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本編・取り違えと運命の人
022 リカルドの誕生祝い・おまけ ②
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リカルドが嬉々として舐め続けるので、もう、ほんとに好きにさせることにした。愛おしさがあふれてきたので、そっとリカルドの頭をなでる。
「ん?」
リカルドが嬉しそうにこっちを見るので、わしわしとなでまわしてみた。
「俺、ジュリエッタになでられるの、大好き」
「そう?」
「うん。お返しに、すごく気持ちよくしてあげたくなる」
「……うん」
正直、最近、明らかに気持ちよくなってる。最初は、ちょっと痛くて、すごく恥ずかしくて、気持ちいいのかなんて、よくわからなかったのに。
「ジュリエッタ、前より気持ちよさそうな顔になってきてて、俺、すごく嬉しい」
「……うん。気持ちいいよ……」
「やった。俺ばっかり気持ちよくて、申し訳ないなって思ってたんだ」
「気にしなくて、いいのに」
「気にするよ! ジュリエッタのこと気持ちよくしてあげたいし、ジュリエッタの気持ちよさそうな顔、すごく興奮するし!」
「ううう。えっと、とりあえず、もうそんなに痛くないし、気持ちよくなってきてるよ」
「やった!」
リカルド、すごく嬉しそう。そっか、言葉で伝えないとわからないんだ。
リカルドはいつも見るからに気持ちよさそうだし、終わったら気持ちよかったって言うし、わからないことがない。でも、私にはどうだったかなんてわざわざ訊ねないから、伝えなきゃという意識がなかった。なにより、そういう話題、恥ずかしいし。
こういうことだけじゃなくて、基本的にリカルドは文句を言わないし、人のためになにかするのがあたりまえの人だから、私はいつも受け取るばかりで、こちらからの投げかけをちょっとおろそかにしてたなあ、と反省する。
「あ……!」
「やっぱり、ここ好きだよね。最初から、反応よかったし」
ずっと蜜壺ばかり舐めていたリカルドが、花芽を舌で刺激してきた。ちょん、とつつかれるだけで、強い刺激が走る。
「うう、恥ずかしい……」
「恥ずかしがってるジュリエッタ、すごく可愛い」
花芽をなぶられると、どんどん蜜壺が熱くなって、たまらない気持ちになる。
「……リ、リカルド」
「なに?」
「もう……入れて」
「……うん」
リカルドは自身に蜜をまぶし、私の身体を開くようにゆっくりと入ってくる。
「ふー、気持ちいい……」
嘆息し、私の胸に顔をうずめるリカルドが、とても愛おしい。
「うん。私も」
リカルドの頭をなでて、少し勇気を出して続ける。
「リカルド、大好きよ」
私の言葉が予想外だったみたいで、リカルドは一瞬息を止め、顔を上げる。
「そんな殺し文句言われると、俺、すぐ、イッちゃう……」
「いいよ。気持ちよくなってほしいし、なにより、誕生祝いだしね」
リカルドは微妙な表情を浮かべ、斜め上を見、なんだかしばらく男の矜持と戦ってる様子だったけど、意を決したのか、ぼそっとこう言った。
「……お言葉に甘えて」
宣言通り、リカルドはほんとにすぐイッちゃったけど、すごく気持ちよさそうだった。よかった。
これにて、ほんとに、リカルドの誕生祝いの儀は終了したのでした。おしまい。
「ん?」
リカルドが嬉しそうにこっちを見るので、わしわしとなでまわしてみた。
「俺、ジュリエッタになでられるの、大好き」
「そう?」
「うん。お返しに、すごく気持ちよくしてあげたくなる」
「……うん」
正直、最近、明らかに気持ちよくなってる。最初は、ちょっと痛くて、すごく恥ずかしくて、気持ちいいのかなんて、よくわからなかったのに。
「ジュリエッタ、前より気持ちよさそうな顔になってきてて、俺、すごく嬉しい」
「……うん。気持ちいいよ……」
「やった。俺ばっかり気持ちよくて、申し訳ないなって思ってたんだ」
「気にしなくて、いいのに」
「気にするよ! ジュリエッタのこと気持ちよくしてあげたいし、ジュリエッタの気持ちよさそうな顔、すごく興奮するし!」
「ううう。えっと、とりあえず、もうそんなに痛くないし、気持ちよくなってきてるよ」
「やった!」
リカルド、すごく嬉しそう。そっか、言葉で伝えないとわからないんだ。
リカルドはいつも見るからに気持ちよさそうだし、終わったら気持ちよかったって言うし、わからないことがない。でも、私にはどうだったかなんてわざわざ訊ねないから、伝えなきゃという意識がなかった。なにより、そういう話題、恥ずかしいし。
こういうことだけじゃなくて、基本的にリカルドは文句を言わないし、人のためになにかするのがあたりまえの人だから、私はいつも受け取るばかりで、こちらからの投げかけをちょっとおろそかにしてたなあ、と反省する。
「あ……!」
「やっぱり、ここ好きだよね。最初から、反応よかったし」
ずっと蜜壺ばかり舐めていたリカルドが、花芽を舌で刺激してきた。ちょん、とつつかれるだけで、強い刺激が走る。
「うう、恥ずかしい……」
「恥ずかしがってるジュリエッタ、すごく可愛い」
花芽をなぶられると、どんどん蜜壺が熱くなって、たまらない気持ちになる。
「……リ、リカルド」
「なに?」
「もう……入れて」
「……うん」
リカルドは自身に蜜をまぶし、私の身体を開くようにゆっくりと入ってくる。
「ふー、気持ちいい……」
嘆息し、私の胸に顔をうずめるリカルドが、とても愛おしい。
「うん。私も」
リカルドの頭をなでて、少し勇気を出して続ける。
「リカルド、大好きよ」
私の言葉が予想外だったみたいで、リカルドは一瞬息を止め、顔を上げる。
「そんな殺し文句言われると、俺、すぐ、イッちゃう……」
「いいよ。気持ちよくなってほしいし、なにより、誕生祝いだしね」
リカルドは微妙な表情を浮かべ、斜め上を見、なんだかしばらく男の矜持と戦ってる様子だったけど、意を決したのか、ぼそっとこう言った。
「……お言葉に甘えて」
宣言通り、リカルドはほんとにすぐイッちゃったけど、すごく気持ちよさそうだった。よかった。
これにて、ほんとに、リカルドの誕生祝いの儀は終了したのでした。おしまい。
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