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番外編・取り違えと運命の人 小話集
199 My Funny Valentine ③
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「バレンタインの話なんか全然してなかったのに、今日は一緒にお祝いできて、とても嬉しかったな」
「リカルドが来てから行事をいろいろやるようになったし、バレンタイン、リカルドは絶対好きそうだと思って!」
私が元気にそう告げると、リカルドも微笑み返してくれる。
「バレンタインって俺達にぴったりだよ。運命に引き裂かれそうになった恋人達を結婚させてあげていた人にちなんだ日なんだって」
「運命じゃなかったはずの恋を、本物の運命の恋にしてもらった私達にぴったりだね」
「してもらった?」
「そう。自分の力だけでなんとかできたんじゃなくて、みんなの協力があってこそ、今、幸せなんだなあって」
リカルドは私の唇に軽くキスをする。
「ジュリエッタのそういう考え方、好き」
「リカルドが言ってたことだよ。このままじゃすっきりしないから、ルーカさん達にも協力してもらおうって」
「ルーカさんとジュリエッタさんにもまた会いたいよね」
「うん。今度は私達が遊びに行こうね」
「また旅行の計画立てなきゃ」
そんな話をしながら、リカルドはあっというまに私の服も下着も剥いでしまい、自らの纏っているものも全て脱ぎ捨てた。
「耳飾り、とっても似合ってるけど。怪我したら危ないから、外そう」
リカルドにそう言われ、私が身に着けているのはこの耳飾りだけだと気づき、どきどきする。丸裸の方が却って恥ずかしくないかもしれない。リカルドは私の耳から丁寧に耳飾りを外し、サイドテーブルに乗せた。
再び目が合うと、リカルドは私をぎゅっと抱きしめて、唇を奪ってきた。とても情熱的に。
「俺、もう知ってるよ。ジュリエッタが猫好きなこと」
キスが激しくて、あまり息ができなかったから、頭がぼんやりする。リカルドの言わんとするところが、よくわからない。
「? 猫……? 飼いたい、の?」
「んー?」
リカルドは私にベッドで四つん這いになるよう促した。
「うちにはもう、とびきりかわいい猫ちゃんがいるから、充分」
「も、もう……」
意味に気づいて、顔に血が上るのがわかった。
バックはリカルドの顔が見えないから怖かったはずなのに、とても気持ちよくイカされてしまってから、すっかり大好きになってしまった体位。
腿の半ばほどにリカルドは指を滑らせた。ああ。
「ジュリエッタ、蜜がもうこんなところまでたっぷり垂れてるよ。俺を期待して、はしたないね」
リカルドからそう言われて、身体の奥の熱が上がった気がした。
今日のリカルドはちょっぴり意地悪だ。はしたないってなじられて、とても恥ずかしいのに、中が勝手にきゅっと締まって、なんだか気持ちよくなってしまって。そのままリカルドは腿の内側を少しずつ辿り花芽を優しく愛撫したので、私の身体はますます蜜を溢れさせてしまう。おしりをそっと撫で上げられて、思わず声が出た。
「あぁん!」
「鳴き声、可愛い」
「お願い、焦らさないで……なか、きて……」
「わかった」
リカルドはくすくす笑いながら、焦らすような愛撫をやめて、入ってきてくれた。ぐじゅじゅっと下品な音を立てながら、私の中はリカルドの欲望を飲み込む。リカルドの剛直は最近ますます太く硬くなっていて、身体がそのことに悦んでいることがわかって、恥ずかしくて、とっても気持ちがいい。私の中を全て、リカルドで埋めてほしい。
「リカルドが来てから行事をいろいろやるようになったし、バレンタイン、リカルドは絶対好きそうだと思って!」
私が元気にそう告げると、リカルドも微笑み返してくれる。
「バレンタインって俺達にぴったりだよ。運命に引き裂かれそうになった恋人達を結婚させてあげていた人にちなんだ日なんだって」
「運命じゃなかったはずの恋を、本物の運命の恋にしてもらった私達にぴったりだね」
「してもらった?」
「そう。自分の力だけでなんとかできたんじゃなくて、みんなの協力があってこそ、今、幸せなんだなあって」
リカルドは私の唇に軽くキスをする。
「ジュリエッタのそういう考え方、好き」
「リカルドが言ってたことだよ。このままじゃすっきりしないから、ルーカさん達にも協力してもらおうって」
「ルーカさんとジュリエッタさんにもまた会いたいよね」
「うん。今度は私達が遊びに行こうね」
「また旅行の計画立てなきゃ」
そんな話をしながら、リカルドはあっというまに私の服も下着も剥いでしまい、自らの纏っているものも全て脱ぎ捨てた。
「耳飾り、とっても似合ってるけど。怪我したら危ないから、外そう」
リカルドにそう言われ、私が身に着けているのはこの耳飾りだけだと気づき、どきどきする。丸裸の方が却って恥ずかしくないかもしれない。リカルドは私の耳から丁寧に耳飾りを外し、サイドテーブルに乗せた。
再び目が合うと、リカルドは私をぎゅっと抱きしめて、唇を奪ってきた。とても情熱的に。
「俺、もう知ってるよ。ジュリエッタが猫好きなこと」
キスが激しくて、あまり息ができなかったから、頭がぼんやりする。リカルドの言わんとするところが、よくわからない。
「? 猫……? 飼いたい、の?」
「んー?」
リカルドは私にベッドで四つん這いになるよう促した。
「うちにはもう、とびきりかわいい猫ちゃんがいるから、充分」
「も、もう……」
意味に気づいて、顔に血が上るのがわかった。
バックはリカルドの顔が見えないから怖かったはずなのに、とても気持ちよくイカされてしまってから、すっかり大好きになってしまった体位。
腿の半ばほどにリカルドは指を滑らせた。ああ。
「ジュリエッタ、蜜がもうこんなところまでたっぷり垂れてるよ。俺を期待して、はしたないね」
リカルドからそう言われて、身体の奥の熱が上がった気がした。
今日のリカルドはちょっぴり意地悪だ。はしたないってなじられて、とても恥ずかしいのに、中が勝手にきゅっと締まって、なんだか気持ちよくなってしまって。そのままリカルドは腿の内側を少しずつ辿り花芽を優しく愛撫したので、私の身体はますます蜜を溢れさせてしまう。おしりをそっと撫で上げられて、思わず声が出た。
「あぁん!」
「鳴き声、可愛い」
「お願い、焦らさないで……なか、きて……」
「わかった」
リカルドはくすくす笑いながら、焦らすような愛撫をやめて、入ってきてくれた。ぐじゅじゅっと下品な音を立てながら、私の中はリカルドの欲望を飲み込む。リカルドの剛直は最近ますます太く硬くなっていて、身体がそのことに悦んでいることがわかって、恥ずかしくて、とっても気持ちがいい。私の中を全て、リカルドで埋めてほしい。
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