜられて、じっくりたっぷり愛される。心地よくて、ずっとこうしていたくなっちゃう。
「ジュリエッタ、腰の使い方、上手」
「勝手に動いちゃうの……」
「気持ちよくなりたいもんねえ」
「イキたいんじゃなくて、一緒に気持ちよくなりたいの。伝わる?」
私がそう言うと、リカルドは「わかるよ」と低くつぶやき、微笑んでくれた。
リカルドは無言でつながったまま腰はあまり使わず、手で私の身体のいたるところにゆっくり優しくふれて、キスもたくさん落としてくれた。言葉なんかなくてもとても愛されていると感じて、胸がいっぱいになる。
最後の方はお互いもうほとんど動いていなかったのに、感極まって達してしまった。
「明日も仕事なのに、ジュリエッタが可愛くて、ついやりすぎちゃった」
「も、もう……」
今日はいつもよりもたくさんリカルドに痴態を見せてしまったような気がして、恥ずかしくてたまらない。
「だって、ジュリエッタ、俺が喜びそうなこといっぱい考えてくれてたんだもん。嬉しいに決まってるじゃない」
「それは、リカルドがいつも私が喜ぶこと考えてくれるから、私もしたいんだもの」
「気が合うね!」
リカルドは私の頭を優しく撫で、そのまま髪の毛を弄ぶように手で梳いた。リカルドが好きと言ってくれたから、丁寧に扱うようになった、お気に入りの髪。
「ジュリエッタは、運命の人の座を、俺に一生独占させときなさい」
「私も、リカルドの運命の人の座を、一生独占する……」
私の言葉にリカルドは目を見開くと、次の瞬間優しく微笑んで、耳たぶと唇にキスしてくれた。
「あっ……! ああ……! あっ、あっ、あーっ! やあぁぁん!」
「気持ちよくなりたくて、身体開いて、こんな奥まで許しちゃって。ジュリエッタ、俺からすっかりはしたない身体にされちゃった」
動きを少しゆるめたリカルドから、やっぱり意地悪を言われ、膣内が勝手に蠕動し始めていることに気づいた。イク直前の兆候。
「や……やだぁ……」
「こんなにエッチな子は、もうセックスなしじゃすまないよね」
「なしじゃ、だめ……リカルドじゃなきゃだめ……」
私の瞳は涙で潤んで、リカルドがどんな顔をしているのか、もうよく見えない。リカルドは私の耳元で「反則」と囁くと、もう一度リカルドは私の最奥をガツガツ突いて、一緒に気持ちよく達した。
一回愛し合って、私はしばらく意識を飛ばしていたらしい。気づいたら、リカルドが私をにこにこ顔で見つめていた。リカルドらしい、おひさまみたいな笑顔。
「私、リカルドの顔……だいすき……」
「俺、全然ハンサムじゃないのに」
そう言ってリカルドはやっぱりくすくす笑う。
「リカルドの顔を見ると、嬉しくて、いつでもとびきり楽しい気持ちになるの。そんな人は、あなたしかいないのよ」
いわゆるハンサムではないかもしれないけど、大好きな顔なの。そんな想いを込めて、私からキスをすると、ほのかにチョコレートの味がした。甘くて、ほろ苦さが深みを与えてくれて、もっと食べたくなる。
リカルドも同じことを考えていたみたいで、今度はリカルドから咥内を貪られた。私達はいつも、そのままなし崩しに二回戦に突入してしまう。
今度はのんびりした正常位だけれど、ベッドでのリカルドはちょっぴり強引で、やっぱり男の人だなと実感させられる。外ではみんなに対して平等に優しいのに、二人きりの時は独占欲を隠さない。私しか知らない、リカルドの男性的な顔。
身も心もとろとろに溶かされて、かき混ぜられて、じっくりたっぷり愛される。心地よくて、ずっとこうしていたくなっちゃう。
「ジュリエッタ、腰の使い方、上手」
「勝手に動いちゃうの……」
「気持ちよくなりたいもんねえ」
「イキたいんじゃなくて、一緒に気持ちよくなりたいの。伝わる?」
私がそう言うと、リカルドは「わかるよ」と低くつぶやき、微笑んでくれた。
リカルドは無言でつながったまま腰はあまり使わず、手で私の身体のいたるところにゆっくり優しくふれて、キスもたくさん落としてくれた。言葉なんかなくてもとても愛されていると感じて、胸がいっぱいになる。
最後の方はお互いもうほとんど動いていなかったのに、感極まって達してしまった。
「明日も仕事なのに、ジュリエッタが可愛くて、ついやりすぎちゃった」
「も、もう……」
今日はいつもよりもたくさんリカルドに痴態を見せてしまったような気がして、恥ずかしくてたまらない。
「だって、ジュリエッタ、俺が喜びそうなこといっぱい考えてくれてたんだもん。嬉しいに決まってるじゃない」
「それは、リカルドがいつも私が喜ぶこと考えてくれるから、私もしたいんだもの」
「気が合うね!」
リカルドは私の頭を優しく撫で、そのまま髪の毛を弄ぶように手で梳いた。リカルドが好きと言ってくれたから、丁寧に扱うようになった、お気に入りの髪。
「ジュリエッタは、運命の人の座を、俺に一生独占させときなさい」
「私も、リカルドの運命の人の座を、一生独占する……」
私の言葉にリカルドは目を見開くと、次の瞬間優しく微笑んで、耳たぶと唇にキスしてくれた。
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